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動きだす(日記76)

2泊3日の旅から無事に帰ってきて、もう今日は金曜日。


行き先は、長野県の渋温泉でした。
お母さんたっての希望で行った渋温泉、とってもよかった。


あんなに心配していた新幹線や、特急や、バス、どれもパニックになることはなく、お母さんと穏やかに話をしながら、楽しむことができた。


旅館の温泉にしっぽり浸かってたくさんお話したり、夕食や朝食のおいしいごはんに舌鼓をうったり、善光寺に行ったり、ロープウェイで山頂のカフェまで行ったり、2泊3日、お父さんとお母さんと、じっくり楽しめた。


お母さんも楽しそうだったし、何よりいつも仕事が忙しいお父さんが温泉を存分に楽しんでいて、ああ、ふたりと旅が出来てよかったなあ、と、しみじみした。


渋温泉の名物、千と千尋の神隠しのモデルになったと言われている、「金具屋」という旅館の写真を置いておきます。


夜の金具屋さん。とてもきれいだった。




火曜日に旅から戻って、水曜日1日休んで、木曜日と今日、休まずに、就労移行支援に通った。


しかも今日はなんと、面接を受けた。


就職のための面接ではなくて、企業に実習に行くための面接だったのだけれども、慣れないスーツを着て、面接にのぞんだ。


面接はオンラインで行われたのだけれども、想像よりはるかに色んなことを聞かれて、少しどきどきした。


けれども、わたしを担当してくれている支援員さんと、事前にしっかり相談をしていたから、慌てずに、誠実に、答えることができた。


さすがに面接が終わったあとはどっと疲れてしまって、帰ってからしばらく動けなかったけれども、えいやっ、と腰をあげて、お風呂に入り、さっぱりして今、これを書いている。


なんだか、自分の人生が動き出している気がする。



最初は、何もかもがおっかなびっくりだったけれども、最近は、いろんなことに対して、落ち着いて、そして素直に、対応できるようになってきた。


素直に過ごせると、こんなにも、からだもこころも楽なんだな、と、日々実感している。


今日の面接も、素直に受け答えができたから、結果はどうであれ、後悔がひとつもなかった。


むしろ、実際の就活の前に、面接の練習をさせてもらえたと思うと、ありがたいことだなあと思った。


動きだした人生の流れに、素直に、誠実に、身を任せてゆきたい。
そうすれば、流れの行く先は、決して悪いものではないんじゃないかな、と思う。


明日も就労移行支援がある。
今夜はしっかり休んで、明日もがんばろう。

投げ銭?みたいなことなのかな? お金をこの池になげると、わたしがちょっとおいしい牛乳を飲めます。ありがたーい