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【NO.0126】 2024年米大統領選は三つ巴の戦い 

 ロバート・F・ケネディ・ジュニア氏が、米民主党を離れ、無所属(独立系)候補として、米大統領選に挑むことになった。
 米世論が、2つの既存政党(民主党、共和党)に嫌気を示し、マネーやごく一部の権力に捕らわれない、何も色のついてない、国民のために汗をかく大統領の登場を望んでいることが明白となったため、ケネディJr氏がその決断を下したのだろう。
 次の動画で、その経緯を分かりやすく解説されているので、一度視ていただければいいかと思います。

 このケネディJr氏の決断によって、2024年米大統領選、非常に混沌としてきました。アメリカ世論の実情やケネディJr氏の影響力から見て、かなりの票を、バイデン現大統領、トランプ前大統領の両候補から奪い取るのは間違いいなく、どちらの票を多く食うのかが今後の焦点となるだろう。
 あえて言えば、トランプ支持とバイデン支持の強固さの違いが、食われる数を左右すると思う。明白に強固さは、トランプ支持者の方が強いと思われる。
 バイデン政権から理不尽な罪を被せられ、4回も起訴されているのだがその都度、トランプ支持は上昇していることからも積極的支持がかなりの数を占めていると思われる。
 一方、バイデン大統領には、そうした支持層はほとんどいないのでは。民主党の候補であるという理由しかない消極的な支持がほとんどだと考えられる。
 こうした背景からバイデン票が食われる方が多いと思われるのだが、トランプともその政策で重なる部分も多いからトランプ票もかなり食われそうだ。
 今後の動きに注目したいと思います。 
 以前からささやかれていましたが、もしかしたら、バイデン候補が、民主党候補者でなくなるかもしれません。もともと、支持基盤が脆弱で、特別な支持層がなければ、とても大統領には適さない人物。そんなバイデン大統領の現実は、頭脳も見た目も、あまりにも衰えが目立ちすぎます。民主党を支持する、ネオコンやエスタブリッシュメント層からバイデンでは無理との判断が下されると、ギャビン・ニューサムカリフォルニア州知事が取って代わることになるかも知れません。
 アメリカの政党支持も無党派層が一番多いとのこと、ケネディJr氏が奇跡を起こす可能性もあるかも知れません。
 
 日本にとって、誰が大統領になればいいのでしょうか?
 いずれの人が大統領になっても、日本にとって厳しくなるのは変わらないと思います。ただ、全く違う意味で厳しくなると思います。
 バイデン大統領が再選されるとと、日本は今のまま『ポチ』状態、言いなりのまま、日本が日本でなくなる日も近くなり、全てをむしり取られ、やがては中共支配下の堕ち、地図から日本と言う名は消えてしまう可能性もあります。
 トランプ前大統領やケネディJr氏だと、日本は自立の道を歩む方向に進む必要がでてくるでしょう。自国のことは自国でと・・・。今の日本は、アメリカ依存によって、言われたことをやっていればよかった国、それが、丸腰のままの状態で、中国やロシアに対峙することを余儀なくされそうです。そうしろと言われそうです。果たして生存できるのでしょうか。
 しかし、あえて言えば、どちらかを選ぶとすれば、トランプ前大統領かケネディJr氏が大統領になった方が、まだ日本が日本でいられるチャンスが与えられると思う。安全保障も経済も資源も食料もそして人も、先ずは自分たち日本人で日本を護っていくことを、国民すべてが自覚する道をとる必要があります。そのような道の選択を国民にさせるだけの政治力が必要となるでしょう。果たして日本に・・・?

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