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秋歌特集

一年で一番過ごしやすい季節、秋。

山は緑から色を変え、田んぼは黄金色に染まる。太陽の光も柔らかく差し込みとても良い季節ですよね。

今回のBeatTERAOでは、秋に聴きたい曲を集めてみました。

Autumn Sweater/Yo La Tengo

97年にマタドールレーベルから発表された8枚目のアルバム「I Can Hear the Heart Beating as One」に収録。アルバムからの1STシングルです。
アルバムは現在も高く評価されています。2020年バージョンのローリングストーン誌「史上最高のアルバムベスト500」に選出されていました。423番でした。
雰囲気が秋そのものですよね。サウンドループが心地よい。バンドの代表曲です。


You Got No Right/Velvet Revolver


02年当時「元」ガンズのメンバー(スラッシュ、ダフ、マット・ソーラム)を中心に結成されたスーパーバンド。ボーカルはストーンテンプルパイロッツのスコット・ウェイランド。亡くなってしまったのは残念ですよね。
04年のデビューアルバム「コントラバンド」収録されています。歌モノロックアルバムとして上質ですよね。何気によく聴く作品です。


One/Aimee Mann


60年生まれ。85年にティル・チューズデイでデビュー。キャリアはとても長いです。
05年の朝霧jamでライブを見ました。当時エイミーは45歳ぐらいでしたが、とても若々しかったです。その記憶から、秋といえばエイミー・マンという感じです。近々10枚目の新作アルバムが出る予定です。楽しみですよね。
この曲はヒットした「マグノリア」のサントラから。自作ではなく、ハリー・ニルソンのカバーです。


The Only Living Boy in New York/Simon & Garfunkel


70年の「明日に架ける橋」に収録されています。邦題は「ニューヨークの少年」。
映画の撮影に行ってしまったアート・ガーファンクルに向けて作った歌です。ニューヨークに取り残された少年がポール・サイモン。
後にエブリシング・バット・ザ・ガールがカバーしヒットさせています。
都会的なアコースティックフォーク。胸に染み入るサウンドです。


I'm Looking Through You /The Beatles

ジャケットがいかにもな感じ、音もアコースティック中心であることから、フォーセールとラバーソウルは秋っぽいイメージですよね。
特にラバーソウルは秋歌の宝庫ですが、その中でも軽快なこの曲が好きです。ポールの地味渋な名曲ですよね。ジェーン・アッシャーとのすれ違いを歌っています。
ウォール・フラワーズのカバーバージョンも有名ですよね。


I Can't Tell You Why /Eagles

邦題は「言い出せなくて」。ティモシー・シュミットが歌っています。79年のアルバム「the long run」に収録されています。シングルカットされビルボードで8位まで上がりました。
イントロから、B級ドラマの主題歌みたいな軽薄な感じが良いですよね。しんみりし過ぎない感じが秋っぽいです。

California Stars/Billy Bragg, Wilco

98年のアルバム「マーメイドアべニュー」から。ウディ・ガスリーの歌詞を基にビリー・ブラッグとウィルコが組んで制作した作品です。この曲はウィルコのジェフ・トゥイーディーが中心となって作曲しています。秋の陽だまり的なキラキラ感がとても良いです。隠れた名曲ですよね。


The Autumn Stone/Small Faces


スモール・フェイセズ解散後にリリースされた同名タイトルのコンピレーションアルバムに収録されています。
68年にシングル候補として録音されました。これが第一期スモール・フェイセズとして最後のレコーディングセッションとなりました。
ブラックホールが全てを包み込むような、スティーヴ・マリオットのヴォーカルが圧倒的です。アコギのぎこちないリズム感もロック。かっこいいですよね。

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