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はじまりに会いに行く!

「UNISON SQUARE GARDEN Revival live Catcher In The Spy」@ホクト文化ホール

長い!
あとセトリバレあります。(公式からもうセトリ出してるけど、リバイバルなので)
ネタバレ防止タグもつけときますね。




ライブ前(物販並び中)

待ちに待ったライブ。なんのライブでもそうだけど毎回心待ちにして普段の生活のチェックポイント的な存在になっている。

今ライブの予定が結構詰まっているのは「大学生活が終わる前に行けるとこやりたいことやっとこう」と1年生の時に稼いだ貯金をこの春休み中に少し使うことにしたからである。(1年生の私はほぼ大学と家の往復しかしてなかった、娯楽はTVerと筋トレと散歩、お金がかからないもので満足できる素晴らしい感性をもっている)

まあ、予定詰めたはいいものの、欲がでて最近海外旅行に行きたくなっているためそろそろストップしなくてはと思っている。(その前に就活、現在進行系)まあ、やることしっかりやってるからそんくらいは先生、許してよね、

ライブのおかげで出会った友人の影響で色々なものに欲が出てきた。(海外旅行欲はその子の影響)
おかげで文章も最近ポジティブである。
音楽が色々なことから救ってくれた上に音楽による人の縁でポジティブになるきっかけを得ているのだから音楽ありがとうである。

さすがにライブ行きすぎだなと自分でも思っていたが、本当に行って良かったと思う。幸せの過剰摂取も時には必要。

そんな音楽との出会いの入口となった私の中では永遠に伝説のバンド、UNISON SQUARE GARDENのリバイバルライブ、「Catcher In The Spy」に行けることになった。武道館はめちゃくちゃ行きたかったが日程的に行けないため今日20thお祝いムードを吸収していくつもりだ。

なんとこんなにユニゾン好き好き言っているのにユニシティ入ってなかったりグッズは他のアーティストより持ってなかったりする。
そしてワンマンも行ったことがなかった。(抽選が当たらなかったのもあるが)
グッズ買わなくてもライブ行かなくてもずっと聴いてるし本当に変わらず好きだろうなと思える。
なんだかユニシティは社会人になって自分でしっかり稼げるようになってから入りたいという謎のプライドがある。いや、それ以上にユニシティじゃなくても十分大好きだし遠くても最高だしいいかと思ってる自分がいる。
これはたぶんユニゾンの音楽になんだかんだ絶対帰ってきている、ずっと好きだろうという謎の安心感から来ているのかもしれない。
何事もずっと好きな保証がないのが寂しいところではあるけど、変化した先でまた新しい発見があると思うからまあなんだっていいや。好きであれれば、ポジティブであればどんな形でも。虚無より絶対良い。

大学生になり大分ライブ慣れしてやっとこさ初めてのユニゾンワンマンである。もう楽しみすぎて夜しか眠れない。(ライブのために健康第一)

今日は初めてのライブに誘ってくれた先輩も来るらしい。連番ではないが会って開演前はユニゾントークしまくりたい。

ユニゾンのアルバムの中でもCatcher In The Spyが1番と言っても過言ではないほど大好きである。どうやら気持ちの高ぶりが外に現れていたらしく、ライブの前日は友達に「今日テンション高いね」と言われた。溢れ出てしまっている。

どうしよう、ワンマン行ったら沼だよな(定期)、今日狂って帰るんじゃないかな。他のアーティストでも沼ってるけど1番影響受けてるバンドだしなあ。
今日も今日とて物販の前では財布の紐が消えるだろうし、バイト増やそう。就活も勉強頑張ろう。


ライブ直前

社会人になってもライブたくさん行きたい。もう稼ぐ理由、生活費以外は「おいしいもの、音楽、かわいいもの」のためでいい。
…いやそんな手取り多くないだろうしたぶん仕事でいっぱいいっぱいだろうし老後のための貯金も大事か。
まあどっちにしろお金稼げたとしても時間ないと思うから今のうちに節約しながらたおやかな遊びを済ませておこう。

