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オンライン秘書ができる壁打ちとは?

こんにちは、バックオフィスメインでマネジメントをしてる在宅フリーランスです。

お仕事をしていると、よく耳にする「壁打ち」という言葉。
壁打ちと聞くと、課題解決やコンサルさんがするような言葉に聞こえますね。

最近はオンライン秘書さんでも、壁打ちのサービスをもてるくらい、
有名な言葉になってきているかもです。

そう、壁打ちは秘書や事務も立派にできるお仕事です。

でも壁打ちと聞くととても大層に聞こえてしまうというか。
課題解決をゴリゴリするような印象を持つ方もいるかもしれません。

私たちは事務であり、コンサルではないので、せいぜいできることは限られます。

しかし、バックオフィスを任されるからこそ、
その専門性に長けた壁打ちができます。

切っても切れない管理部門ならではの壁打ちは、
事務を任されてきたからこそ、作れる導線や価値があるのです。


今回はバックオフィス担当者ならではの壁打ちについて、お話をしていきます。



壁打ちでできること

事務が壁打ちで価値提供できるって本当?って思われている方もいるかもしれません。

サービスとして掲げている方もいますが、
だいたいはMTG内で実施することが多いかもしれませんね。

私たちができる壁打ちは課題解決ではなく、情報整理です。
では、具体的に事務ならではの壁打ちでできることを上げましょう。

私は以下が壁打ちでできることだと考えています。

① 専門知識の提供
② 情報の共有
③ 情報整理

① 専門知識の提供

私たち事務がまず提供できるのは、専門知識です。
特定の業務や業界について深い知識を持っていることが、壁打ちの際に役立ちます。

とくにバックオフィス等されている方は、税務労務経理の知識も身についている方が多いでしょう。
使用ツールの提案を含め、事務として動くための効率の良い方法やフローをご提案できるのが強みです。

バックオフィスなんてしたことがないよ!って人は、
これまで培ってきたツールの知識などもきっとあるはず。

自分の持っている事務で使える専門知識を共有しましょう。

② 情報の共有


次に、情報の共有です。

オンラインでお仕事をされている方はここが特に強みになります。
経験値を詰んでいると、他社のやり方や自分の経験を共有することができます。

もちろん!守秘義務は絶対に守ること!

売り上げベースで見た時
同じ業種で見た時

同じ規模の社長さんがどんなことをされているのか。

事務目線で語ることができれば、どのように管理を行えばスムーズなのか。
相手にとってヒントになるはずです。

③ 情報整理

そして、整理の整理です。情報や課題を整理し、
相手が見やすく理解しやすい形に整えることで、次のステップが見えるようにします。

議事録もその一つですね。

情報整理は私たちの得意分野です。
相手がわかりやすいようおまとめして、提示できるとそれだけで価値に繋がります。

痒い所に手が届く価値を提供しましょう。

壁打ちの目的はズラさないで

意識をしてほしいところとしては、壁打ちをする目的からズレないこと。

壁打ちの目的は、情報を吐き出し、新しいアイディアを出し合い、
次のアクションができるように見通しを立てることです。

これがズレてしまうと、ただの雑談になります。

そして必ず、判断は相手に委ねることです。

私たちはコンサルさんではありませんので。
できることはあくまでも情報整理。

相手に決定権を委ね、決めていただくようにしましょう。

秘書の壁打ちはバックオフィスの導線作りこそ

秘書の壁打ちで真価を発揮するのは、導線づくりです。
事務ならではの効率の良いやり方を、私たちは知っています。

これを価値と感じてくださる方は、ある一定のステージを超えなければ難しいかもしれませんが。

これまで培ってきた専門知識の提供、情報の共有、整理の整理を通じて、
お客様の役に立てるはずです。

うまく壁打ちができるようになると、
スタートアップの企業様や売上が立ち始めているおひとり社長様から
「こんなツールがあるのか」「こんなやり方があるのか」と驚かれるかもしれませんよ。

ぜひ一度自分にもできないか、考えてみてくださいね。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


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