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多幸感に身を浸す

いつも気候の良い頃には、京都のことを思い出します。

春、桜が咲くと街中の人が外に繰り出します。こんなに人が住んでたんだなと驚くくらい。


多幸感。

街中にはそれが充満しているのを感じます。

わたしは、そこに身を浸したいのだと思います。

晴れた日、お昼時に賀茂川の河川敷に行ってみると、

ベンチというベンチに老若男女が座ってお昼ご飯を食べている光景が見られると思います。

植物園に行けば、芝生に場所にシートが敷かれていてピクニックしていて、子供がとてとて歩いています。

インクライン、神社の境内、お寺、本当にたくさんの人でごったがえしています。

その誰もが幸せそうな表情をしていて、空間に多幸感が充満しているなと思うのです。

だから、いつも桜の咲く頃は、京都に居たいと思う。

道行く人がみんな幸せそうな顔をしている空間ってあんまり見ないもんだから、

桜を見に行ってるのか、多幸感を味わいにいってるのか分からなくなります。


2015年4月4日撮影

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