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トルコへの情熱と奇跡 2

トルコのサッカーは熱い

イルハンが出場しないベシクタシュの試合だが 
オフィシャルショップに入っただけで彼女たちはすでに興奮

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たくさんのファンが訪れているショップでお買い物。

スタジアムに入り確保してある席に着くと早速、地元スポーツ紙の取材

応援風景の写真も撮られ いくつかの質問にも答えた

「遠い日本からイルハンのいないベシクタシュの応援に来た」

という見出しで翌朝のスポーツ紙1面に登場するとは思ってなかったから

彼女たちは紙面を見て驚いたり、照れたり〜。

これも今となっては良い思い出だ。

トルコ人の日本人好きは結構知られているがここまで大歓迎されるとは

思っていなかったと・・・・。

近年映画化されたトルコの船の和歌山県沖でのナンパ船の事件は有名な話。

「海難1890」という映画は皆さんもご覧になっただろうか?

日本とトルコの友好関係の礎となったエルトゥールル号遭難事件を題材に映画化したヒューマンドラマ(日本・トルコ合作)。1890年9月、オスマン帝国の親善訪日使節団を乗せた軍艦エルトゥールル号が和歌山県沖で座礁し、乗組員618人が荒れ狂う海へと投げ出された。500人以上もの犠牲者が出る中、地元住民の懸命な救助活動により69人の命が救われ、トルコへ帰還。この事件をきっかけに、日本とトルコの間に厚い友情が結ばれることとなった。
そして1985年、イラン・イラク戦争で緊張が高まるテヘランに日本人215人が取り残され、日本の航空会社はすでに危険回避のためフライトを中止の中、トルコ航空が救出へ向かう。この話をするトルコ人ガイドは多い。あの時助けてもらったことは忘れないんだ〜と情に熱いトルコ人気質が感動的な話。(監督は田中光敏)

イスタンブールでの初めてのサッカー観戦にみんな興奮状態だったが、スタジアムも凄いことになっていた。この画像は実際当日撮ったものだが、火事ではない。
観客が焚いた応援の煙幕。数が半端ないので風向き次第では煙でボールが見えず、試合が一時中断する。 

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そんな熱い観戦の夜だった。試合が終わるとファンたちは三々五々に別れて周辺のロカンタヘ行き、LAKi (ラクと発音)で一杯やるのがお決まりのコース。水で割るとカルピスのように白濁するトルコの焼酎のような強いお酒。

私たちも夕食はロカンタで美味しいトルコの家庭の味を味わった。

さて明日は早朝からイルハンの故郷、エスキシェヒルへ出発だ。

また面白い出会いとハプニングが待っていることを彼女たちは知らない。

                      つづく




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