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勉強できない、仕事できない5代目社長が、借金を目にして始めたあることとは…。想いの見える化トークライブ、今回は西村工務店の西村勇二様です。

 100年続く大阪の老舗工務店、株式会社 西村工務店。その5代目にして、会社を大きく発展させた30代の社長、西村勇二さんをお迎えし、「ポンコツ人生からの這い上がり方」をお聞きしました。 
 発想や視点がちょっと違う、おもしろい。でもなるほどな~と感じるところもあり、やっぱりおもしろい。なによりすごく親近感を持ちました。魅力たっぷりな人柄、気になりますね~。

《思いの見える化トークライブ》とは、おふぃす・ともともの代表、高野朋美が、経営者その人のバックストーリーに迫り、そこから来る揺るぎない思いを存分に引き出す、楽しくてへぇ~すごいっの1時間です。
これまで:これからの情報など、こちらから(Facebook)発信しています

【以下は文章です】
高野:はいはいちょっと待って、まだね私の方の準備が万全ではない、万全ではないのですよ。えっとこれで、これを…おっ早速あれですよ、いいねがつきましたよ。
西村:僕いいねしたんで…
高野:違う違う。浜本さん、長友さんありがとうございます。
西村:ありがとうございます。
高野:あっ西村勇二、自分ね。中里さんもありがとうございます。
西村:ありがとうございます。
高野:はい、トークライブ、ありがとうございます。ちょっと待ってくださいね。私の方のね、準備がもうちょっと整うまでお待ちくださいよ。今日はですね皆さん、あのま一緒に映ってる西村勇二さんという西村公務店の5代目?
西村:はい5代目です。
高野:5代目ですね。えー、とトークライブをしたいという風に思います。え西村さん。
西村:はい、西村です。知ってます。
高野:今日はどんな気分ですか?
西村:いや先ほども言ったんですけど、もう恐縮で。
高野:何が恐縮なの?
西村:話を聞いていただけるということ、話すことは何もないんですけど、高野さんがうまくこう話すことのない人間でも話せるんだよということを見していただけると思うんで…
高野:そうだねそういう回にできればいいなと私も思ってます。お願いします。はいじゃあですね、あの始まりました。ということでえま何も知らない方もご覧になってるかもしれないので、えっとま西村さんって誰なんていう話をですね、ちょっとしたいなと思うんですけど。あの自己紹介してもらっていいですか?
西村:はい 分かりました。はい、ええっと大阪市大阪市内でですね、公務店と設計事務所と不動産業を主催しております。あの代表やっております。建築士の西村と申します。はい、その程度。
高野:その程度ですね。はいその程度、ありがとうございます。西村公務店って、大阪のどこにあるんですか?
西村:大阪の西成区でうちのおじいちゃんの時からずっと西成でやってますね。
高野:おじいちゃんの代からやってる。
西村:あの西成でやり出したのはそうですね、あのひいおじいちゃんが満州でやり出して、でひいおじいちゃんはなんかようわからん、ひいおじいちゃんはわからんとこでやってて、じいちゃんが西成で店開いてやりだして、ずっと僕も含めて今も…。
高野:なるほどね。あの早速コメント来てますよ。西村さん顔ちっちゃ。私が大きく映ってるってこと?ちょっとなんか悔しい、悔しい、ひどい。
西村:僕そのコメント見えないんすけど、なんか不利ですね。自分だけ見えてるんですか?これ。
高野:それが私の方にコメントが来てるからだ。私のタイムラインを見るとコメントが分かるよ。色々来てますよ。読みましょう。「ひどい顔の背景ですな」いうコメント。「背景と同じ顔してください」。
西村:(同じ顔をする)
高野:何でもやってくれるね。ありがとうございます。こんばんみとか色々来てますよ。で、あのはいすいませんあの、西村工務店がどこにあるのかっていう話で、おじいちゃんが何?満州に家を建てに行ってたの?
西村:多分あれです。日本の統治下やったわけじゃないですか。あのその時に向こうで開業されたんかなんかようわかんないですけど、宮大工ですね元々社寺仏閣、うちのひいおじいちゃんまでは宮大工です。あの西成にもですね、ちなみに地蔵盆ってなんか地域におるんかもしれないですけど西成って結構地蔵さんの祠が、それは結構うちの父親は、よく前通るとこれうちが作った作った。でもあんな正直言ったもん勝ちなんで。僕幼少ながらに思ってたんです、言ったもん勝ちや、誰もわからないんでね。
高野:あそう、宮大工ってだから釘使わないで作るんでしょ?
西村:まイメージはそうですね。なんか特殊なあの伝統工法っていう今とは違う工法なんで。
高野:すごいじゃないですか、西村公務店さん。
西村:そうなんです。すごいんです僕。
高野:なんでこうやってあなたが自慢するの?かわちって…かわちってどういうこと?
西村:可愛いって言うてるんですよ、高野さんのことをね。
高野:私?私でしょ。ありがとう。いい、あの全く心がこもってない、そのコメントありがとうございます。で、今だから5代目でしょ?すごい歴史がある会社さんじゃないですか。
西村:そうですね。まあのおかげ様で、あのなんて言うんでしょう、ずっと親子で細々とやってたような形なんで、僕も父に拾っていただいた時はもう父と僕2人で個人事業主で。元々父が1人でやってたので、あのそこに僕があの拾ってもらったって感じです、前職から転職する時に。
高野:なるほどね。うん、まその拾ってもらったっていう話なんですが、えっと元々その公務店の仕事をやろうとか後を継ごうとかっていう風に思ってたんですか?
西村:ノー、全く継ぐ気もなければ。もどこまで喋っていいかわかんないですけど、元々僕スポーツをずっとしててですね、あのスポーツをしてて勉強ずっとしてこなく、ま結構真面目にスポーツは頑張って、でま結果がま推薦とかで学校とかも行ってたんですけど。推薦クラスって勉強しなくていいんですよ。スポーツだけしとけばいいんで。スポーツだけしとけばいいんだけどスポーツで結果が出せなかったので、まだからあのやることないんやったら工業高校に行ってくれたら、最悪拾えるみたいなこと言われたんです。
高野:スポーツって何をやったんですか?
西村:柔道をずっとあの高校卒業するまでやって14年間ぐらいですかね。やりましたね。
高野:柔道バカだったってことですね?
