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牧野伊三夫 展 04

2022.04.02

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牧野伊三夫 展 ー家具と絵画ー」設営。
朝まで作品を仕上げていて、1時間遅れの牧野さんを待つ間、預かっていた設営プラン↑にも真ん中に存在感大にドーンと描かれている「椅子」達を、AD・富田さんと一つ一つ確認しながら並べる。
今回、納品された椅子は2種。

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杉材の魅力をふんだんに使用した、戸高椅子1号・2号。
座面の厚みが2種類あって、こちらは薄い方の1号。「戸高」は作っている職人さんのお名前ですよ。塗装の種類が、無塗装・セラミック塗装・ソープフィニッシュ・オイル とあって、同じ杉でも木目の出方や表情が全然変わります。
「座面の厚みに表れるこの木目(年輪)が良いんだよね〜。出る節も計算して作られているんだよ。」と富田さん。
杉は軽いから、持ち上げるときもヒョイっ。

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「お尻がしっくり落ち着くんだよね...」と、着ている服ともマッチしているからか、富田さんの落ち着き感がハンパではないこちらは、ヤブクグリ生活道具研究所がYAECAと作った「ミシン椅子」。
ナチュラルな色味が落ち着く、YAECAオリジナルの座面布地と杉脚の組み合わせが選べる。脚の塗装も、戸高椅子と同じく、4種あり。

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ようやく到着して出来立ての作品もチャキチャキ並べた設営後の牧野さんと。
日本人に合うように座りやすく立ちやすく計算された椅子の高さだから、落ち着いちゃうんだね。

展示の様子は是非会場に見にきて欲しいけれど、おまけで、色々理由あって実現することのなかった展示の別プラン(牧野さん画)を。
「画見台」も見てみたかった。

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