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俺の一枚、レビュー

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記事一覧

Spencer Dickinson – Spencer Dickinson

2001年に発表。 当時、ジョン・スペンサー・ブルース・エクスプロージョンで旬を超えた感があ…

オアシス ライヴ・アット・ネブワース 1996.8.10感想

映画館でライブを観たのは初めて 爆音に近い音響で、迫力十分 観客も20名程で、気兼ねなく…

Paul Weller - 66

2024年発表。66歳の誕生日の直前にリリースされた。 レコーディングは3年の長期に亘り、ノエ…

tahiti80をもう一度 初期タヒチのアルバムレビュー

久々に20年以上前の音楽番組(DVDに落としてあったOFS)を観たら、tahiti80のCMが流れていて…

Blur – Leisure

91年発表の1stアルバム。デーモン・アルバーンは68年生まれなので、当時23歳ぐらい。 ブーム…

稀代のモッズバンド、スモール・フェイセスのアルバムレビュー、おすすめ紹介

彗星の如く駆け抜けた若きモッズバンドスモール・フェイセスは、子役で歌手経験もあったステ…

年齢別アルバム ポール・ウェラーのキャリアと変化

みうらじゅん氏は「ディランのアルバムは自分の年齢と同じ作品を聴け、味わい深いから」と「ディランがロック」の中で語っていた。当時のディランの考えや迷いが理解しやすくなると。 長いキャリアを誇るポール・ウェラーにも同じやり方が有効だと思い、まとめてみた。 ソロデビューが33歳。スタンリーロード期でも37歳だ。この時期「モッドファーザ」とか「兄貴」とか言われて大ベテランの佇まいだったが、会社だとまだ課長前ぐらいの年齢だ。ジャムでのデビューが10代だったからな・・・。ジャム、スタカ

Paul Weller – Fat Pop

2021年発表。コロナ禍に作成された。2作連続の全英1位。 長いキャリアの中でも最も丁寧に作ら…

Paul Weller – On Sunset

2020年、コロナ騒動の最中にリリースされたソロ15枚目の作品。 「As Is Now」「Saturns Patter…

ポーグスのシェインと俺

ポーグスのシェインが亡くなった。 「脳炎で入院し集中治療を受けていたが、退院した」なんて…

Paul Weller – True Meanings

18年発表。前作から約1年、短いインターバルでリリースされた。 アンプラグドっぽいアレンジで…

Paul Weller – A Kind Revolution

2017年発表。ソロ13枚目。英国5位。 前作のセッションで残った2曲「Woo Sé Mama」「One Tear…

Paul Weller – Saturns Pattern

15年発表のソロ通算12枚目。 ベストアルバムを挟んだこの作品。変化があった。00年代に入って…

Paul Weller – Sonik Kicks

2012年発表。全英1位。日本ではメディアに取り上げられることが少なくなったウェラーだが、実はUKチャート上ではアルバムが連続で1位を獲得し90年代以上に成功している。 このアルバムにはブラーのグレアム・コクソン、ノエル・ギャラガー、元ストーンローゼズのアジズ、ショーン・オヘイガンらが参加。プロデュースはウェラーとこの頃の片腕サイモン・ダインで、このコンビのピークといえる作品だ。 2010年から禁酒をスタートしたウェラー。 禁酒が、沈み込むようなサウンドから開放的でアッパ