西村:そうですね、もう柔道ばっかり…
高野:で工業高校行ったら、最悪すくってやれるぜみたいな。
西村:そうです。やりたいこともないんで当時また中学3年生とかでね。もう言われるがまま、あわか分かりましたて言って。工業高校の建築家に当然入るので、でそん時成績すごい良かった、あのスポーツの工業高校には成績がすごく良かって、で大学も行こうかなって一瞬考えたんですけど、でも勉強するの嫌やなと思ったんですよね。大学行ったら勉強しない といけないと思って。せなあかんと思って、それがもうなんか嫌やなと思って、勉強したくないからじゃあ働こうって思考になって、別に親にも相談せず、求人にも申し込み出して。で当然建築科に来てる求人ですから、建築会社しかないので、なんも考えんと普通にそこに行ったっていうだけで。そこで4年間勉強したっていう…
高野:あのいっぱいコメント来てます。「寝技、得意って言ってた」
西村:もやめとけやめとけ、やめとけや。…誰がベストエイトや。
高野:ちょっと聞こうっていう感じで来てくださった方がいっぱいいます。はい、ありがとう皆さんありがとうございます。あのもしね、あのなんか喋ってることで面白いことがあったら、いいねしていただけると、えっと私、私が喜びます。西村さんはあんまり見えない。見えないんで喜びがないんでね、私が喜ぶでいいいねをね押していただけるとね、あの大変嬉しいです。であのそもそもね、このチラシにあるようなこの変顔をするじゃないですか?よく。昔からこんな感じだったんですか?
西村:あのはい。あの僕昔の写真全部子供のときから、撮るとこんな顔でまともな写真あんまないんですよ。なんでかわかんないです。親でしょ?結局親の教育やと思いますよ。親の教育って言うじゃないですか。18ぐらいまでは
高野:親御さんのせいにしたあかんでって今思いながら聞いてるけど。
西村:親です。
高野:親御さんのどんな教育を受けたらこうなるわけ?
西村:注意をされてこなかった、だから自由に育ったって感じ、そうですね。自由なんですけど、反抗期とかは全然なかった。あのうんまの反抗機はありましたけど、兄貴がいるんですけど、僕兄がいるんですけど、兄がめちゃめちゃ反抗期強くて、ボコボコにされてんのを見てたんで、反抗期になる前、いや馬乗り
高野:誰に?怖い怖い。お父さんに?
西村:父親も母親も。
高野:お母さんすごいな。めっちゃバイオレンス。
西村:でま僕はこうしたらしばかれんねんなとか思ったんで、もう僕は反抗期だからなかった。しばかれる嫌なんでね。
高野:じゃあまあいい子に育ったわけですね。
西村:まいい子ですね。
高野:いい子なんだ。で、えっとま、継ぐ気もない西村公務店に入って、最初どんな感じだったんですか?どんな仕事ぶりだった…
西村:そうですね。子供の時からやっぱ父のね、仕事してるところとかはなんとなくは見てるので、現場もお手伝い行ったりとかねバイトで行ってたんで。その時の印象はなんか楽そうやなって。
高野:なんで楽そうだって思ったんですか?
西村:ま雨…外の作業とか建築ってもちろんあるんですけど、雨降ったらもちろんね外の作業ってできなかったりありますし、だから雨降って休んでたりとかですね。なんかま多分というかやっぱ子供たちとか家族含めて年に1度海外旅行に連れてってもらってた、必ず。
高野:うわ、めっちゃボンボンやないですか。
西村:そう思うでしょ。僕も思ってた。旅行とかも海外旅行以外の旅行とかもすごい連れて行って、まあね、してもらってたんですけど。
高野:羨ましいわ。
西村: 車も買い替えたりとか…
高野:めっちゃお金持ちやん。
西村:もう僕もそう思ってたんですよ。もうこんな楽そうで、すごい儲かっていいなって。まそれぐらい。継ぎたいとかはないですけどね。あのまなんかいいなとは思ってたんです。けど、でゼネコンあの就職した時に4年間勉強してやめるってなった時、どこ行こっかな就職活動もめんどくせえしと思って、楽できるしで行くとですね、あの全然全然、20歳22歳か22歳の時ですけど。全然仕事がなくて。
高野:全然仕事がない?どういうことです?
西村:あの元々前職がめちゃめちゃ忙しい会社やったので、時代も含めね。
高野:うん忙しそう。
西村:休みがないような会社なんで。そこから0対100みたいな感じで。めちゃめちゃ暇な会社になって。で仕事ないから、どうやってご飯食べてんやと思てね。あのウシ島君ていう漫画の世界と一緒ですね。銀行からお金を融資を受けて、あの生活をしてるんですね。で融資を、他のとこから融資を受けてその融資を返すみたいな…
高野:それあのやばい感じじゃないですか?
西村:いややばいですよ、本当に。だからもうそんな22なんかにわからないんで。なんとなくねその確定申告も当時個人事業者で、そう見たりとか色々ま業者さんの支払いとか色々このお金のところを見るようになって、やべえって気がついた。やべえってマジで。あの入る時に、父のとこに入る時に父親からまあ今でも覚えてますけど、言われた言葉はあって。やっぱ親がやってる会社に来るということは、あのやめることは基本ないから、ないんやぞみたいなこと言われて。他行くとかやめるっていう選択ないみたいな。もうこ、うちに来るならもう一生やるつもりで来い、もう西村やるつもりで来いよと言われたんで、分かりました。で行ったものの仕事がないんで。言われたでまへえ当時は今はスタッフがたくさんいて協力してもらってますけど今、そん時はね1人で今後もずっと僕はやっていくと思ったんで、個人事業主として。じゃ自分で今後仕事を取っていってとかね、あの自分で現場をこなしてっていうのをしないといけないって22歳ながらに思った時に、ま経験がないし知識もないんで…
高野:でもね、ゼネコンに行ったじゃないですか4年。
西村:いやそれはなんて言うんかな、その現場監督で僕は行ってるんで、あの現場はできますよ。あの現場なんとなくはできるんですけど、ただ方法が全然街の公務店さんの作る作り方と、家を一戸建て作る建築って本当に使う業者さんも違うければ本当に細かいところは全然違うので。あの大きなところは使えますよ4年間の経験っていうのは間違いなくいかせるんですけど、全然細いとこは分かってないんで。ちっちゃな会社なんで、もう全部自分で設計から父は設計も現場もお客さんへのフォローの相談とかそんな含めてあのやってたんで。僕もそれをしないといけない。でも知識ももちろん経験もないんで。勉強しないといけないって分かった。ね22歳になる。でどうせ勉強すんねやったら枠があった方がなんか目標、ちょっとでもね、あのモチベーションになるということで、それで20代…
高野:うんなるほどね。でもまいかにそのお父さんに、あの来るんだったらもうずっとここで骨うめるつもりで来いよって言われたとしても、その全然考えてたような会社じゃなかったわけじゃないですか?
