「夜には晴れるでしょう」と言われても...

天気予報でたまに耳にする表現、「夜には晴れるでしょう」には微妙な引っ掛かりを覚える。

天気用語には厳密な定義があるようだ。そのうえで公式の予報でアナウンスしているのだから、正しい言い方なのだろう。

「晴れ」ということばでほとんどの人が頭に描くのは、青空だろう。日も差しているはずだ。そもそもこの漢字の中には「日」も「青」も入っている。

だから引っ掛かる。

澄み切った夜空を表すのに「晴れ」以外の言い方はないのかな。昔だったら、曇っていなければ星がたくさん見えていただろう。だから曇っていればすぐわかる。しかし、現代では、特に都会では、地上が明るすぎるし、空気もあまりきれいでないため星があまり見えない。そのため夜外に出ても、月が大きく出ていない限り晴れているのか曇っているのかよくわからないことが多い。

考えてみたが、どうもいい表現が思い浮かばない。

昔の人なら、例えば清少納言あたりなら、きっとしゃれた表現をしているような気がするが、素養がないのでわからない。誰か教えてくれないかな。

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