例の初めてライブに誘ってくれた先輩に会った。あと先輩のフォロワーさんとも話した。ちょっと。
私は邦ロック好きと何曜日であれどもつながる勇気がないが、ファン同士の交流の尊さを目の当たりにした。良い、、でもたぶんひとりじゃ無理…先輩すごいや…

ファンアート界隈の方々から素敵なファンアートをいただき、ニヤニヤしながら自分の席に向かった。

そろそろ始まる。



ライブレポ本編

セトリは公式からほぼネタバレ食ってると思うので割愛、とにかく印象に残ってるのとこを書いていく!
って全部になっちゃった


黄昏インザスパイ

まず1音目から音圧っっってなった。本当に3人なのかといつも思うがワンマンだと際立つ。
斎藤さんはきっとギターと歌のために脳が2つあって、田淵さんは体力化け物でもはやダンサー兼ベースだし、孝雄さんは手がたぶん5本くらい(謎に奇数と確信)あるんじゃないかな。なんだそれ。
あの迫力で心に迫ってくるからもうそれだけで感極まって泣きそうになる。今回泣かなかったけどライブの1曲目は1曲目ってだけで感情が高ぶるからな。危ない、危ない。(泣いてもいいんだけどね)

サイレンインザスパイ

ギターの音がもう好き。歌い方も好き。すべて好き。(語彙家出)
照明も黄昏インザスパイのオレンジから攻撃的なレーザーが刺さってきて撃ち抜かれた。これこそ目とハートにチカチカしちゃう演出。
すべてがかっこいい曲。「笑えないので」の「で」が「ダッ」って聞こえるのも良い。

オリオンをなぞる

フェスとかで聴いていたがやはり毎回あのイントロが来るだけで心の中に星空が広がる。
音楽を聴いているときって基本ひとりだからひとりの時の思考に似ているこの曲は聴く瞬間に何度もきらめく。
「Perfectly, Euphoria!」への祈りを込めて拳を突き上げるあの瞬間、最高。

流れ星を撃ち落とせ

星つながりのここの流れ良すぎる。
楽器がマシンガンになっているのを見ることができた。UNISON SQUARE GARDENの攻撃力高すぎ。強すぎ。

箱庭ロック・ショー

思わずツイートしたが、中学生のときに布団に潜りながらイヤホン繋いだラジカセで聴いたあのときを思い出した。
あの頃から感じ始めた自分のちっぽけさや特有の無力感や何かに囚われている感覚から抜け出すためのおまじない。
あの布団の中のイヤホンの延長線上だったライブハウスでいつかこの曲が聴けたらいいなと思った。難しいかなあ…どうかな…
あと単純にリフが好き。

to the CIDER ROAD

イントロわくわく曲殿堂入り。
この曲はリズムが楽しい。リズムゲームみたいに音にハマりにいける曲。
とりあえずこの曲があれば迷子になっても良い終着点にたどり着ける気がする。道しるべ。
やっぱり普段からわくわくする曲はライブで聴くと本当に輝いて響くなあ。

君が大人になってしまう前に

優しい田淵さん曲。
先輩と狂気のユニゾン縛りカラオケしたときにこの曲と「きみはいい子」「君はともだち」と連続で歌って優し田淵メドレーした覚えがある。
斎藤さんの甘い声でふやける。頬が緩む。にへらにへら

メルカトル時空探検隊

ユニゾンのカオス感がある曲が大好きでして、フィクションフリーククライシスとかデイライ協奏楽団とかオトノバ中間試験とかエアリアルエイリアンとかMicro Paradiso!とかアンチ・トレンディ・クラブとか(キリがない)
普通に考察もしないし意味もわかってないけどタイムマシンで君の街までふらっと行くなんてそんな感じで愛せたら人生この上ないよね。
全人類に愛とチョコレートをって発想、世界平和すぎ、さすが私のヒーロー田淵さん。

何かが変わりそう

めっちゃ部活の大会の前日に聴いてたな。
何かが変わりそうと思い込んで明日は最強って気持ちで寝てた。いや、寝れてなかったか…
何かが変わりそうって思い込んで今日は寝れそうだ。