西村:ちゃいますね。
高野:やめることできたと思うんだけどやめなかったんですね。
西村:アホなんですよね。なんかこうだよって言われたら、今もなんかそんな感じは見受けられるんじゃないかなと思うんですけど、分かってなくても分からんけど、分かりましたって言ってやる。
高野:言うね、言うね。わからんけどとにかく出るみたいな…
西村:そうですよ。いや僕のそれが何かもようわからんけど、分かりました。ま、とりあえずやってみると。でまその会社もそうですし、あ、やめたあかんねや、ふんと思って。
高野:まある意味素直ちゃ素直なのかな?あまあまあアホっちゃアホですね。
西村:アホなんです。
高野:はいえっとね、宮本さんから現場の西村氏は鬼男前って書いてあります。
西村:宮本さん、ああはい宮本さん。
高野:男前な、男前なんだね。まちょっとどういうところが男前なのか。あんま調子に乗るから、あんま言わないでください。あのコメントもあの褒めコメントいらないんで。うん調子、調子に乗るからね。で、あのちょっとまた話を戻すと、ただまあ仕事がないって稼げないって話でしょ?でえっと自分にはもうだから家を作る技術もスキルも全然ないと。資格取るしかないと思ったわけですね。
西村:いや何からしていかわからなかったんです。何からしていかわからんから、勉強する、勉強するしかもう脳がなかった。勉強…わからないんでね、もう何からしていいかわからないんで。マーケティング学んでる商学部行ってるとかね、なんかそういう学校にって学んだわけでもないんで。でもないですし、
高野:勉強のことしかできひんみたいな感じ?
西村:そうそうそうですね。
高野:どれぐらい勉強したんですか?あんなに勉強が嫌いだった…
西村:勉強したことがやっぱなかったので、その効率のいい勉強法とか知らないですし、あので自分が誰より他の周りの人と比べても、勉強がやってないからできないっていうの分かって隠してるんで、頭が悪いっていうこと。だからうんまスポーツしたっていうのもありますけど、だから人以上になろうと思って人よりやらないといけないっていうのは、まスポーツの時からあったので。根本のもの自体は。だから人よりできない、勉強ができない僕が人と同じ勉強の量では絶対成果は一緒にはならないっていうのは、もう思ってるし。なのでまどれぐらい勉強したかっていうと、まあ21歳の時から28歳まで、あ26か、26の一級建築書を取るまで5年間ですね。365日×5年間、1日たりとも勉強しなかった日はないです。
高野:なんで普通そこまでやらないと思うんですけど。
西村:今も正月も勉強しますけど。今、講師業で人に教えないといけないので、あのそれで勉強したり資料を作ったりしないといけないんで。まそういうのですけど。
高野:もうね、こう変顔をしているここのとギャップが結構すごいんですよね。話聞いてると。
西村:だからブランディングですって。
高野:やめろよ、そういうこと言うのさ。何のブランディングなのかがわからないんだけど。西村:そのほうが楽な。
高野:そういうことなの?まだから真面目ですよね。真面目じゃない?
西村:うんて言ったら、また調子乗ってるって言われる。そんなことない。
高野:いやあの努力家だなっていう風に思うんだけど、それにしてもですよ。あの入った時は2人だったわけじゃないですか、お父さんと。それは何年前?
西村:5年前、5年前は2人でした。今9で4月再来月から10人になります。1人入るんではい。
高野:だからあの、スタッフさんの人の規模で言うと5倍になったわけですよね。あの多分ね、ここがみんな知りたいと思うんですよ。なんでこう勉強が嫌いで、ちょっとあのおばかさんでの西村勇二君が、なぜ会社を5倍にできたのかと。そこが皆さん知りたいんじゃないかなと思うんですが…
西村:ですね。いやま心がけてるのはスタッフがまモチベーションをどうやったら保てるかっていうのは常に考えてはいますけどね。結局僕もサラリーマンやった時がもちろんあるんで、あの綺麗事、なんか家族のように思ってるからねとかなんかそういうのってまあってもいいんですけども、もちろんそういうのは大事なことですけど、でもそれだけでスタッフはモチベーション上がらないんで。この人のために頑張ろうと別にそんな思わないんで。結局お金の分も大きいとは思います、ウェイトとしてはね。あのこれだけしたらこれだけお金給料が上がるよであるとか、まそういうのをきちんとあの資料としてはあるんで。あのそういうのは見えやすいと思いますし。あとは僕の考えとかをよく話したりはするので。あの僕は今こうこういうことをしたいですとか。あとはBNIの話をしていいんですか?
高野:いいよ全然いいよ、全然なんでも喋っていいです。
西村:BNIっていう交流組織で活動してる中で、まOneToOneていうね、人とビジネスの話をするっていうのがあるのはもう基本的にはもう事務所で絶対人に聞こえるところでやるんですよ。スタッフに聞こえるところでやってます。それ意図的にやってるんですけど。僕が話してる内容とかを、言うたら2日に1回はOneToOneしてるんですけど、ラジオみたいに聞くわけですよ。んでじゃあもう嫌でも染みついてくるだろうなって思うんですね。でま僕以外も営業のスタッフとかあのま僕が話してる内容であるとか、それまパクッてくれたらいいと思いますし。だからま端的に言うとまスタッフがちょっとでも自発的に動いてくれてるんで、僕はだから何もしてなくていいんですよ。だから何してるんですかてよく言われるんですけど、僕あんま何もしてなくてですね。スタッフが頑張ってくれてるんで。
高野:あのすごいとかマジ尊敬するってコメント来てますよ。
西村:あそうでしょ?見えへんねんね、僕。
高野:これほらまた調子に乗る。でね、あのその話は分かるんだけど、普通こうお仕事が全然ないところからスタートしていて、でま家族が食べていけたらいいじゃんていう考え方ってあると思うんです。そうはならなかったんですか?
西村:多分スタッフいなかったらなってますよ。おそらくその交流会とかも行ってないですし。全然うんあのシャバにはあんま出てないと思います。
高野:シャバ?
西村:はい売上だけで1人やったら食えるじゃないですか、飯全然。建築やったら、建築で言うと例えばリフォーム年間1件から2件、だけで飯食えますからね全然。全然生活は全然普通にできちゃうんで。という意味ではもう頑張らなくても年間1、2件ぐらいほっとっても来るんで。
高野:それでも良かったっちゃ良かったわけじゃないですか?
