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【NO.0123】 国民の気概 日本を取り戻すには・・・

 「日本は、未だ自主独立国家ではない」という事実が、ようやくネットメディアなどで散見されるようになってきましたね。

 岸田政権の負(悪)の貢献とでも言いましょうか、安倍氏が暗殺?された後の岸田氏吹っ切れたように、自国の資産を海外へ移転させる行為を大幅に増やしました。自国民が困窮し、増税という名の搾取で疲弊させられているにも関わらずです。
 海外へと出た支援金の行きつく先は、もうお分かりの方も多いと思いますが、グローバル企業やその後ろに控えるエスタブリッシュメントたちの下に流れていく。こういう構造が出来上がっているのでしょうね。
 
 よく途上国支援として、日本はアフリカやアジア地域の国に対して支援金を出しいることを耳にしますが、ほとんどが、開発に関しては欧米や中国が受注をしていることもあり、結局は、最終そうした企業や人々が潤う構造なんでしょうね。

 そのアフリカのニジェールという国でこういことが起こっているのをご存知のかもいらっしゃると思います。

 ニジェールはかつてフランスの植民地として搾取され続け、今もなお、CFAフランという通貨をフランスから押し付けられた状態で、特に資源が豊富にあるとされるニジェールなどの西アフリカ諸国は、そうした資源の取引においてもフランスを経由させられ、多くの利益が吸い上げられ、そこに住む人々は、貧困にあえいでいたのが現状だと聞く。
 そのニジェールが、隣国のブルキナファソやマリと同じくクーデターを起こし、親仏政権を追い出し、そして、ニジェールからフランス軍の撤退を余儀なくさせられてしまったという。

 しかし、フランスがこの西アフリカの利権構造をそう簡単に手放すだろうか?

 アフリカの資源利権に関して、特にこの西アフリカ地域においては、フランスの独占状態があったと言われています。その独占を、当然のごとく宜しく思わない国や人々が存在する。それがアメリカのエスタブリッシュメント層であり、英国もそう、中国、ロシアが絡んでくる。ズラリと連合国が名をそろえる状態で、資源利権の争いが水面下で起こっていると想像がつく。
 このNHKのニュースでは、ロシアの影響の懸念を伝えているが、クーデター直後、アメリカのビクトリア・ヌーランド国務副長官代行がニジェールを訪問したのだが、その後特に何事も起こらず、フランス軍の撤退ということになった。
 ということは、アメリカにとっては特に不都合なことではない事なのかもしれません。
 アメリカというか、アメリカエスタブリッシュメントやネオコンにとって、フランスは、ウクライナ支援に反対する煙たい存在であり、直近のフランス暴動が勃発したのにもアメリカの影がちらついているようなんですね。

 いずれにしても、日本メディアの報道は信用できず、おそらく遠い西アフリカの現状などは今後ほとんど日本のメディアからは私たちの耳に入ってくることはないかと思います。

 ただ、私たちはこのアフリカで起こっている一連の動き、遠い国の夢のような話ではないということを直視しないといけないと思います。
 現実に日本は、アメリカという国の占領下という状態が今もまだ続いているということがあります。しかし、中国、ロシアが、アメリカの日本支配がアメリカの弱体化によりその影響力恐れずに足りないと確信すれば、日本もいつ、アメリカ以外の国の支配下に堕ちるという現実が起こりうるという可能性を想定しておくべきだと思います。

 今の自民党政権、能天気なのでしょうか、未だにアメリカ様の言うことさえ聞いておけば、日本は安泰でいられると、どうも本当に思っている節があります。しかし、そんなリーダーしかいない日本であっても、私たちの国であり故郷なんですね。守らなければならないと思うのです。そのためには、自立した国家が必要です。が、先ずは我々国民の自立が先だと思います。国民がその依存マインドから脱却できて初めて、国としてと日本を取り戻すことができるのだと思います。

 日本は自立国家でした。特に江戸時代までは。国民の気概があったからでしょう。ココだと思います。

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