人生いつでも成長期?能力のピークは実は遥か先かもしれない。
自分の能力のピークっていつ頃だと思いますか?運動能力ならたぶん20代前半、記憶力も20代後半くらい?じゃあ語彙力とか、コミュニケーション力とか、判断力や分析力は?
今まで僕は能力=若い頃にピークを迎えて、あとは複合的な経験則でそこをカバーしたり掛け算して勝負していく、というイメージでした。
が、どうも違うのかもしれない?という研究結果が出たようです。
これはMIT=マサチューセッツ工科大学での2015年の実験結果らしいので、日本人にもそのまんま当てはまるかは不明です。
その前提で見て欲しいのですが、各能力がピークを迎える年齢は驚きの結果でした。
【各能力のピークを迎える年齢】
18歳前後:総合的な情報処理能力と記憶力
32歳前後:顔認識能力(人の顔を覚える能力)
43歳前後:集中力
48歳:感情認知能力
50歳:基本的な計算能力
50歳前後:新しい情報を学び、理解する能力
67歳前後:語彙力
上の表を見て欲しいのですが、全年齢層において何かしらの能力がピークを迎えているんです。
「全ての能力がピークにある年齢というものは、存在しないのかもしれない」という研究者の言葉にあるように、私たちは常に何かしらの能力が成長しているのかもしれません。
人生いつでも成長期
上記の研究結果は、二十歳越えればただの人という意識で日々衰える体力に不安を感じている人にとっては朗報なのではないでしょうか?
なぜなら、人間は自分がそうだと思い込むとそうなるように矯正してしまう生き物だからです。
例えば、集中力のピークが20歳前後だと思っている人と、43歳前後だと思っている人がいた場合に、後者の方がパフォーマンスを発揮できるはずです。仮に、それが思い込みだとしても。
自分の能力の限界がここまでだと思ってフタをしている限り、それ以上の能力は出せません。だからこそ、意識だけでも人生いつでも成長期!と思うことが大事なのではないでしょうか。
今が常に人生のピークである為に
研究結果では加齢とともに各種能力がピークを迎えるその頂点のみに触れていますが、実際はピークアウト=頂点を超えた先で各能力は急激に衰えていきます。
つまり、私たちは日々成長すると共に日々枯れ衰えて死んでいっているんです。
当たり前のことです。
ですが、今この瞬間を常に人生のピークにし続ける為には、伸びていく能力に目を向けつつ、衰える部分も認める必要があります。
「もう〇〇歳だし、今からこれをやるのは無謀かも...」などと思わずに、冷静に伸びる部分と衰える部分を認めながら、何歳になっても新しいことに挑戦していきたいものです。
・・・と、いい感じにまとまりました。
語彙力のピークこそ67歳ですが、それ以外の能力はだいたい40-50歳でピークに届くみたいなので、35歳の僕もまだまだ絶賛成長中。
とはいえ、能力は成長しても体重はこれ以上成長しないようにしないと、能力がピークを迎える前に人生終了のお知らせを聞くハメに。
まだまだ後半の成長期を迎える為にも、健康管理が大事ですね。ちゃんと運動しなきゃなぁ。。。
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