西村:それがまスタッフが1人入ってくれたんで、 5年前に。でそん時にまま彼の気持ちになった時に、あの家族が彼はそのスタッフいる今もいるんですけど、あの家族がいて奥さんもいてお子さんもいてで、元々それなりに大きい会社にいた子なんでそれでうちみたいな小さなとこに来たわけですよね。僕が嫁、奥さんなら多分不安になるんすよね。大丈夫かそんなとこ行ってて絶対思う…
高野:潰れないのかと。大丈夫なのかと。給料もらえるのか。
西村:そう思うやろうなって思ったんで。じゃもうそのスタッフが起源ですよ。そのそのスタッフがやめないようにとか不安に家族が思わないようにとか、それでじゃあもう人を入れていくっての必要なんで。やっぱモチベーション上がるんで後輩ができたりとか。僕は売上伸ばすためにスタッフを入れてるというのはもうなんか2次的3次的なもんで、あのスタッフが後輩、スタッフに後輩を作ってあげたいとか仲間を作ってあげたいが、も何よりで。うん何の話でしたっけ?
高野:えっとね。いやいいんだけど、あのそもそもその1人目をスタッフさん入れる時の話なんですけど、別に家族でやってたら入れなくてもいいわけじゃないですか?なんで入れることになったんですか。
西村:え、ただの縁ですね。あの学校が一緒やった、僕とそのスタッフが学校、一級建築士を受験した時に一緒の学校やった。
高野:ああ資格取るために通ってた学校。
西村:そうです、しかもかつ高校のその人先輩なんですよ、僕の。
高野:ややこしいぞ。
西村:高校の元々、だから知ってるんです。高校のしかも部活も一緒なんです。柔道部で、彼は柔道部の先輩で、かつ地元の先輩でもあって。高校一緒の高校で行ってるんで。で同じ建築科なんで彼と僕は。で卒業して久しぶりに出会ったんが、数年ぶりに出合ったんがその資格学校で、おおまだ建築やってたかみたいな。あやってます、僕後輩なんでね。
高野:あそうだよね。やってますだよね。
西村:そう、今もやってますって。でま僕はまそん時ね、一緒に切磋琢磨して試験勉強お互いする中で、ま愚痴も聞くわけですよね。あのやめたいだとか。で当時僕父と僕2人でやってて、ま人手を欲しいわけっちゃわけなんですよ。で当時彼は公務員を受けるみたいなを言って。公務員って4月からしか入れないんですよね。で受かって、どこの会社が4月で確実にやめるやつを雇ってくれんねんみたいな話になるわけじゃないですか。それやったら半年でもいいからって言ったんすよ。そんな嫌やったらその会社やめて、それまで半年、半年たったらやめて半年うちおって…
高野:一時しのぎ的に来てもらったわけだ。
西村:そうです。ま半年ぐらいやったら、ま僕の給料は出てたんで。あのだからまあ最悪僕ね、あの1人ですし。だからうんま僕の給料回してもええわと思ってたんで。
高野:お男前じゃん。
西村:いやだってね家族とかいなかったんで。当時はだから半年ぐらいは別に何とでもなるわと思って。実家に住まわしてもらってね。まそれがあってと思ったら、あいつ落ちよったんで、公務員、落ちよったんで。
高野:4月になっても出ていかないじゃんみたいな。
西村:でもうしゃあないですよね。もうそなしたら、あちゃんとこの人にね。僕なら嫌なんで。やめるかなと思うんで、ほとぼり見て頃合い見てやめるかなと思うんで。まそうならないように。
高野:うんふーなるほど。あの人を増やしたのはそういうことだったんですねっていうコメントが来てます。
西村:そういう動機です、はい。
高野:だから雇おうと思って雇ったわけでは全然ないってことですね。で面白いのが普通仕事が増えたら人入れるとか、仕事をこう取っていくために人を入れるとかそういう感じじゃないですか?西村さん、そういう感じじゃないわけですね、今話を聞いてると。
西村:じゃないですね。なんかあの、戦略的ではないです。僕のなんか勝手な目標の1つ、毎年人を入れるんだっていう目標でやってる部分もあります。
高野:までもあの経営者の皆さんは分かると思うんですけど、人雇うって結構大変じゃないですか?
西村:大変ですよ。ゲロでそうですよ。
高野:ゲロでそうでしょ?
西村:ゲロ、でゲロ出してますしね、事実ね。
高野:出してるのかよ。
西村:出してますし、いやあそら大変ですよ。でももう支出が、給料なんて固定の支出じゃないですか。だからもうシンプルな逆算です。で損益分岐て考えた時に、じゃ売上なんぼあげなあかんから、それ売上あげよ思ったら今やってることきついなとか、なんかなんかやっていかないとな。じゃあそれをやろう思ったら何が足らんっていう逆算になってるだけなんで。
高野:それででもよくね伸ばしていってますね、業績を。そこはそこすごいと思うけど。
西村:本当恵まれてますよ。僕恵まれてますね。高野さんしかり、やっぱ出会う方にやっぱ縁をいただくことが多いんで。
高野:私なんかやったっけ?
西村:高野さんまだっすけど。これからかな思って
高野:ポテンシャル的な?
西村:いや冗談です。いやでも本当にあのまこういう機会もそうじゃないですか何があるかわからないんで。恵まれてるだけです。
高野:いやでも発想が人とちゃうんで。あのやはりご縁だねっていう風に来てますけど、あんまりそういう発想で人を増やす人っていないと思うんですよ。
西村:へえ
高野:あんまりいないと思うよ。あのたまたまその仕事を拡大したくて雇って、その社員さんを大事にしようって思い始めたとか、そういうのはあるけど。多分なんか全然なんだろう?チームを作りたいって感覚なんですか?どんな感覚なの?
西村:そうですね。そうですね。なんかうん売上あげたいから人を入れてるでは本当にさっきもお話したとおり違うんで、それはないので。彼らがやめないようにとか彼らがちょっとでも楽しくちょっとでも何かしらのモチベーションになればと思ってやってるんで。
高野:やめて欲しくはない感じなんですか?
西村:やっぱりやっぱこんな小さな会社にね、来るって大変なことやと思うんですよ。世の中にたくさん会社がある中で、その中でこんなとこに来てるわけですから。何かできる形で、無理はできないですけど、できる形での還元っていうのはやってやりたいなとは思うんで。
高野:そうなんだ。でもゲロ吐きそうなんですよね。
西村:吐いてます。あの、吐いてますね。
高野:あのどんな時にゲロ吐いてるんですか?
