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そもそも麻婆豆腐って...

五反田には麻婆豆腐専門店がある。その名も「麻婆豆腐TOKYO」
神田に本店があり、五反田は二号店。メディアにもたくさん取り上げられているらしい。しかし麻婆豆腐専門店とはなんと強気な!
職場近くにあるということで、先日ついに麻婆豆腐専門店デビューした。

メニューは、「東京麻婆」「うま塩麻婆」「酸辣麻婆」「チーズカレー麻婆」「激辛炎魔」の五種類。辛さは調節可能。
炎魔は舌が焼け死ぬかな。チーズカレーは結局カレーかな。うま塩は辛くないようだし、麻婆って感じしないしな。等といろいろ迷って、今回は人気ナンバー1「東京麻婆」の中辛を発注。

ご飯に麻婆豆腐一皿ザーサイ玉子スープというシンプルなスタイルの麻婆豆腐定食。
中辛でも十分辛かった。山椒と豆板醤のダブルの辛味によりご飯が進む進む。辛さとご飯のループに疲れたら、ザーサイでひと休み。玉子スープで一息つき、気付くとあっという間に完食していた。
ザーサイと玉子スープはおかわり無料。ご飯の大盛り特盛無料というのが嬉しい。
あと、器はすべて黒い独特の手触りの物で、気にいった。これで1000円という価格設定をお買い得と感じるかは人それぞれ。ちなみにテイクアウトもある。

さて、麻婆豆腐定食を食べたら、麻婆豆腐のルーツについて知りたくなったので、調べてみました。

麻婆豆腐は、清朝末期に中国の成都でチャオチャオという顔にあばた(ニキビ)がある女性が考案したのがはじまりなのだそう。
チャオチャオは17歳で結婚後豆腐屋と羊肉屋にはさまれた長屋に住んでいた。その後夫が亡くなり、未亡人となったあと生活のため料理屋をやることにして、両隣の豆腐屋と羊肉屋から調達した材料で作ったのが麻婆豆腐。
あばた(ニキビ)を意味する麻と、身持ちの固いおばさんを意味する婆の字を合わせて、麻婆豆腐と呼ばれるようになったのだそう。

ちなみに、この麻婆豆腐を日本に広めたのは中華の達人の陳建一の父陳建民なのだとか。中国版麻婆豆腐は日本人にとって辛すぎると考えた陳建民は、日本人向けに辛味がマイルドな麻婆豆腐を作ったのだそう。

つまり日本で麻婆豆腐を食べることができるのは、陳建一の父のおかげであるということ。亡くなられた陳建一さんのご冥福をお祈りします。
参考サイト↓
https://www.ko-cho.com/blog/contents/1609-01

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