シャンデリア・ワルツ

やっぱ好き、もう最高。
こんな楽しい曲ありますか?無い!
わからずやにはわからない魔法にかかりました最高ですね~この魔法はずっと続きますよもう
何度もかけられに行きたくなっちゃってますよ、これも魔法!?
この曲を聴くと手のひらに持ってるものがガラクタだらけって思ってもなんか大丈夫かなって思えるね。

蒙昧termination

これを心待ちにしていた人間です🕺
ちなみに私はユニゾンの曲紹介してと友達に言われた際にこの曲を挙げました。どのタイプのオタクに分類されるのでしょうかね…。優しいオタクですよ私は。
ギターって言ってからギターソロ弾くの良すぎる。Twitterで誰かが「ボーカルがギターって言ってからギターソロ入る曲教えて!」っていうのにいつも見てるだけのほうが多いんだけど思わず激推ししてしまった曲。天才。
「田淵に言っといて」もいただきましたね…指さしてて良かった…メンバーの名前出てくる曲にやにやしてしまう笑
なんかユニゾンって仲良くけんかしてるよね。楽器同士の殴り合いを見ることほどロックファンにとって幸せなものはないと思ってる。至福…

WINDOW開ける

この曲、真夜中に窓開けたときに飛び込んで来る無音のうるささに似ている。とにかく横殴りの雨みたいに無が襲ってくるあの感覚に近い。鉛筆を横にしてわーって塗った線みたいな音。
正直一番衝撃的だったかも。初めて生で聴いた?個人的ハイライト。

シューゲイザースピーカー

この曲まじ大好き。(n回目)
ロック好きでこれハマらない人居ないんじゃないかな。
ライブで「生きてる…」って実感するときの心情すぎる。しっかり生きる証拠実感してきましたよ、この曲で。

harmonized finale

なんかこの曲春のイメージあるんだよな。で、ピンクじゃなくて白。
「君を追いかけるよその未来まで」なんて言うことないけど音楽に乗せたら言えるってあるよなあと思わせられるね。
「描く景色を気安く壊すな」って歌詞がすごく好きで、こう感想書いていることで今まで見た、感じた、思ったことを壊してしまっているんじゃないかなとなるときもあるんだけど、それでも「ヘタクソでも言わなくちゃ」って思わず書き連ねて投げてるんだよね。
本当にユニゾンありがとう。色んな景色を見れるとこに連れて行ってくれてありがとう。

天国と地獄

えっと、好きです。この天国願うような曲から一気に地獄落とす流れ。攻めてる〜ってなる。
田淵さんのコーラスとあの表情も良いですね。狂気を感じる笑
最近ベース始めたきっかけがなぜ田淵さんじゃなかったのかふと考えたら、この狂気のせいなんじゃないかなと気付いた。良い意味で。
この曲もすべてかっこいい…説明する力はない…

カラクリカラクレ

この曲「Catcher In The Spy」の中の一曲ですって言われても頷くくらい攻めてる曲だと思ってる。
CDみたいなちょっとしゃがれてるのと違う歌い方になってるからどちらも聴けるなんて贅沢。
これも全部ギャンギャンに鳴らして仲良く喧嘩してる曲。まじで「シュガーソングとビターステップ」しか知らない人達に聴いてもらいたい。

あと過去セトリ見てたのに勝手にセンチメンタルピリオド待ち本能的にしてた。(アルバムの順番)
好きすぎ。

桜のあと(all quartet lead to the?)

桜が咲き始める季節に聴けて良かった。
だって桜のあとの季節を迎える準備を今のうちからできるから(?)
今年も散ったあとに気付くことや美しさに出会えるように。これでみんな五月病もありえない不条理もぶっ蹴飛ばしてこう。

crazy birthday

英語の、発音が、レベチ笑
巻き舌〜
このご機嫌の時の意味わからないテンションの高さをそのまま形にしたような曲をここにもってくるのはテンションがカンストするて。
歌だからということでバカって叫べるの良いわ〜