西村:あの月末ですよ。月末支払いはね、あの給料は月末、業者の支払いは翌月10日で、だから毎月ですね、月末と翌月の9日ぐらいは僕はもうゲロ吐いてる。でもスタッフはよう知ってますよ、僕がゲロ吐いてんの。そう月末と9日は連絡をしないでほしい。連絡するならお金貸そかとか、お金出そかみたいな連絡はありがたい。
高野:その連絡だったらウェルカムなって。
西村:あ全然全然、はい。
高野:そうなの?いや私も月末はゲロ吐きそうな時あるけど、わかるわ。どうするねん支払いっていう時もあるけど。え~そうなんだ。すごいでも見てると儲かってそうに見えるから。
西村:いやあ残らんすよ。人入れると残らんすね。あの会社回ってますけど、おかげ様で回ってはいますけど、内部留保は残らんすね。
高野:うん人もだし、家って今資材とかすごい値上がってるでしょ?よくやってるな、そこはよくやってるなっていう風に思います。まゲロ吐きそうになりながらやってるんですが、趣味ってあるの?
西村:ねえ、ねえすね。昔からない。だから21、2から毎日勉強するみたいなんが、もうなんて言うんかな25、6まで続けたわけですから。だから趣味を何かをするっていう概念がなかったんです。うんないっすね、なかったすね。だから勉強、暇があれば勉強しないと。あれと、メイウェザーと似てるんです、おこがましいですけどでも、なんかあの人がおっしゃってた内容は、でもすごいわかります。
高野:誰?
西村:メイウェザーっていうね。全然知らんな格闘とか…
高野:知らん知らんスポーツとか。なんて言ってたんですか?
西村:いやいやめちゃめちゃ強い方、もう引退されてますけど。もう世界、無敗のまま引退をしたっていうボクサーの方なんです、世界チャンピオンでね。
高野:うんモハメドアリぐらいしか知らん。
西村:モハメドアリよりすごい。その人がいやなんかすごい結果を残してらっしゃるわけですよ。うんすごいですねみたいな言われるんですけど、いやちゃうと、お前らと俺はちゃうと、その人が言ってるんですよ。お前らが練習し、あの遊んでる時俺は練習してるし、お前らが飯食ってる時俺は練習してるし、お前らが練習してる時もちろん俺も練習してる。
高野:うんその話聞いたことある。うんうん。
西村:本当有名なね、格言じゃないけど、そういうおご言葉があるんですけど、だから僕は彼ではもちろんメイウェザーではないですけど、彼は元々できる人かもしれないですけど、僕は元々できない人間なんで、自覚してるんで、それは強みやと思いますけどね。できないっての分かってるからだからね人よりやらないとね。
高野:はあ、なるほどなあ
西村:趣味がね、なんか勉強してました。ずっとそれが染みついてるんで、今も。
高野:うんあの何が1番楽しいです?何をやってる時が一番楽しいの?なるほどねだって。
西村:楽しい?楽しい…めっちゃべたなこと言っていいですか?楽しいなんか仕事、建築って僕あんま好きでも、興味ま興味ありますけど、好きではないんですよ、建築自体。
高野:好きじゃないの?
西村:全然。大学生とかは、建築学部行く大学生って建築家に憧れてとか。こんな建物作りたいとか、まったくそういう入り口、そこじゃないんで。
高野:聞てたらそうだね。
西村:楽しいって思えるとか、やっててこの仕事良かったなと思うのは、本当にこうお引き渡しとかをしてですね、成果物を。どの仕事でもそうやと思いますけど、僕らって建築って設計半年、建てるのに半、ま1年ぐらいはかかるわけです。あの1年間かけての利益で考えたら全然ないんすよ。全然ないんすよ新築なんて。額だけ見たらすごいね何百万も残るなんですけど、1年かけてるんで。全く残ってない、維持費で言うとね。でもまねうんあのなんて言うかな、大金を頂いてるのは間違いないんで、お客さんから。
高野:何千万払いますからね。
西村:こちらもやっぱその額を頂いてるっていうことはそれ相応の法的なリスクもたくさんあるわけですよね。何か1つでもボタンかけ違えたらもう訴訟になって、もう一瞬で首を釣らないといけないっていう、会社が潰れてしまうっていうレベルになるんで、高々一件とかで。まそのプレッシャーと責任感の中やってて、やっぱりこうありがとうの一言だけでも、これは全スタッフ同じこと言うてますけど、報われるんですよ。利益が残ってなくてもありがとうって最後に言ってもらったら、もそれだけでなんかまあま次の次のゲーム頑張ろうってなれる、なれるんですよ。
高野:そうなんだ、すごい。あの石井さんが長くかけてごめんねって。
西村:石井さんは1年半。石井さんは長げかかった。いや、本当素晴らしいご自宅で。羨ましいですけどね。
高野:じゃあもうだからさ、ありがとうって言ってもらえるためだけにやってるみたいな感じ?
西村:うんそうです。べたで申し訳ないですけどでも、ねどの業界の人もそうやと思うんですよね、なんかお金だけではお金だけやったら違う業界いっぱいあるじゃないですか。
高野:お金が欲しかったらお金を稼げる仕事はまだいっぱいあるぞと。
西村:ん中で、わざわざこんなリスクの大きな仕事をしてやってるんで。もうそれだけ、それがあれば、それがあれば大丈夫です。生きていける。
高野:あの西村公務店で家を立てたら、最後にありがとうって言ってあげてもらえますか?それだけであのそれだけで元気が出るそうです。はいよろしくお願いします。今年間どれぐらい建ててるんですか?
西村:新築は5件、6件ぐらいですかね。5件ぐらいですけど、リフォームとか小さな額から大きな額まで何でもやるので。大きな新築は5件ぐらいで、何百万、ま1千万以下ですね、建築で言うと1千万以下であまり大きな額ではないんで、1千万以下が点数はかなりあるっていう。
高野:うん、あのありがとうありがとうってコメントが来てます。今言わなくていいから、今。たくさん来てますよ。でま、でもそれだけじゃないわけですよね?他にどんな1番多く手掛けてるのはどんな仕事が多いんですか?
西村;売上で言うとやっぱ新築の住宅が売上では圧倒的に多いのは多いんですけど、件数で言うと最近は福祉系がやっぱ増えてきてるので。
高野:あの福祉系って、例えばどういうあれですか?
西村:保育園、保育園、就労支援、老人とかそういう。まこういう経営者の会みたいなので知り合うのはBtoBがやっぱ多いので。で士業の先生やったらま顧問先でそういう福祉の方いらっしゃったりっていうのがあるので。法律を普段教えてる側の人間なので、大体のその辺の建築士さんよりかは僕の方が絶対って言うとちょっとあれですけど、あの長けてる部分多い、法的な部分で長けてる部分が多いんじゃないかなと思うんで。
高野:うんうん。あのま一級建築士じゃないですか、西村さんは。一建築士になったらみんな法律は詳しいんじゃないんですか?
