見出し画像

育児を始めて、食生活が変わったこと

この子が小学校に入る時に東京オリンピックだね〜。なんて言っていた長女がついに6歳になり、気づけば2020年になっていた。あと数ヶ月後には入学式があり、長女が小学一年生になり、東京オリンピックが開催されるらしい。

育児と仕事の30代はあっという間で、僕も3月で37歳になる。さっきまでアラサーとか言っていたのに、気づいたらアラウンド30を大きく周回してアラウンド40に突入していた。

最近は加齢とストレスの影響か白髪も増えて、先日ついに白いヒゲが生えてきてちょっとショックを受けたのだけれど、よくよく考えたらもう40手前なんだし白くもなる。髪だって毎日せっせと伸ばしてがんばってるんだし、ちょっと色素を入れ忘れるくらいは多めにみてあげよう。


で、30代のリソースをだいぶ育児に割いてみて思うのだけれど、大きく変わったことの中に食生活がある。

これはもう、1人暮らし時代→新婚時代→妊娠出産〜授乳期→離乳食期→幼児食期...で、結構ガラッと変わった。

そして身をもってこの変化を体験してみて、食生活って生活環境=誰と過ごすかの影響を思いっきり受けるんだなぁ...と、当たり前のことを改めて感じた。


食と暮らしのエトセトラ

食生活がどんな風に変わってきたのかは、そのまんま自分の人生のアレコレを書くことになる。

一生の食卓だけをひたすら俯瞰で撮影したフォトログを3分くらいのムービーにしたら、その人の一生を想像できるんじゃないだろうか?


1人暮らし時代
職住近接が至高!という社畜デザイナーだったので、ほぼ会社と会社徒歩10分の1人暮らしマンションを往復していた。朝ごはんはパンとスープ、昼食は社食か打ち合わせ先でRettyで検索、夕食は会食か近所のお店で済ませていた。

この頃は野菜はともかくフルーツはほぼ買わず、たまにグレープフルーツやミカンを買う程度。1人暮らしでポーションのでかいフルーツは手に余る。


新婚時代
会社を辞めてフリーランスとして独立し、事務所兼自宅で24H働いていた頃...そんな所に転がり込むような形で同棲→結婚。この頃も朝はパン食だけどサラダとか野菜が増えた。1人だと適当な食事も、2人になって一緒に食べる相手がいるといろどりが出てくる。よく夫婦で飲みにも行ってたな。


妊娠出産〜授乳期
ご懐妊でアルコールNG、マグロなどの水銀が多い食品NG、などの制約が出てくる。妻はつわりが重めだったので、匂いのきついモノも食べられない。食べたがるものをひたすらベッドへ運ぶ親鳥のような暮らしに。

出産後、離乳食が始まるまでは授乳で育てていたので、引き続きアルコールNG。カレーなどのスパイス系やカフェインなども避けて、オイリーな生クリームなども母乳の出が悪くなるので避ける。必然的に野菜とフルーツが増える。

離乳食期
離乳食が始まると、大人の食事+離乳食と手間が増える。しかも食べさせるには完全介助が必要。ハチミツなどNG食材もあり、塩分濃度を気にしたりまぁまぁ大変。妻が離乳食レシピの仕事をしたりも。

食卓は断乳まではアルコールこそないものの、少しづつバリエーションも出てきた。離乳食でフルーツが食べられるようになると、フルーツの登場回数が増えてきた。


幼児食期
離乳食もほぼ終わり、薄味の大人と同じものを食べるように。とはいえ好き嫌いはあり、昨日まで食べていたものをいきなり食べなくなったりもする。ジュースこそほぼ与えずにきたものの、早期に甘いものを覚えさせてしまったのは完全に失敗だった。

そして、大人の食卓は夜の外食こそ減ったもののバリエーションは同棲時代+フルーツなど子供に食べさせたいものが増えた。

食育方針として振り幅と本物を教えることをモットーに、マクドナルドも行くけど薪釜のピザ屋さんも行くようにしている。

先日は奮発して本物のカニを買ってきて食べたら、それ以来カニを食いたいと言うようになってしまった...カニに匹敵するカニカマを探す旅に出なければ...


フルーツと季節の食材が増えた

いちばん大きな変化はここだろう。かなりの頻度でフルーツを買うようになった。いまでは家に常に何かしらの果物がある。

フルーツは良い。美味しさはもちろん、栄養価もあり、常温で食べられるものがほとんど。バナナ、リンゴ、キウイ、グレープフルーツなんかはスタメンだ。

季節ものだとイチゴ、ブドウ、ナシ、カキ、イチジク、モモあたりも良い。

どの食べ物がどの時期が旬かもいつの間にか身についていた。旬の時期は質もいいし安いので、家計的にも旬のものを取り入れるようになった。フルーツに限らず、魚も野菜も旬がある。


思えば10年前の自分と、今の自分で、食卓はガラッと変わった。

1人暮らしの時、イチゴ1パックを買えば10個ほどのイチゴを食べることになったが、4人家族なら2-3個になる。実際は娘2人が5個ずつ食べて両親は1個も口に入らないとかもザラにある。

そういう意味では、個食の時代は孤食の時代でもあるのかもしれない。1人の食卓は、どうしたって彩りに欠けてしまう。

食の充実は、人生の彩りを増やしてくれる。生活環境の変化で食生活が変わったように、食生活が少し充実することで、ちょっとだけ人生が前向きになるような...そんなシーンが作りたいなぁ、とぼんやり考えている。

食の彩りを増やす方法、何がありますかね?
「♡」を押すと、次回更新の予告が出ます。
オマケのある時はたまにオマケ予告も出ます。

いただいたサポートでnote内のクリエーターさんを応援!毎月末イチオシの新人さんを勝手に表彰&1000円サポート中🎉 あとはサポートでお酒や甘味で妻や娘のゴキゲンをとります。 twitterは @OFFRECO1 Instagramは @offreco_designfarm