場違いハミングバード

楽しいからの楽しい。
あーやっぱ「僕はまたつまらないことで君を泣かせたりしてるの」とか優しさが滲み出てるあの大好きな歌詞をごりごり楽器鳴らしながら叫んでるのかっこいい。

アンコール

instant EGOIST

なんかまじでこの曲はみんなぴょんぴょん跳んでて会場が幸せ空間になる。
ストップモーションしたとこ面白すぎた。田淵さんが体勢きつすぎて他2人が耐えてる中でトコトコしょんぼりマイクのとこに戻ってくのがソーキュートでした。

徹頭徹尾夜な夜なドライブ

これ高校受験前の勉強中寝そうになったら聴いてたなとふと思い出した。
あとこの曲と「君のもとへ」をお風呂や皿洗い中に歌いすぎたせいか親が謎に気に入ってる。
ワタシドコ ココハダレ ダアレ?できてうれしい。

23:25

「空も飛べるようなお年頃ですもの」って歌詞美しすぎますね。改めて思った。響きも言葉選びもなんか本当に手を伸ばして自由を求めてる。
そしてベースソロ安定に大好き。悩んでる時の脳内駆け巡る潜在的な解決策がうろうろしてる感じっぽくて好き(もはや伝える気がない)

終わってほしくないとか考える間もなく本当にあっという間すぎた。すべてが楽しい、なんだこれ。


ライブ後(余韻でひたすら語る)

改めて思ったのはユニゾンの音楽は「楽しい」。ライブは「楽しい」、これに尽きる。
結構ライブで浸ることが多い私だが、ユニゾンのライブはとにかく音にのるイメージ。歌詞も好きだし普段は浸って聴くこともあるし意味わからなすぎてそこがいいってなってる時もあるけど。

二階席だったため俯瞰で見れて良かった。
暗転した時に見えるエフェクターボードが小さいイルミネーションみたいで好き。エフェクターボードって芸術じゃないですか。最近わからないくせに一丁前にエフェクター欲しくなってる。(欲望の塊と化している)

ドラムソロも上からだからもう手が凄まじい速さで跳ねてるのが見れて感動。やはり生のドラムソロはすべてぶっ蹴飛ばしてくれるね。いやあ、エグい。

アンコールで客席まで明るくなって同じ音楽でそれぞれがそれぞれ夢中になっているのを目の当たりにして多幸感が半端なかった。まじでこれこそ世界平和なんじゃないかと思うほど。

それにしてもMCで急に永野芽郁自称したの寒すぎてよかった。
久しぶりにMC聞いたな。私が前聞いたMCっておそらく5年前の年越し「the pillows」の対バンぶりかも。田淵さんが対バン楽しみすぎて声枯らしてコーラスなかったときの笑
この時の話も書こうかな、先輩に許可もらった(?)し。

まじで鳴らしてる人達が1番音楽に夢中だからこちらも安心して音楽に夢中になれる。

それにしてもユニゾンって歌詞意味分かんないけど意味わかるというか、あの歌詞じゃないと伝わらない何かがあるから解きほぐして解説したくないなあとこんなにも語っておきながら思った。どのアーティストでもそうか。ユニゾンだと特にそれが強いかな。

そんでもってあのインパクトある歌詞に勝るかっこよさのサウンドがたまらん。幸せすぎた。
お願いだ、また行くから抽選当たってくれ…就職決まったらユニシティも入りたい…やっぱり…(溢れ出る欲)
フェスで前の方orスピーカー前待機も良いがワンマンやっぱり最高すぎる。もうそもそもアルバム通しで休日に聴くのが趣味の奴が楽しくないわけない。

あーでもやっぱりライブは贅沢だ。贅沢しすぎたな。
でもここまでのライブレポ(これ以外も)読み直せば読み直すほどライブから段々ポジティブになってる感あるな。
音楽の力!って感じ。まあでもずっと続くなんてそんな都合良くはないんだけど良いことだ。
貰ってきた頑張れるパワー、無駄にしないようにしたいな。いや、する!!
今度は満身創痍で全力で、頭の片隅にある「就活」という不安もなくなったらユニゾンの音楽にのる遊びに行きたい。





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