西村:詳しいですよ、あの自分がやってる業体はね。あの自分が得意な業体はもちろん毎日その業務してるんで、あの詳しいですけど、建築士も専門分野が、得意分野とか専門分野があるんで。でま僕は法律を教えてるって中で、あの分からない用途が来たとしても、分からない、何を調べなあかんかが分かるんで。あこれとこれ調べとかないとなとか、だからそういう言い方では何でも対応ができるなと思ってたんですけど、BNIに入って福祉の案件が最初来た時にやったことないんで。どうしようかなと思ったんですけどまあね、分からんけどやってみるかみたいな。なんであのまできる自信もあったんですよ、あのこれとこれとこれさえ抑えときゃまあできるかなっていうのがあったんで。まそれを何件かやっていくとま勝手に件数がどんどんどんどん、ま雪だるま式じゃないですけども、できてきて人にも言えるようになるんで。できるんで全然言ってくださいって言えるようになってるんで。
高野:あのそのま保育園とか幼稚園とか老人ホームとか…あら今止まってるもしかして?あ動いた動いた動いた、ごめんなさい。作るの難しいんですか?
西村:何がですか?
高野:保育園とか幼稚園とか老人ホームとか作るの難しいんですか?
西村:法律がやっぱり保育園とか、お子さん小さな子供で、老人ホームとかやっぱ就労支援とかそういうとこになると障害者の方がやっぱいらっしゃるので、避難ができないとか、そういう方でも安全に。ベクトルが建築基準法のベクトルって災害が起こった時なんですよ。火災災害とかそういう時に、いかに安全に使えるかっていうところの法律がめちゃめちゃ、ほぼほぼそれなんすよ、ほとんど法律。
高野:ああなるほど。万が一のことが起こった時?
西村:そう。快適に使えるようにとか、快適に住まえるようにの法律はほぼないんです。ほとんどないです。ないこともないですけど、ほぼないです。ほぼほぼ火災、避難、防火、人に迷惑かけないかっていう、お隣さんに迷惑をかけないような法律とか。
高野:ああだから延焼を起こさないようにみたいな?えそうなんだ。そこがだから厳しいわけですか?そういう。
西村:難しいです、慣れてないと無理すね。
高野:えっと慣れてない人がやると要するに、法律を遵守した建物にならないってことなわけですか?
西村:いやもちろん最終的にはなりますよ、めちゃめちゃボコボコにボコ検査機関とか国にボコボコにされて、お尻は絶対ちゃんとできるんですけど、そこに行くまでがもうあアホみたいな時間かかっちゃうんで。言ってたことができへんかったとかね、お客さんが望んでおられてたことを、僕なんかは分かるんで、あそれは無理ですとか、それはこういう法律で無理なんですとか、ですけど…
高野:そういうところがわかるってことか?
西村:そうです。でさらにバカなんで…
高野:あの、そこにバカがどう関係する?
西村:知識がない人の気持ちが分かるんですよ。そこに降りてきて喋れるので。頭のいい人やったら別にすごい端的に説明しても分かるかもしれないんですけど、やっぱ僕自身がもそもそもスタート分かってないとこから始まってるんで。砕いた言い方であるとか、まそれは講師業してるっていう副次的なメリットがあったかもしれないです。講師をしてるんで、やっぱ分からない方々にいかに分かりやすく伝えるかっていうところを副業としてるので。それは普段のプレゼンであるとか、人とお話する時には心がけてはあります。
高野:へえ、例えばそう分かりやすく伝える時に、例えばどんな伝え方をしてるんですか?
西村:例えばじゃないですけど、例え話を使って、例えばお客様が美容室をやられてる方やったら美容師さんやったらこういう時こうじゃないですか?こういう時こうなっちゃうじゃないですか?とかの話をするようにはしてます。高野さんやったら経営者専門ライター、経営者専門ライター、広告業してたらこうじゃないですかとか、なんかインタビューしてたらこうじゃないですかみたいな、その人が分かる範囲、僕が知りえるその人の範囲で例え話を出すように。
高野:でもその人の仕事が分からなければ例え話って出しづらいじゃないですか?
西村:一般教養でいいじゃないですか、別に、日常生活でも。例えば卵買うとこですとか、別にそういうやり方でできるんで。
高野:こういう話を聞いてると頭がいいなと思うんだよね。
西村:そうです。そうそう。頭の回転がね、早いんですよ。
高野:聞くんじゃなかったな。うんうんこういう話を聞いてる時はそう思います。なるほどね。でうん、西村さんは西村公務店をこれからどうしていきたいとか思ってるの?
西村:またくさんあるといえばあるんですけど、もちろんね会社として売上目標っていうのはあの5年、もう5年後じゃないな、もう2、3年後か3年後7年後みたいな感じでありますけど。まぁそれはどちらかと言えばあの、スタッフの雇用を守る生活を守るのがやっぱ1番なんで、会社大きくせざるおえないというか、それを維持しようと思ったらもう走り続けるしかないみたいな感じなってるんで。なのでま目標は立ててるけど、その儲けたい、ま儲かる、儲かるに越したことはないですけど、儲かっても内部留保になるだけで、これが会社が万が一なんかあったときにスタッフの雇用を守るっていう式に変わるだけなんで。ま目指してるなんか目標は立ててますけど、すごい大義名文があるわけではない。あのあくまで雇用を守り続けるだけですね。
高野:すごいなんか聞くと、すごい真面目な話をしてるよね。
西村:いや無理す。人の人生背負うと、も無理っすね。もうどうありたいとか、あんま考え、そんな余裕ないっすね。だから僕の…
高野:いっぱいいっぱいなのね。
西村:僕の個人的な夢とかもうないっすもん。もうなんかもういやもうこ会社としてこれができたらもう僕は満足、それがま目標になってましたから、個人の。僕の目標、会社の目標が個人。
高野:なるほどね。うんまでもそんな中、ご自身も家族が今いるわけじゃないですか、結婚して。今お子ちゃんいくつですっけ?
西村:2歳ですね。
高野:2歳、可愛い。なんかこう家族、こんな風な家族になりたいみたいなのあるんですか?西村:あのま結構放ってくれてるんで僕のことを、いい意味でね。あの僕が、あのま僕の性格もよく家族は知ってるんで。あので僕家では仕事の話一切しないんですよ。1ミリ1分1分足りとも仕事の話ほぼしないしない。家帰ってま仕事の話したくない、仕事のこと考えたくないんで。でしないんですけど、まそれも分かってるんで、ほっといてくれるんで、まそこはすごくありがたいなと思いますね。何時に帰ろうが、別に文句っていうかね、あの言われないですし。日曜日はね、普通は家族で皆さん過ごす、土日やなんか…
高野:文句言われるよ普通。土日出てたりとりすると。
西村:ま僕日曜日学校行ってるんで。日曜日ね、学校で教えてるわけですから。で土曜日は普通に仕事して…
高野:あなた休んでないの?
