夏休み日記31日目(9/4)
朝7時、新宿。
今日から北陸にいく。ただ詳しいことは何もわかっていない。なぜなら俺はなんにもプランニングをしていないから。普段からプランニングを積極的にする人間ではないが、ここまで何も聞かされていないことはなかなかないので不思議な感じがする。
そもそも今回の旅の面子がまず少し不思議だったりする。予備校時代の繋がりの男3での旅行なのだ。確かに予備校時代はよく喋っていたが大学も別々で、大学に入ってからこれといった合流があったわけでもない。会うのは3年ぶりくらい。ほんとは4人で行くはずだったのだがうち1人が友人の結婚式とブッキングしてしまい来れなくなった。正直、俺は半分そいつに会いに行くみたいな心持ちでいたためちょっとどうしようかなと思ったが、この夏遠出をしていないこと、他2人との旅行がどのような感じになるのかあまり想像できなかったことから参加することに。
新宿からバスに乗り込む。
会った2人の外見が浪人時代と少し変わっていてビビる。そりゃ浪人時代と一緒なわけないか。そしてお前は変わんないなと言われた。それって俺が大学生になって4年も経つのに浪人生みたいって言ってるってことですか！？俺もそう思います。
乗り込んだバスに客が9人くらいしか乗っていなくてウケる。普通の大型バスなのに。まぁ月曜の朝から北陸にいくやつがそんなにたくさんいないのはそうです。
バスの中でひたすらにESを書く。
クソ眠い、徹夜でES書いてきてるから。なのに終わってない。しかもESのみならず課題として作文も書く必要があった。どう考えても作文だけは終わらせてくるのが懸命だが、書く内容が思いつかなくて書けていなかった。しかも作文は手書きだったので、バスの中で手書きの作文を書かなければならない。なかなかにハードな状況だと言えるだろう。
書いた。人生で一番道路のデコボコさと運転手の運転技術に神経をつかった。数百文字書くのに40分くらいかかった。普通に旅行の行きのバスでES書いてる奴嫌だろ。2人ともすみません。
なんとか終わらせて下車。
5時間くらいで目的地についた。
どこやねん。まずはじめに徳川まつりさんが思い浮かんだ。その後ソダシが思い浮かんだ。長野県白馬村というところらしい。どうやら今日はまだ北陸には行かないそうだ。この後どうすんやろと思っていたがどうやら一度荷物を宿に置くらしい。宿の人が送迎に車で送迎にきてくれた。ありがたい。宿といっても大きなところではなく家族で営まれているような小さな宿らしい。俺が助手席で主に宿のお父さんと話していたのだが友人が「○○(筆者の名前)って意外と喋れるんだね」とボソッといったことで俺が頑張って会話を繋いでる人になっちゃった。それを言われると何を言っても俺はもう無理なんよ。
昼食。
宿に荷物を置いた時点で時計は13時を回っていたが何も食べていなかったので昼飯を食べることに。といっても宿の周りは道と木と畑しかなかったのでまた車で送ってもらった。いい人すぎる。どうやら今日は宿泊客が俺達だけらしい。そんなアニメみたいなことあるんや。これアニメだったら幽霊が出る回ですよね。
ということで(？)駅の近くのイタリアンにいった。パスタがうどんみたいな食感だったけどまぁ美味しかった。その後レンタカーを借りて……借りて…？別にどこにいったというわけでもなかった。宿のお父さんには「山が観光スポットだよ」と言われたが山へ行こうという話にはならなかった。なので自然公園みたいなところにいった。そんなに公園という感じでもなかった。草と川だった。こう書くとカスな感じがしますが川とか水がきれいで良かったです。友人2人はひたすらポケモンGOをやっていた。いつの世界線やねん。「ポケモンGO面白い？」と聞いたら「面白いよ！周りもみんなやってる！」と言っていた。どこの世界線やねん。
宿に戻り夕食。
ご飯美味しかった。たくさん種類があってそれをちょっとずつ食べれるのが旅館ならではでいいよなぁと感じる。食堂のBGMが知らない女性シンガーが歌ってる有名曲のカバーアルバムでよかった。その後部屋に戻り、爆睡。前日からほとんど寝てない状況でご飯食べたら眠くなっちゃった。普通に1時間半くらい寝てた。冷静に考えるとヤバい奴すぐる。でも友人は「全然ええよ！」と言ってくれた。どうやら聞いた感じずっとポケモンGOをやっていたらしく、それを聞いたらまぁええかと思った()。その後移動中に仕入れたポテコとお酒でポーカーをやった。楽しかったが流石に12時すぎにはまた眠くなってしまい布団で就寝。
どうやらレンタカーが乗り捨てできないタイプのやつらしく明日の昼には返さなくてはならないらしい。近辺に乗り捨てが出来るタイプのレンタカー屋もなく明日の移動手段が車から電車へ変更になった。果たしてどうなることやら。
次の日に続きます。
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