見出し画像

第3回 新型コロナウイルス感染症特別貸付の書き方、必要書類

 では実際に記入をしていきたいと思います。
 申請方法は郵送、インターネット、持ち込みの3種類がありますが、郵送が一番早く審査が通りやすいようです。

今回も国民生活事業の方を対象にしてみていきます。

記入用紙のダウンロード

まず日本政策金融公庫の新型コロナウイルス感染症特別貸付ページの一番下のお申し込み手続きはこちらというところからPDFファイルをダウンロードします。

画像1

① 借入申込書 
② 新型コロナウイルス感染症の影響による売上減少の申告書 
③ 最近2期分の確定申告書(一式)のコピー(注)(青色申告の方は青色申告決算書、いわゆる白色申告の方は収支内訳書を含みます。)法人の方は決算書のコピー(勘定科目明細書を含みます。)

※その下の初めての方はというところですが、前回日本政策金融公庫で融資を受けたことがある方でも完済後3年以上経過している方は初めて扱いになるので注意が必要です。(あいまいな場合は④-⑥を添付した方が良いです。)
初めて利用する個人の方は
④ ご商売の概要(お客さまの自己申告書)
⑤ 運転免許証(両面)またはパスポート(顔写真のページ及び現住所等の記載のある ページ)のコピー
 ⑥ 許認可証のコピー(飲食店などの許可・届出等が必要な事業を営んでいる方)
法人の方はそれにプラスして会社の履歴事項全部証明書または登記簿謄本(原本)が必要になります。


借入申込書の書き方

画像2

画像3

では借入申込書の書き方からです。

・申込人の欄はゴム印は使わずに自署で記入してください。
・お申込み金額は普段仕事をするうえで必要な運転資金の3-6ヶ月分が目安です。あまり大きい金額を書き過ぎると審査が通りにくくなります。
・お借入れ希望日は、ご自身の希望する日を記入しましょう。(1カ月くらい先で記入して問題ありませんが、現状審査に1カ月以上かかっているそうです。)
・返済希望日は大手銀行では特に問題ないですが、地方銀行や信金の場合は返済日に対応していない場合があるので念のため第2希望まで考えておくと良いです。
・返済金のお支払方法の欄は基本的にネットバンクや、JAバンク、新生銀行は対応していないので注意が必要です。
・創業して間もない会社で口座がない場合は開設予定の金融機関で記入し、融資が確定した後に口座開設しても問題ありません。
・資金の使いみちで設備資金を記入する場合は見積書が必要です。
・ご家族の方の記入欄に配偶者の方が仕事している場合は会社員等ときちんと記入しましょう。万が一の際の返済能力が高いことをアピールした方が申請が通りやすいです。
・担保・保証の条件の欄はコロナ特別貸付は無担保なので記入をしないで問題ありません。

新型コロナウイルス感染症の影響による売上減少の申告書の書き方

画像4

 次に新型コロナウイルス感染症の影響による売上減少の申告書の書き方についてです。
業歴が1年1ヵ月以上の方が上、それ未満の方は下に記入します。
この報告書のほかに対象となる月の売上の減少を確認できる書類等を合わせて添付しましょう。(例、去年4月分の月次売上帳、今年4月の売上帳等)

最近2期分の確定申告書(一式)のコピー

最近2期分の確定申告書のコピーも必要になります。(個人の方で青色申告の方は青色申告決算書、いわゆる白色申告の方は収支内訳書を含みます。)(法人の方は勘定科目明細書も添付しましょう。)


その他

画像5

その他初めての方は必要な書類を用意しましょう。

・ ご商売の概要(お客さまの自己申告書)
・ 運転免許証(両面)またはパスポート(顔写真のページ及び現住所等の記載のある ページ)のコピー
 ・ 許認可証のコピー(飲食店などの許可・届出等が必要な事業を営んでいる方)
法人の方はそれにプラスして会社の履歴事項全部証明書または登記簿謄本(原本)が必要になります。



必要事項を記入したら郵送するのがベストです。


次回は面談についてです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?