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ひびか 教程03「草の基本花型(本勝手)」
本日のお稽古に使った花材はこちら。
![](https://assets.st-note.com/img/1682128670663-2vbQ2quByH.jpg?width=800)
かなりボリューミーな感じで届くので、花材が足りない!ということは、どんなに失敗しても起きそうにありません。
さて、今回はビフォー&アフターをご紹介。前日にYoutubeの動画を見ながらいけたのがこちら。
![](https://assets.st-note.com/img/1682128490375-D7lPgKBdZ7.jpg?width=800)
そして先生に指導していただきながらいけ直したのがこちら。
![](https://assets.st-note.com/img/1682128501969-I75DpCcS01.jpg?width=800)
前日にいけたものはどうにもこうにもやぼったいのです。足元もスッとしない。それをどうやってすっきりさせたものかと思っていたのですが、ある意味簡単でした。葉や花びらを取りのぞいていけばいいのです。なるほどなのですが、初心者の私にはそんな発想はありませんでした。いや、そんなことをしていいものか?と思っていたというほうが正しいです。けれど、ふたを開けてみれば、全然OKだったのでした。
ひびかは実際のいけばなの3分の1くらいの縮尺になるので、常にそれを念頭においていける花材に手を入れる必要があります。そして日の当たる向き、これがとにかく重要です。自然界では当然、日が当たるほうに枝は伸びていきますし、日の当たらない場所の葉は生育が悪くなります。そのあたりも含めて「自然界ではどうかな」を考えつついけていく感じです。たとえば、
枝を使うときは一番先の葉っぱが太陽に向かって広がるように
枝の途中の葉は、特に下側になるものは取り除くように
というようなところです。
そして今日は、「ザ・いけばな」と勝手に思っていた、「枝をためる」という技術を教わりました。「ためる」とは、枝をぐにゃっと好きな方向に曲げることをいいます。枝をためるときのポイントはこちら。
枝の節と節の間を、親指などを使ってゆっくりまげること
節のところを曲げてしまうと折れちゃいます(そして悲鳴が聞こえてきます)
「ザ・いけばな」と常々思っていた「ためる」を初めてやることができて、かなりうれしいお稽古となりました(写真の一番左の枝の違いをみてください!)。これからジャンジャン「ためる」をしてみようと思います。
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