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KILL ME IN THE METAVERSE:創意工夫が詰まった音楽的架け橋

緊急事態宣言の延長、禁酒令、営業時間短縮、思いっきり遊ぶことを制限される中でバーチャルの世界は制限なく果てしなくて活発です。NFTの市場が盛り上がっているのは前投稿で触れていますが、その中でもメタバース(仮想空間)の世界は近年爆発しています。参考までにメタバースの一つ、Cryptovoxelsの案内を下記リンクにてどうぞ。

本日は友人が運営する新興ヒップホップレーベルFrank Renaissance(フランク・ルネサンス)が新たにCryptovoxels内で開催するイベント「 KILL ME IN THE METAVERSE」についてご紹介します。

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KILL ME・・・????! え、メタバース上で殺されるの?って最初思いましたが、これはDaichi Yamamotoの新しいアルバム「White Cube」からリリースされるシングル「Kill Me」から取っていて、KILL ME(というシングル)IN THE METAVERSE(メタバースの中で)の意味もあれば、メタバースの中で(夢中になりすぎて没頭して)殺されるor出てこれなくなるぐらい最高な空間!?とも拡大解釈できます。

*まずは曲をこちらからどうぞ。

さて、KILL ME IN THE METAVERSE は京都出身のラッパーDaichi Yamamotoとアメリカ・シカゴ出身のラッパーMick Jenkinsのコラボ曲「KILL ME」のバーチャルリリースイベントです。

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Daichi Yamamotoはこのコラボについて下記のように述べています。

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本イベントの主催者はFrank Renaissance(フランク・ルネッサンス)。ニューヨークと東京を拠点にクリエィティブを集結させて日本のドープなアーティストと世界の架け橋となるべきして新たに設立されたヒップホップレーベルです。そしてこのイベントは日本からは権威あるJazzy Sportとレコードレーベルに改革をもたらすDAO recordsのコラボによって実現しています。

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イベント概要

開催日時:5/9(日)10:00-

開催場所:White Cube(下記リンクからアクセスください)

入場料 :無料

内容  :3D NFT(ジャケット)展示、「Kill Me」のミュージックビデオの限定版展示、Mick Jenkins とDaichi YamamotoによるLive Q&A Session(NFT購入はopenseaより)

リンク先:https://opensea.io/assets/kill-me-in-the-metaverse

開催場所と土地のオーナー

Cryptovoxels上のTOKYO-1 Higashiyama Track。(*仮想空間上の場所ですので現実のロケーションではありません)中央のOriginCityが最初に出来たエリアで今は続々と周辺の島が出来てきていますが、日本のパーセルは親近感がありますね。

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土地の所有者はDAO RECORDS。

彼らはレコードレーベルを改革することを掲げ、理念として「アーティストがこの革命的なブロックチェーンの力を役立てることが出来るように我々は将来の音楽産業のエコシステムの為のツールを構築しています」と述べています。

様々な仕掛けで楽しめる空間に

会場内のギャラリーツアーの動画ですが、ウェアラブルNFTが曲に合わせて踊ったり、両アーティストがミュージックビデオ内でそのNFTを着ていることから連動させたり、新曲とNFTに関して工夫した仕掛けが用意されています。白を基調としたシックなスタイルを保ちながらコンテンツが多々あり、エキサイティングな空間となっています。

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ストリート色・カーボン・金&レインボーのジャケットNFTについて

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今回Daichi YamamotoとMick Jenkinsが着ているジャケットは日本人ファッションデザイナーSHo Konishiによってオリジナルの品はデザインされ、3DファッションデザイナーMar Guixaによってアニメーションされました。踊る3DジャケットはKill Meにノリながら踊っています。

ちなみにここまで読んで頂いた方に朗報です

Daichi Yamamotoが着ている忍者のような服を応募すればゲットできるチャンスが!?FRANK RENAISSANCEのウェブHPに飛んで、応募して当選した方にジャケット代は無料でガス代のみでCryptovoxelsでアバターが着れる服を手に入れることが出来るかもしれません。この機会に是非に。*リンクは下記Contact 1よりアクセスでお願いします。

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楽曲リリースとNFT

音楽アーティストがNFTを活用する際に楽曲をNFTとしてリリースする形も出てきていますが、展開の仕方としては

・曲と映像をNFTとしてリリースする方法

・曲はこれまで通りサブスクや配信、パッケージでリリースしながら、グッズや特典で更にファンへのアプローチの仕方を拡大する方法

とありますが、こと日本ではまだデジタルやNFT関連で著作権等の整備・理解が必要な今、下の選択肢をこのスピード感で選択した本取り組みには驚きさえも感じます。特にメタバース上のウェアラブルのプレゼントとopenseaでの作品を切り分けて違うタッチとして出してきたことにも関心しました。

*ちなみに下記のように著作権への取り組みも出てきています。

さて、一通り、KILL ME IN THE METAVERSEをご案内しました。この取り組みが何故面白いかをまとめると・・・

1)日米のヒップホップアーティストDaichi YamamotoとMick Jenkinsのコラボ曲「KILL ME」のローンチ・イベント(Q&Aもアーティストへの親近感が高まるきっかけ)

2)ライブが制限される中でメタバース(仮想空間)の中でのイベントが行われること

3)ウェアラブルNFTとマーケットプレイスNFTの活用

4)サブスクは出しながらNFTを活用した曲のリリース

是非5月9日(日)10:00~のローンチイベントに参加してこのバーチャルで起こっている現象を体感して頂ければと思います。又、同時にその時間に参加できない方もメタバースにアクセスできる時に見て実際に遊んでみて頂ければと思います。

それでは、当日バーチャルでお会いましょう.



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