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えんとつ町のプペルに思うこと

えんとつ町のプペル、噂に聞くだけで、まともに見ていませんでした。
今日、初めて見ました。

涙があふれました。

ストーリーはきっとみなさんご存じだと思います。
ゴミの中から生まれたプペルと、お父さんを亡くしながらけなげに生きるえんとつ掃除の少年。
二人は友情で結ばれていくのですが、くさくて汚いプペルは町の嫌われ者になってしまいます。
プペルはやがて、少年にも「もう会いたくない」と告げられますが、少年が探していたものを見つけるために、ある行動に出ます。そしてプペルは、命が尽きることを覚悟で、もう一度少年に会いに行くのですが…。

この作品は映画化され、「信じぬけ」というキャッチコピーがつけられました。
ステキなコピーだと思います。
でも、私が感動したのは、「信じる」というところではなく、プペルが見せた「貢献」です。

少年に絶縁されながら、プペルは少年を喜ばせたくて、ゴミの中をさまよい、少年が大切に思っているものを探し求めます。
それが見つかったとき、今度は少年の笑顔のために、ボロボロの体で無数の風船をふくらませます。

なぜ自分と縁を切った人のために、そこまでやるのか。
その気持ちを思うと、涙があふれてくるのです。

おそらく、プペルの胸にあったのは、自分と仲良くしてくれた少年への感謝と、たとえ嫌われようとも、少年を喜ばせたいという貢献の精神だったと思います。

貢献とはそもそも、見返りを期待しない愛。
それを行動で現したプペルはすごい、と思いました。
わかっていても行動しない人が大半なのに、プペルはちゃんと行動した。
こうありたいと思いました。

ラストにはどんでん返し的な要素もあり、胸を打ちますが、私はプペルの貢献と行動に、胸を打たれました。

人生をどんなふうに生きていきたいか。
プペルの物語は、それを考えさせてくれました。感謝です^^

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