アマゾンの継投(アマゾンで返品をする方へ)
野球には勝利の方程式がある。先発→中継ぎ→抑え
この方程式で試合を決める。
これは野球だけかと思ったけども、他の世界にもあった。
それがあのアマゾンだ。
は?と思う人もいると思うが黙って聞いてほしい。
返品対応
ことの発端は私だ。先日スマートスピーカーを購入したのだがそれもう最高だ。子供がいる我が家では毎日「とんでったバナナ」と「はなカッパのテーマソングみたいなの」が合計400万回は再生されているだろう。(私の感覚)
それぐらい愛されている。
そんなスマートスピーカーにも弱点がある。
それは、
「有線」だ。
子供がいる家庭で有線は致命的だ。
サマーランドのウォータースライダーを浮き輪ではなく、タケノコで滑るぐらい致命的だ。
それを解消するために充電器を買った。これなら有線問題が解決すると思って。
いらなくね?
充電器を購入し届くまでを今か今かと待っていた。時には小躍りし、時には小唄を歌い。小唄ってなんだ?よくわからない。
購入したことを妻に伝えると上記の言葉が刃物のように私に切りつけてきた。
私は半分になった自分を抑えながら、
いらないものを来るのを待つことになった。
いらないのが来るまでカウントダウンは苦痛でしかない。
やっぱりいらない
やっと地獄のカウントダウンが終わり届いた。現物を見ればいるかもしれないと自分の心変わりを期待したが「全然いらない」という感情はK-1に出場したアーネストホーストの初期の「絶対負けない」という感情くらい揺るがなかった。
はやく、早々に、マッハで返品しよう。
そう思い商品も開封せず返品したのだ。
元払いで配送したので、そこは痛いがやむを得ない。
3200円をクーポン使って買ったので3040円の返金をあとは待つばかりだった。
1020円です。
それから程なくしてアマゾンから来たメールはこれだ。
え!?なんで?
寸志?心ばかり?
待て待て残り2020円はどこに?
仕事で頭がマヒしてセアカコケグモくら位しかない脳みそがフル回転する。
が、わからない。
これはアマゾンに聞こう。内訳も聞こう。
ここからアマゾンは継投を仕掛ける
一人目
一人目にとにかくなぜこの金額になったか聞いてみた。以下は友達風な会話にするため口調が行儀が悪いが、実際のアマゾンは懇切丁寧だったことは先に伝えておこう。
「あなた開封したでしょ?だから商品の50%しか戻らないし、500円は返送料ね」
『??ちょちょちょっと待てお兄さん』
ラッスンゴレライである。完全に目からラッスンゴレライである。
私は商品は開封していないし、
元払いで返送している。濡衣もいいとこだ。濡れたを通り越して乾いた。
このことを伝えると
二人目
二人目が出てきたのだ「前の二人の会話確認するね。」
『人変わった』
三人目
「前の会話確認するね。」
おい!二人目は?二人目はどこいったんだ!
「オッケー差額の1520円返すよー」
『待て待て待てー。返送料は?なんで2重でとるのよ?』
四人目
「前の会話確認するね」
「つまり返送料も払ってくれたの?」
『払ったよ、なんならそっちから要求してくる返送料より高くて落ち込んでるよ』
五人目
「前の会話確認するね」
『ワンポイント継投だな。試合も終盤だな』
「みなまで言うな。苦労かけました」
(お、これは。)
「全額返します」
『やったーー!えいどりあーーーーん』
まとめ
とにかく間違えて買ってしまい、
返品をするときは気をつけましょう。
アマゾンも顧客が多いため対応が大変なんだと思う。
しかし、こちらの意見を真摯に受け止めてくれ、チャットが途切れることなく継投をしてくれるのは本当にありがたい。
商品を買うときはしっかり考えて買おうと思いました。
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