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海外へ安く行きたい話in2023

なんとなく世界中でコロナ蔓延をあきらめた感じがする。
最後までゼロコロナにこだわった中国もあきらめた。
感染するものは仕方ないよな、という雰囲気。
インフルエンザと同等の扱い的な。

もはやマスクなど誰もしてない、という国も少なくない。
出入国に厳しい制限がなされていた時代はなんだったんだろう。
コロナ蔓延防止のために国境を封鎖するかもしれないと
在外日本人が慌てて帰国した2020年3月が遠い昔のようだ。

国際線の需要激減を受け、各航空会社は社員を解雇した。
同様に、空港もホテルも社員を解雇。
からの2022年夏。コロナによって押さえつけられていた
ヨーロッパ人のバカンス欲が一気に爆発した。

今度は需要の回復に航空会社が対応できない。
飛行機の便数を増やしたくても社員が戻ってこない。
飛行機の便数を増やしたくても空港職員が少ないため
地上業務が滞ってしまい、空港側から断られる始末。

更にロシアのウクライナ侵攻による原油や物価の高騰。
そんなこんなで航空券価格の高止まり。
国際線航空券に課される燃油サーチャージの額の恐ろしさよ。
2023年1月現在、日本発欧米豪行きのJALやANAのサーチャージは
片道4.7万円だ。ありえない。

そんな2023年。
ピークは前年秋に越したものの、依然として円安傾向。
でも私だって(経済的に)気軽に海外に行きたい。
ということで、方法を模索してみた。

1.航空券が高いならマイレージを使え

私は航空会社のクレジットカードを持っている。
それで決済すればマイルが貯まる。
だから日常の支払いは基本的にクレジットカードを使う。

航空会社のクレジットカードでなくても、
ポイント交換という形でマイルに交換できる。
私は楽天市場でポイント10倍になる買い物をして、
貯まった楽天ポイントをANAマイルに交換することもある。

私はしていないのだが、ポイントサイト経由で
(モッピーとかハピタスとか?各自でググってほしい)
ポイントを貯め、マイルに交換することもできるらしい。
ソラチカルートだとかなんだとか、
重箱の隅をつつくようなやり方でマイルを貯める人もいるらしい。

日系航空会社のマイレージは有効期限が3年なので
ゆっくりマイルを貯めていると、3年経っても
航空券に交換できるほど貯まらないのでご注意。

なお、アラスカ航空のマイレージプログラムは
少ないマイル数でJALの特典航空券に交換できるので評判がいい。
アラスカ航空(日本未就航)に乗らなくても
提携他社の搭乗でマイルは貯まるし、なんなら有料でマイルを買える。

JALマイルをゼロから貯めて特典航空券を狙うなら
いっそのことアラスカ航空でマイルを購入して
(JALのマイレージプログラムではマイルの購入は不可)
目的の特典航空券を入手したほうが近道かも。


2.サーチャージが高いなら航空会社を選べ

JALやANAの場合、貯めたマイルを国際線航空券に交換すると
燃油サーチャージを支払う必要がある。
せっかくヨーロッパ行きの航空券をマイレージで発券しても
追加で往復9.4万円の支払い(2023年1月現在)が待っている。
更に空港使用料だの出国税だのなんだのも払うのだ。

しかし、提携他社便の特典航空券を発券した場合
一部の航空会社はサーチャージを必要としていない。
例えばJALの提携だったらアメリカン航空やカタール航空、
マレーシア航空の日本発旅程がサーチャージ不要。
日韓線のみ発券可能だが大韓航空も不要だった気がする。

もっとも米系航空会社のマイレージプログラムだと
有効期限はないし、サーチャージ支払いもほぼ不要という噂。
ただ航空券交換に必要なマイル数が多いのでご承知おきを。
(先述のアラスカ航空のマイレージプログラムにおける
JAL特典航空券の交換は例外。必要マイル数少なめでお得)


3.LCCがあるならLCCを使え

コロナ前よりは高額になってしまうが、
やはりLCCはそれなりに安い。

日系のピーチやzipだけでなく
韓国系、ベトナム系、マレーシア系、シンガポール系など
外資LCCも積極的に日本に就航している。

LCCはオプションで儲ける仕組みなので、
荷物預け有料、機内食有料、座席指定有料などなど
それを理解して使う必要がある。

また、遅延や欠航の際の対応が極めて塩なので、
旅程が1日ずれてもどうにかなる程度の
時間のある人には向いている。


4.ホテルが高いならポイントを使え

私みたいなドミトリー(相部屋・バストイレ共用)嫌いにとって
ホテル代金は快適のためにそれなりに必要だ。おのれ円安。

そんなときは航空会社のマイレージプログラムと同じように
ホテルのポイントプログラムを使って無料宿泊を手に入れる。

例えばマリオットやヒルトン、インターコンチネンタルなどは
海外だけでなく日本国内にもホテルを展開している。
そして日本は2023年現在、全国旅行支援という制度があり
それらのホテルを割引価格で宿泊することができる。

国内で安くホテルに泊まり、ホテルのポイントを貯める。
その貯まったポイントで、海外のホテルの無料宿泊を引き換えるのだ。
各ホテルチェーンはポイントのキャンペーンなども行っているので
上手に活用してポイントを貯めたい。

具体例
IHG(インターコンやクラウンプラザ、ホリデイインなど)は
2022年の12月に2泊すれば1万ポイント付与というキャンペーンがあった。
1万ポイント(だいたい50USD相当)あれば、
海外の安めのホリデイインの無料宿泊1泊分と交換できる。

私は国内のIHGホテルに全国旅行支援を適用して
1泊5000円ほどで2泊した。2022年初冬の話。
そこで得た1万ポイントを後日海外の無料宿泊に交換予定。



ま、どんなに手を尽くしても海外旅行は高い時代だ、という話です。
特に物価の高い欧米豪各国となると現地滞在費も膨れ上がる。
私はここ半年間のあまりの円安+インフレにより、
アメリカはもう一生行かなくてもいいか、ぐらいにあきらめている。
アメリカ村も一生行かなくてもいいか、ぐらいに興味がない。


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