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特別支援学校と小学校の授業の違いと解釈#1
自分の不安感には
特別支援学校と小学校の授業の違いもあるなと気付きました。
ですのて、一度こちらにまとめます。
はっきりと言えば、目標に向かっていくのは同じです。
そのための手立てが違うのです。
小学校の場合は、あらかじめ指導書とテストがありますので、それに従った授業を行います。
慣れてくると、そこにオリジナル要素を加える形です。あまりにもオリジナルにこだわると、テストから内容が離れすぎてしまうため、気をつけねばなりません。
また、授業にも様々な型があります。
わりとスタンダードなのは
問題提起
めあて
自力解決
練り上げ
まとめ
ふりかえり
特別支援学校の場合は、どうなのでしょうか。
聞いたり見たりしても、いまいちピンと来なかったので、自分なりの解釈だと
小学部一段階の想定(肢体不自由と知的障害の重複で意思疎通等が図れる状況)
問題提起(絵本)
めあて
自力解決練り上げ(絵本や教材を通したやりとり)
ふりかえり
こちらもいろいろなパターンがあるので、一概に言えませんし、なかなか気持ちの切り替えが得意ではない子がいたら、これの半分もできない時があります。意識が向いてきたところで、めあてとか言い出すと意識が切れるので、さらっと言って活動に入る場合もあります。
単元全体としては、この流れを繰り返し(ここが衝撃でした。小学校の授業ように、次々に違う題材を用意して進めるイメージでいたからです。)ながらも、少しずつ内容を変えていくようなイメージです。
例えば
国語で、日常生活に関わる言葉や動作に着目した指導をする場合。
日常生活に関わる絵本(カバくんのいちにちなど)の中で、これは何だろう?と問い返したり、簡単なごっこ遊びを取り入れたりしながら活動します。
次に半具体物や具体物を使って、一緒に絵本の中の生活を体験してみます。
例えば、今日はお風呂のところだね、よしお風呂に入ろうか!と言って、お風呂に入っている中で、様々な言葉を繰り返し使いながら楽しみます。「暑くなってきたね」「からだは何であらおうか」などやりとりをしていきます。(評価の視点を意識した上でです)
(一見、そんなもの子どもたちは、知っているだろうと思う内容ですが、意外と知っているようで知らなかったこともたくさんあるので、繰り返したり、体験したりすることが大切なのでしょう)
自分の中では、そんなイメージです。
ちなみに
わざわざ ①あいさつ みたいなスライドを入れているのも見ますが、あいさつが自然とできる子たちなら不要かなと思い、いれていません。
また、ふりかえりもやった方がいいのでしょうけど、子どもの集中が切れてできないので、あまりやっていません。(ドロップスのイラスト付きで、できた人手挙げてぐらいが、かろうじてできるぐらいです。だいたい全部手を挙げています笑)
さらにはパワポが嫌いなんです。(自分のこだわりです)
もう少し、ナチュラルに教材に出会わせたいというか。
はい、パワポにある通り、①やったら②ね。次は③だね。
という活動より
教材と出会わせる。問いかけの中で①がやってみたくなる。問いかけながら、深めていく中で②が達成できる。授業がしたいのです。
これも見通しが持てなくなると不安感のある児童がいれば、前者が必要なのでしょう。しかし、うちはみんなが、その流れで作っているので、必ずしも必要なのかなとは思っています。
話が変わりますが、やはり、一番のギャップだったのは、やりたくない子への支援です。
例えば、情緒面での困り感があるとしましょう。しっかり受容し、活動に参加できるように言葉かけやタイマーを使うなど切り替えができるようにします。
その一方で、単なる我が儘だとしたら、その時もまた受容するのでしょうか。小学校の時は、割と叱っていたと思うのです。(叱ってもどうにもならないのでやりませんが)
そもそも我が儘と情緒面での違いは、気持ちをコントロールできるかできないかだとは思っているので、これもまた困り感ではあるのかなとも思っています。
というような形で、この子の授業での状況は、これで良いのかな。距離感はどうなのかなとわからなくなってしまいました。小学校とは違った距離感だなと思っています。
(書いているうちに迷宮入りしてしまいました。)
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