LCCの不思議

LCCの飛行機をたまに利用する。何と言っても安い。サービスを極力カットしているとのことだが、特に不便さは感じないし、スタッフの対応もおおむね丁寧だ。機内で飲み物サービスがないといっても、寝ていることが多いからそもそも別になくてもかまわない。国際便を使ったときに事前予約の必要な食事を一度頼んだことがある。申し訳ないが、コンビニ弁当のほうがよっぽどうまいと思った。機内でほしいものがあれば、乗る前に売店で好きな飲み物や食べ物を買っておけばよい。

LCCでは、預け入れる荷物や機内持ち込み手荷物の重量やサイズに対して厳格で、料金が細かく設定されている。たとえ数百グラムでも重量オーバーすれば追加料金が請求される。微妙な重量の差であっても消費する燃料の量が変わってくるからだろうか。飛行機は燃料費が高いはずだから、このやり方は納得できる。

でも荷物の重さは細かく管理しても、乗る人の体重は管理していない。こちらの方がずっと差があると思うのだけど。仮に力士が集団で乗り込むようなことがあればかなり燃料を食うのではないか。

もっとも、乗り込む前に体重測定されて、それで各自の料金が決まるような飛行機がもしあったとしても、乗りたいと思う人は多くないだろうけど。

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