見出し画像

ビュッフェ形式の飲食店が今できること

2月の頭に「今回の中国発の感染症の話は、お店をやっている人には結構まずいことになるかもしれない...」と感じたのがはや1ヶ月前。そこから何個か、対策を考えてnoteに書いてきました。

あれから少し時間がたって、状況はより悪い方向へ行っていますね。

そしてついに恐れていた要請を政府が出しました。

「風通しの悪い場所で至近距離で接する場所は避けてほしい」
・スポーツジム
・屋形船
・ビュッフェスタイルの会食
・雀荘
・スキーのゲストハウス
・密閉された仮説テント

思いっきり業態名指しで自粛要請です。

満員電車が一番ヤバそうなのですが、疫学的に誰がそばにいたか特定して追跡するのがほぼ不可能なのでスルーされている印象...

フードコートは入ってませんが、飲食店全般が含まれていそうで恐ろしい...

回転寿司がついにレーン回さずに寿司流さないで対応するとかもニュースになってましたしね、結構な業態で影響甚大です。

いずれにしても、業態名指しで自粛要請して補償やらはすべて後まわしで考えると会見されていたので、生き残らないことには補償も何もないわけです。


ビュッフェ形式のお店ができること

で、考えたんですよ。自分がビュッフェ形式のお店のオーナーだったら、この状況でどうするのか?

1.客席間に間仕切り
ないよりマシですよね、ご時世的に隣のグループの咳とか気になりますし。可動のパネルパーティションなら1組3万円くらいです。お金はかかるが背に腹は変えられない...

(ただし、この手の対策費の補償ってすでに使っているやつは対象外にされたりします。有事なんでどうなるかわかりませんけど、明確に感染症対策で設置したのがわかるように資料とっておく必要はありますね。例えば保健所さんに相談してアドバイスされた議事録を残すとか。


2.ビュッフェテーブルに開閉式カバー
他の人の咳とかかかったら怖いですもんね。せめてもの安心感を演出。実際はどこまで効果があるのかはわかりませんけど...


3.配膳ワゴンでテーブルごとに配膳
こうなるともはやビュッフェではない気もします。ビュッフェ業態のメリットのホール人件費が安く済む、がまるで活きない。でも期間限定で耐える時だけ...ならなんとかできなくはなさそう。


はい、ぶっちゃけどれも決定打にならないです。

しかも初期投資が数万円〜数十万円かかる。そして投資しても回収できる保証もない。

なんとも難しい局面なので、ちょっとtwitterでアイデアを募ってみました。こう言う時こそ集合知の出番です!

状況が状況なので、プロアマ問わず大勢の方がコメントをくれました。

以下に、具体策を書いてくださった人のツイートを貼っておきます。


取り分けを工夫する方法



テイクアウトや宅配で対応する方法


メニューを限定する方法



業態を一時的に変更する方法


いっそ休業して耐える方法


みなさん、お知恵をありがとうございます。

立地や規模、業態やキャッシュの状況でも判断は変わると思いますが、何か参考になれば...

せめて自粛要請をはっきりと期限を切ってくれれば、いっそこの2週間は水漏れとかが起きて営業停止と思い込んで休業してやり過ごす...と言う手段もアリなんですけどね。

先行きが不透明で、いつ自粛解除になるのかがわからない、というのがキツイですよね。


明確な打ち手が思いつかずもどかしいのですが、どの手段を講じるにしても感染症対策でやったよ!というのがわかるように資料を残しておくのがいいと思います。

ほんと、この手の補助金ってもしも策定されても、これから対策費に使う見積りを取ったものに対して半額を補助、みたいな事になりがちなので。

すでに使っているものには一切補助できません、資料がないなら払えません、となったときに泣きをみないように、保健所さんや対策相談窓口などに問い合わせてみるのをおすすめします。


他の業種の方でも、お困りのことがあればみんなでアイデアを出せるように聞いてみますのでお知らせください。感染拡大防止と同じくらい、経済のダメージの拡大を防止したいところです。。。

いただいたサポートでnote内のクリエーターさんを応援!毎月末イチオシの新人さんを勝手に表彰&1000円サポート中🎉 あとはサポートでお酒や甘味で妻や娘のゴキゲンをとります。 twitterは @OFFRECO1 Instagramは @offreco_designfarm