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お墓にラジカセ置いてほしい


■まずはじめに言っておきますが、まだまだ生きる予定です。しぶとく生きていきます。自分、まだ頑張れます。


かろやかです。


■定期的にメンタルの不調を感じたりしているものの、ありがたいことになんだかんだ幸せに生きているので死んでしまいたいと思ったことはないけれど、お墓のこととかはけっこう考えちゃう。どの辺りにお墓があったらいいかなとか、そもそもお墓はたてずに樹木葬とかがいいかも、とか。泳げないのに海に散骨されるのは怖いし。。。お墓参りに行ったからとかでもなく、普通に日常生活を営みながら、皿を洗いながら考えている。そんなことに頭の容量使ってるから記憶力が良くないのかもしれない。



■でも、そういうこと考えるのって楽しいじゃん。目の前の上手くいかない日々から目を背けることで(身も蓋もない言い方)、やるべきことに追われている心にゆとりを持たせてくれる。生産性はないけど存在意義はあります。これは特技かも。「一見どうでもいいものに意味を持たせる」ことで罪悪感を薄めるという特技。意味のないものなんてない!と思っています。








■ただし、蚊を除く!!!!!!!!!!!!!ホントに、彼らのいる意味が、必要性がわからない。植物の受粉に役立っているのかもしれないけれど、圧倒的にマイナスをもたらしていると思う。私は毎年春から初冬にかけて(つまりほぼ一年中)人の5倍くらい蚊に刺されているから、おそらく私が人生で一番長く強く恨んでしまう相手は蚊。蚊からモテ続けて、はや十数年。駐車場から家までの一瞬で、家族の誰も刺されていない時でも私だけが足と腕と顔に被害を受ける。なぜ。私の血はそんなに美味いかねぇ!?




■ついさっき鼻の頭を刺されたばかりだったから、痒みにイライラして思わず蚊への不満をnoteにぶつけてしまった。今日はお墓の話をしようと思っているのに。本題に入りましょうね。








■死んだ後もこの曲は聴きたいなぁ、と思う曲が少なめに見積もっても現時点で5000曲はある。ウォークマンに入れている曲数から想定してこの数だ。これから死ぬまでの50年くらいで出会う曲を考えたら倍どころではきかない。CDをお墓に入れてもらえばいけるかと思いついたけど、聴くためにはラジカセも必要だし、ライブDVDも入れて欲しいし、それを観るためには音質の良いスピーカーと大きめのスクリーンも必要になるし……………。










大山古墳じゃないとスペースが足りない。














■だいせん古墳、「大仙」なのか「大山」なのか調べたけどあんまりはっきり分からなかった。とにかくあの大きな前方後円墳にしてシアタールームを作ってもらわないと死んだ後の時間を持て余してしまう。今から何かしらの偉業を成し遂げて、立派な王国の女王にでもなったら、叶えられるかしら。でもなぁ、、、自分の口でありがとうも言えないのにたくさんの人を働かせてビッグなお墓作ってもらうのも忍びないよなぁ。




 



■やっぱり樹木葬で頼みます!!!!!!!!!気持ちのいい風の吹く綺麗な丘に立ってる、包容力を感じる大きな木の近くに、私のお骨をそっと埋めておいてください。スギの木は避けてください。春も花粉を気にせず穏やかに過ごしたいので。できれば日本の方がホッとできるけど、地震で木が倒れるのも不安だからオーストラリアの山の近くとかでもいいな。でも山火事こわいか…………コアラやカンガルーと一緒に震えちゃうね。地盤の強い穏やかな土地ならだいたいどこでもいいです。地盤と治安に不安がなければ大丈夫!!!!!!(韻踏んだ)




■樹木葬にしたらラジカセ入れてもらえないかな……コンサートホールの近くとかにしたら、うっすら聴こえるかな………………そんなにまでして?と思われるかもしれないけれど、そんなにまでしてでも、音楽を聴きたいんです。死んじゃった後どうなるのかなんて、私には分からないけれど、少しでも楽しいものだと想像していたいし、わくわくしたい。生きられる時間を精一杯楽しみたい気持ちはあるけれど、死ぬことが恐ろしいことだとは思いたくない。いつだって先はきっと明るいと思っていたい。死後の世界は、会いたい人に会いに行けて、聴きたい音楽を聴けるものであってほしい。





■ちなみに幼い頃「もし大作曲家と友だちになれたら…」という本を読んでから、話し口調で書かれたエピソードの数々によって彼らをめちゃくちゃ身近に感じた私は、天国でモーツァルトに会えると思っていたことがある。本気で会おうと思っていたけれど、今考えたら天国偉人だらけで激混みだよね……………サイン会とかやってるかな。500日待ち、とかだったらどうしよう。でも一回喋ってみたいなあ。整理券もらっといて、その間に小学校の友達とお茶しに行こう。






■お墓の次は天国に思いを馳せてしまった。天国に行かせてもらえるかもまだわからないのに。いや、もちろん天国目指して頑張ってますよ!!地獄はイヤだし、今のところ地獄に落とされるような悪いことはしていないから大丈夫。でも日々ちょっとずつ徳はつんでおこうと思う。天国に行く前にお葬式もしなくちゃいけないね。









■お葬式でかけてほしいのは、しんみりした曲を少しと、ハッピーな曲をたくさん。ニュー・シネマ・パラダイスのサントラで一旦寂しさの演出はしておこう。みんながひとしきり神妙な面持ちになったところで、ABBAのDancing Queenとかかけてぶち上げたいな。私の友達はみんな私をめちゃくちゃおもろい人だと言ってくれるから、おもろいやつのお葬式はいっそのこと楽しんでほしい。クラブみたいな雰囲気は私に似合わないし友達のタイプから考えてもアウェイなので、楽しいバーくらいのオシャレな感じで音楽をかけてリラックスしてもらえたらいいな。





■お葬式の話なんかしちゃったら気分がどんよりしちゃうかな、とか思っていたけれど、好きな音楽をかけることを考えていたら楽しくなってきた。もちろん大切な人の死はつらいし悲しいし、ハッピーなものでは決してないんだけど、必要以上に怖がらなくてもいいよねって、そう思います。



それでは、また〜。


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