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【NO.0171】 今日の1冊「シン鎖国論」と映画「ソイレント・グリーン」

  いよいよ、今月27日から第77回WHO総会が始まっているようです。

 結果はまだわかりませんが、枠組み合意となるのか。
 たとえ、合意がなくとも日本は進みます。すでに、そのために、着々と国民不在、国会も無視して、前に進んでいます。地方自治法改正や新型インフルエンザなど対策行動計画案などを強行するだろうし、日本版CDCを開設、そして、極めつけは、次世代ワクチンを日本で治験と同時に定期接種するというまるで人体実験までして、日本人を自由なき超監視社会へと進めるつもりなんでしょう。
 日本人が何も言わない(何も知ろうとしない)ことをいいことに。

「今日の1冊」は、山岡鉄秀氏著の、『シン鎖国論』をご紹介します。

山岡鉄秀著『シン鎖国論』

 まさしく、政治にまるで関心がなく、誇り高き日本人精神を捨て去り、目先だけの利益や自分が今生きることさえできれば良い、この国の将来や、子孫の安寧などはどうでもいいという今の日本と日本人への警笛を鳴らしている著。
 移民による弊害、グローバリズムに全てを捧げる日本、日本と日本人を護らない国と政府など。心の芯を無くした日本人が行き着く先はどうなるのか。守るべき日本をどう取り戻すのかが1冊にまとめられています。

 この著の中で、私が注目しているのは、戦後すぐの吉田茂首相の取った行動が日本に与えた影響が、未だ、アメリカの属国という現実と日本人の潜在意識から脱ぐ去ることができなくなってしまったということ。
 吉田ドクトリンは作り上げられてものということ。
 吉田茂は決して1人でアメリカと交渉し、国防を放棄して経済大国への道を歩ませた英雄ではないということ。
 日本人は、真実の歴史と正面を向かない限り、日本を取り戻すことはできないンだと痛感しましたね。
 
 また、グローバリズムというのは、人口削減という思考を持ち合わせており、そのグローバリズムのシンクタンクにの一つである「ローマクラブ」(世界経済フォーラムと重なる部分が多い、SGとも関連が・・・)が1972年に発表した『成長の限界』で示された、人口増加が世界に与える負の影響を発表している。

ローマクラブ「人類の危機」レポート『成長の限界』

 1798年に記されたマルサスの『人口論」を基にしているところも多く、食料と性欲が人口の増減に大きく影響するとい考えが、グローバリストの思考に深く影響している。(食や人間は工場で生産する・・・)

マルサス『人口論』

 こうした著に大きく影響受けたグローバリズム。一部の超富裕層が豊かな生活をするため、他の多くの人々を、まるで、奴隷、動物、いや、物のように取り扱う近未来を想定して、今、国連という隠れ蓑を使って、世界を自分たちグローバリストの支配下に置こうとしている。そして、それにまるで僕のようにぶら下がっている日本。この構図がこのままだと、ますます進化していってしまいそうだという危機感を、この『シン鎖国論』を読んだ人々と共有し声を上げたいと思う。

 また、人口爆発や人口食に関して、一つの映画が紹介されている。1973年制作の『ソイレントグリーン』という2022年のニューヨークを描いた作品だ。チャールストン・ヘストン主演。

 今、デジタル・リマスター版が、順次全国で公開されているようですので、余り詳細は書けませんが、私が思ったのは、まずは、なぜ今この映画かということ。グローバリストたちが送る予告映画だかなのか。また、日本でも、この人口の爆発は可能性があると、そして、一部の富裕層が支配する構図がやがて現実になるかもしれません。
 それは、大量移民が人口爆発、米中欧の超富裕層が居を構え、人工食と薬で人を制御し、グローバリズム主導の超監視社会の先駆的存在となった日本で、それは起こるのかも知れません。そのときは日本人はごく少数の人類最下層に位置するようになっているのかもしれません。

 自立国家に必要なもの、食、エネルギー、国防(いずれも自前で)そして、やはり、人なんです。
 全てをアメリカに依存し、ここから、逃げてきた日本に、今、大きくツケが回ってきているのかも知れません。

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