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子育てを通して再発見したビジネスにも通じること

こんにちは
イデアレコードの左川です。

現在3歳の娘と暮らしています。子育ては大変だけど、ビジネスにも何かしら通じるものがあるような気がする。そんなわけで自分自身の整理も兼ねてまとめてみることにした。


頭で理解しようとするな!

小さな子供の考えや行動を論理的に考えて理解しようとしても、理解が追いつかない。こちらの斜め上を行くことが日常的に起こる。

自分「朝ご飯はおにぎりとパン、どっちがいい?」
娘「おにぎりがいい!」
自分「いつものゆかりのおにぎり作ったぞ!」
娘「なんでパンじゃないの!?」と泣き出す。

これはビジネスでも同じですね。

顧客やエンドユーザー、社員らの考えることは必ずしも論理的なわけではない。時には常識では考えられないような対応や仕打ちを受けることもある。

そんなときは、娘のことを考える。
人間そんなものなのだと考えると器がちょっとだけ大きくなり、自分自身がそれを受け入れられるようになる。そんな気がしている。

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外から得た情報が正しいとは限らない!

子育てに関する本はたくさんあるし、メディアやSNSでも関連する投稿が溢れている。医学的な根拠に基づいた情報もたくさんあるが、中には都市伝説的なものやコンプレックス商法的なものも紛れていることが多々ある。自分も子供が泣いているときは「POIZON」をよく聞かせていたけど…。

これはビジネスでも同じですね。

情報を見極めることが必要である。と同時にその成功パターンに問われ過ぎると失敗することが多い。その会社や商材の場合は成功したかもしれないが、まったく同じことをして成功するとは限らない。むしろそのパターンに囚われてしまい、柔軟性を欠いて大事な機会を失ってしまったということもよく聞く。

巷に溢れた多くの情報の中から自分らに合ったものを選定し、それを一つにインプットとして消化したうえで自分なりのやり方を模索していく。その過程を省かずに丁寧にやっていくこと。そうすると仮に失敗したとしても自分自身で納得ができる。それも大切なことである。

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子育ては短距離走ではなくマラソンである!

子供のことを考えるといろいろなことをやった方がいいのではないかと考えがちである。だが、金銭や体力、時間的に背伸びをしないと出来ないようなことは避けた方が良い。お出かけや旅行、おもちゃ等、ショットのものであれば大丈夫だが、幼稚園や塾、習い事など継続的なものを無理してやるのは考えた方が良いと個人的には思う。なぜなら始めることもよりも継続することが難しいからである。背伸びし過ぎたものはいつか破綻する日が来る。

これはビジネスでも同じですね。

中長期的にどうしていくのかを考えたうえで物事を始めることが大切だ。見切り発車で始めたけれど継続できない…その結果いろいろな方々を振り回してしまい、顧客や社員、株主などにも迷惑をかけてしまうなんてことは良く耳にする。

もちろんビジネスには思い切りの良さやスピードが成功につながることもある。しかしそれは結果論でしかない。事前に計画をしたうえで走り始めないと悲劇の始まりとなる。いつまで走ればいいのかがわからないマラソンはペース配分もできず、先が見えない中で次々と脱落していくことが容易に想像される。ビジネスでは運任せの博打は厳禁である。

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おわりに

子育ては決して楽なものではない。真剣に取り組めば取り組むほど、負荷も高くなる。自分が良かれと思ってやったことが必ずしも報われるとは限らない。理不尽なことの連続で、肉体的にも精神的にも厳しい瞬間もある。
だが、同時にすごく楽しいものでもある。子供の笑顔に癒されることも多い。

これはビジネスでも同じですね。

自分自身の経験を通して感じた稚拙なものではあるが、何かの役に立ってもらえれば幸いである。


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