西村:休んでないです。あの大型連休だけですね。正月とかゴールデンウィークとかま祝日お休みの時もありますよ、学校が休みの時とかもちろんあるんで。
高野:休んでないじゃん。大丈夫?
西村:あでも学校は趣味なんでね。だから学校がない時期があるんですけど、10月11月12月は学校がないんですけど、その時もう何したらいいかわからんすもんね、休みの日。
高野:よく休みの日に何していいかわからんってよく言ってるじゃないですか?
西村:みんな何してんのかな思って。7時8時に家帰って何してんのかな?
高野:うん、ご飯食べて、テレビ見たりしてるよ。私はテレビ見ないけどYouTube見たりしてるよ。日本酒が好きなので日本酒飲んだりしてますよ。
西村:ああだからそれ趣味があるからじゃないですか?僕ないんで。
高野:ああ、えずっとこのまま行きますか?先の人生。
西村:いえ。あの僕スタッフにも喋ったことあるんですけど、7年後の売上目標、これ達成したら僕多分もうね無理なんすよ。あの無理っていうのは、僕の器じゃないんすよもう。そこのレベル、僕無理やなって。だからバイアウトします多分あので仕事では言ってます。で仕事は好きなんで、だから僕はもう経営者タイプではないので、あの2番手ぐらいでいいんですよ。だから経営者の人に入っていただいて、僕は仕事は好きやからやめたくはないです。仕事やめて南の島でとかは一切ないんです。
高野:なるほどバイアウトしてリタイアする気はないわけですね。
西村:ああないです、ないです、全然。仕事は続けたいので。あので2番手で置いてもらって雇用してもらって、でグリーンライトだけ与えてもらったら。目標だけ経営者の人から、方針だけ決めてもらって、でそこに至るまでのグリーンライトを僕に与えてくれたら。で予算なんぼ使っていい、枠を与えてくれて、そこの過程も与えてくれたら僕は結果は出すようにします。
高野:要するにまあ 1社員になりたいみたいな感じ?感じで言えば。
西村:1番しんどいのは方針決めるんがしんどいんですよ。あの正しいかどうかなんて分からないじゃないですか、最初にこの方向で行こうとか。ここに正しくなるように持っていくしかないじゃないですか、経営者さんの方って。それがやっぱしんどいんですよね。自分でやっぱり間違ってるんじゃないとか別に言われることもないし、あのよくも悪くも本当についてきてくれてるスタッフ皆なんで。僕がこれするって言ったら、よっしゃてってやってくれるんで。まそれはそれでね、もちろんありがたいですけど。しんどいんですよね。で今はまだね会社が小さいんで全然できますけど、もう目標のレベルまで行くともう僕は統率できないなと思うんで。無理です。
高野:面白い。そういうところがま面白いかなと思うんですけど、そんなこと言わないですからね普通経営者って。無理とか言わないから。ああなるほど、そうなんだ。あれです、西村社長の考え面白いですねってきてますよ。あの前回トークライブに出演してくださった山口さんっていう…
西村:ああ恐縮です。ありがとうございます。
高野:はいあの技術商社をされている方で、海外とかにね行って海外のあのいいもの入れたりとか、日本の技術を輸出したりとかしてらっしゃる方なんですけど。初めてお目にかかりますけど面白いですねってきてますよ。
西村:ああ是非ZOOM入ってきてください。URL送りましょうか?
高野:やめなさい。ここに3人になるわけ?
西村:トークセッションした方がね、会話が盛り上がる。
高野:でも初めての人、人見知りじゃない結構、そんなことない?
西村:いや人見知りです。
高野:人見知りだよね。ここに3人いたとしたらあなた、喋れないでしょ、あんまり。
西村:よくご存知です。僕あんま喋らないんでね。あの知らん飲み会行ったらもう。
高野:あ、そんな感じになるの?
西村:ずっと枝豆食って。いや喋りかけられたら全然喋れるんですよ。全然喋れるんですけど。
高野:自分、ま自分から行くタイプではないね。
西村:そうっすね。嫌とかないすけどね。別に知らん飲み会に行くのとか嫌とかはないですけど。自分から行くことはないです、誘われたら別に行けますけど。
高野:ちょっとまたちょっと話ちょっと戻るんですけど、あの別に建築の仕事は好きじゃないって言ったと思うんですが、でも仕事は好きってこれはどういうあれ?
西村:まねあんまりね、施主さんとかがこれ見てらっしゃるんでね、本当はダメなんですよ。建築好きじゃないとかいうのは、お客さんに言ったことない、もちろん言ったことないんで。高野:あのまでも正直でいいと思うんだけど。
西村:あの例えば保育園に子供預けるってなった時に、保育園の先生が子供嫌いやからなみたいな言ってたらもう怖いじゃないですか、こいつ大丈夫かってなるじゃないですか。それと一緒やと思ってるんで。家を頼む人が建築別に好きじゃないんでみたい言ってたらそれダメな。きっかけはも本当にそういうレベルで僕はこの業界に来て、ただだから僕は興味がないわけでは全くないですよ。興味はめちゃめちゃあるんです。それはやっぱり嫌いだろうが好きだろうが、お金頂いてやってる以上は興味を持って、なんかサービスは人並み以上のものを提供、以上のものを提供しないといけないので。だから興味はめちゃめちゃ何にでも持って。だから建築家と言われるような人たち全く何の興味とかもないんですけど、でも興味を持って見学なんか、なんちゃら博物館とかね、名前もよう覚えてないですけど、なんかそんなのでも結構行ってます。何もおもんないけど、おもんないけど。こういうのが評価を受けてるんやなとか、こういうのがやっぱそういうのはやっぱ学びにはなるんで。実体も知ってるから余計好きではないってのあるんですよ。実際そうやね。誰がやってんのこれみたいなのは知ってる。
高野:何にその、何に興味があるんですか?そのま例えばその建築そのものというよりもむしろ、どこに興味を持ってるの?
西村:えー?どこに興味?それはどういうこと?仕事に対してですか?
高野:うん。1回聞いたことがあるんですけど、あのすごく生活者視点に降りてきてくれるじゃないですか、家を作る時に。ああいうのって人に興味がないと多分できないだろうなって私は思ったんですよ。
西村:ああ。それはもちろんめちゃめちゃ興味を持って、人にも聞きますしね。あのやっぱりね、良し悪し…プロになっちゃう人からお金をいただくと、プロじゃないですか。プロになっちゃうとなんか僕らの当たり前が一般の人との当たり前と違っちゃってるんですよね。僕らからしたら当たり前、いやこれ当たり前でしょ、こうするべきでしょみたいなところはあるんですけど、一般の方からしたらそれがわっすごいってなこともあれば、普通じゃないですみたいになることもあるんで。例えば完成見学会であるとかそういうのに一般の人を、なんか集客、そっから売上上げたいもうその2の3の次なんです。どちらかというと自分のなんかこう知識の蓄えのために来てほしいんです。あこれはこっちのが良かったですとか、その人の感覚でいいんです、全然あの難しいことを言われなくても、その人の価値観とか感覚で良くて、まそれの投票というか、あの人も言っとったなあの人も言っとったなみたいなあれば、学びになるので、僕からしたら。それが、そういうのをやっぱり取り入れないと提案がね、一人よがりというかね、僕らがやりたいことをやっちゃうので。まそれはね、人からお金いただいて、特に家を作ってることが多いんで。回れるのはその方で何十年も35 年以上ローンをね、かけて回れるわけですから。うんですね、ま興味を持っては見てますね。そのいろんな人の意見とか住んでる人とか、トイレお店入っても、トイレみんながどうやって使ってるとか。
高野:ええっ、そんなとこ見てんの?
西村:見てます見てます見てますよ。一例ですけどね。あのショッピングモールとか行ってもそうですし。その設備が色々あるわけじゃないですか、手を洗うとこであるとか。こんだけ汚れてんなとか。あの高さがなんか多分設計者の人はこういう意図でこの高さにしてはるんやろうなとか思って。でそれを実際どう使ってるんやろ?設計者の意図は多分そうだろうなとは分かるんですけど、実際そういう風に使ってるんかな?とかは思って飯食いながらこうやって見てたりがあります。うん見てますね。
高野:へえ、それが面白いんですか?面白いの?
西村:だから興味を持って、あの僕の提案力が上がるんで。僕の提案力が上がるということはうちのスタッフの提案力が上がるんで。
高野:やっぱりそこに行くんだ、そのスタッフさんっていうところに。
西村:そうっすよ。そうっすよ。絶対そうです。僕がいかに何もしなくていいようにってなったら、スタッフがすごくね、バンってこ成長していただいた方が僕も、いやもうお前もう出んでいいからって言ってほしいですけどね、やっぱり。
高野:出んでいいからって言ったら やることなくなっちゃうじゃないですか?
西村:いいじゃないですか?
高野:それでいいの?だって暇になったらやること何もないんでしょ?
西村:毎日しましょう、トークライブ。
高野:やだよ。何の話するの?毎日だよ?だってあんま喋んないでしょう?うんうんとか言ってるし。なるほど、いやそれも面白そう、いや、やめて。あの私が嫌です。はいあの年に1回ぐらいでちょうどいいと思います。
西村:いや多いな。
高野:多いのかよ。じゃあ3年に1回ぐらいで。まそんな西村さんなんですけど、もうあれだよ55分経ってるんだよ。でちょっとご紹介をさせていただくと、すごく綺麗な建物作らはりますよね。施工物件こう見ると、綺麗。これ自分で写真撮ってるの?
西村:いやいやプロのプロの方にお願いしてます。写真とかDVDとか色々混じってます。
高野:ねすごい綺麗な建物ね、保育園とかもすごい綺麗だしね。あのま、ある人に言わせるとあの西村勇二、知識が半端ないって言ってますね。何を聞いても答えてくれる人ってあんまりいないそうですよ、一級建築士さんの中で。
西村:勉強してるんでね。当たり前ちゃ…
高野:そうだよね。でも勉強が好きじゃないのにしてるっていうところが、おかしな人だねって私は…
西村:せなあかん…お客さんに還元ができへんてことは売上が落ちるってことなんで。もう生きていくためにはスタッフと共に僕も生きていくためには、勉強し生きる生きるために学ぶしかないみたいなそういうとこですね。
高野:で、うちでね作ってくださった、こう1枚レターっていうのも皆さん、ありますので。まここに今日ね、あの喋ってくれたことであったりとか、後ま社員さんへの思いだったりとかが書かれているので。あのこれね、うちのあのオフィスともとものNoteに掲載をさせていただいてますので、また皆さんよかったらね、見に来ていただければなという風に思います。はいということでもうあの本当にあっという間な感じなんですが、何か見てくださってる方に西村さん言いたいことはありますか?
西村:皆様の周りで30代から40代で賃貸にお住まいの方がいらっしゃいましたら、今支払っている賃料よりも2割以上安くなる…
高野:おもんないなぁ。なんか面白いこと言ってください。
西村:アドリブダメなんすよね。アドリブちょっと、1、2分欲しい。1、2分くれたら引出しをこうバって開けて、なんか出…1,2分欲しいんですよ。
高野:あの皆さんアドリブ、ダメなんで、ちょっと時間あげてください、面白いことをこう言ってもらおうと思ったら。そしたらなんか考えてくれるそうです。頑頑張ってください。はいあの大丈夫?あの1、2分経ったけど、立ってないか?出てきた?
西村:え嘘やん、続いてたん?いやもう閉めよう、閉めよう。
高野:わかりました。じゃあのはいあの今日は本当にありがとうございました。なんだかよくわからない状態で出ていただいたけど。あのやっぱ面白い。あの良いお家で気持ちよく過ごしてます、とあの石井施主から。良かったです。
西村:僕が言ったからですね。ありがとうって言えって言ったからですね。施主様ありがとうございます。
高野:そうですよね、お客様ですからね。はいあの本当になんかよくわからない状態で出てくださって。ただですね、あなたの考え方私は非常に面白いと思ってるので。あの世の2代目3代目5代目、あの肩の力が抜けたと思います。こんなでもできるんだっていうね。はいあの施主様は神様ですよ、はい。あのまでもねあの私は結構頭のいい人だなっていう風にいつも思ってますんで。これからもあのちゃんと引き出しをね、こうき引き出す速度を上げていただいて、アドリブでも面白いこと言っていただけるようになっていただければなっていう風に思ってます。
西村:頑張ります。すいません、頑張ります。
高野:じゃあすいません皆さん、えこれにて終了となりますので、ライブはこれにて配信を終了させていただきます。あそうだそうだ、あのアンケートをね、アンケートに答えてくださると嬉しいので。えっと後ほどですね、アンケート皆さんあのご協力いただくかもしれないので、私からアンケートのお願いがあったらあの心よく答えていただけると嬉しいなという風に思います。はい。ではトークライブこれにて終了したいと思います。皆さん見ていただいてありがとうございました。
西村:ありがとうございます。

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