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天川神社・みたらい渓谷・洞川温泉

今野富康です。

天河神社に行ってきました。

ヘッダの写真は南朝黒木御所跡の桜の写真です。天河神社は奈良県吉野郡天川村にある神社。本日は4月23日ですが、まだ天川村では桜が咲いています。品種によってはご覧のように満開🌸

うちの奥さんが20年くらい行きたいと言っていたのに、なかなか機会がなかったのが天河神社です。

まず、天河神社はたどり着くのがけっこう大変💦

今回は奈良市で前泊(温泉&朝食付きでお安く泊まれるホテルがあるんですのよ、奥さん♡←設定がぶれまくっているw)して、朝9時頃から天河まで移動したのですが、山道がー!!!

実は、前日の夜に、岐阜から奈良に移動する時点で、高速道路の事故で草津から奈良までひたすら一般道を走る羽目になり山道がー!!!だったので、2日連続でなかなかハードな道を走破するかんじになりました。

週末を丸々つかって奈良旅行です。

まあ、とにかく奈良からひた走って2時間半ほどで、天河神社に到着しました。20年前にはなかったトンネルのおかげでかなりたどり着きやすくなったみたいです。

なんだか不思議な船のような神社

私はド素人なので、単なる印象ですが、不思議な神社ですね。

天河神社の太鼓橋。

祀られているのは弁財天だそうですが、そういうこと以前に、なんか船みたいな神社だなと思いました。

個人的には映画『天河伝説殺人事件』のイメージしかなかったので、なんとなく天河神社に怖い印象を持っていましたが、とても空気のきれいな場所で水も澄んでいていい場所でしたね。

そういえば、先々週に訪れた竹生島も弁財天を祀っていました。

さっき知ったんですが、天河神社、竹生島、江ノ島が三大弁財天なんだそうです(奥さん情報)。それなら近々、江ノ島にも詣でて見ようかと思ったりしております。

話を戻しますが、天河神社の社殿は琵琶山という山の上。山と言っても小さな丘みたいな感じですが、そこにスポットハマるような形で社殿があるイメージです。

その佇まいが、なんとはなしに船を連想させるんですよね。そのまま、浮き上がりそうなそんな印象です。

琵琶山の周りをぐるっとある言ってみたんですが、ますます船っぽい。ちなみに、山自体は禁足地なので入るのはNGです。

まあ、単なる印象ですが、考えてみれば天河神社のお守りの五十鈴もどことなくUFOっぽいような・・・

なぞは深まるばかりです、笑

みたらい渓谷のみたらい

アマゴの塩焼き定食(正式名称わすれました、すみません)

天河神社を参拝し、周囲を散策したあとは、子どものリクエストでみたらい渓谷へ。対向車とすれ違えないくらい狭い道路を恐る恐る通って、渓谷へ。

渓谷沿いの道を進むと、和食レストラン兼有料駐車場のみたらいさんがあります。

写真はみたらいさんでいただいたアマゴの定食。アマゴが香ばしくて絶品!

とても美味しかったです。

奥さんと子どもたちは舞茸の釜飯を食べました。こちらも味見させてもらいましたが、舞茸の香りが立ってすごく美味しかったです。

みたらいさんは、注文をしてから準備に30分ほどかかるので、その間に渓谷を散策。

デジカメ出とった写真をすぐにノートPCにインポートできないのが残念。こちらはiPhoneの画像ですが色合いのニュアンスがちょっと伝わりにくいな。撮影者の腕を完全に棚に上げてますがw

素晴らしい透明度の川で、アマゴやニジマスが泳いでいるのがよく見えました!川で泳ぐ天然のアマゴを見たのは初めてで、個人的にはテンションが上りました。

出先なので、写真が間に合ってないのですが、みたらい渓谷から洞川に向かう途中でニホンカモシカを目撃!慌てて車を停めて、写真を撮りましたw

その写真は別の機会に公開します。まあ、見てやってくださいw

洞川温泉の角甚さんの豪華会席

ちなみにですが、洞川と書いて「どろかわ」と読みます。

私は出発前日に知りましたがw

洞川に龍泉寺というお寺がありまして、そこが修験道の修行の出発地点になってるんだそうです。お寺には滝行用の滝があったり、お寺の名前の由来になった龍泉があったりします。

お寺には八大龍王と不動明王と弘法大師(空海)と役行者(役小角・えんのおずぬ)を祀っています。さらに、本堂の前には前鬼と後鬼が配されており・・・。えーと。いろいろ混じってますね。

でも、そんな細かいことは気にしない!というか、気にし始めたのは明治以降ですから!それも、西洋のマネをしてはっきりくっきり仏教と神道に線をひこうとして失敗したんです。世にいう廃仏毀釈運動です。この愚行のおかげでどれだけの文化的な遺産が失われたことか・・・

まあ、とにかく龍泉寺というお寺があって、そのすぐ近くに洞川の温泉街があります。

そして、今日のお宿はだいぶ高級な・・・角甚さんです。

江戸時代の旅籠を思わせる店構えで、子どもたちは「遊郭だ!」と喜んでました。まあ、遊郭じゃないですけどw江戸っぽくはある!

しかも、お食事は豪華会席。

前菜、どれも美味でしたが、個人的にはちぢみこんにゃくの酢の物がお気に入りです。手前のピンクの器は鹿肉の佃煮。
揚げた野菜に葛あんかけをかけたお椀。だしが最高に美味。思わず飲み干したくなる一杯。
大和牛の鉄板ステーキ。すごくオイシイお肉でした。

断って起きますが、こんなことをいつもしてるわけじゃないですよ。
ごくたまにです。

ついでにいうと、今回は5年くらいかけて貯めた楽天ポイントとか、地味に続けている500玉貯金とかもろもろ総動員してますからね!あと楽天トラベルのクーポンとかもろもろ。

だって、奥さんが20年来行きたいと言っていた天河神社詣でだから!笑

先月末にコロナに罹患したときにつくづく思ったんですよ。

先々の心配をしてお金を節約したり、やりたいことをセーブしても、死ぬときは死ぬよなと。

それだったら、普段から思い残すことのないように生きたほうがいいのではないか?と思って、前々からやりたかったことをやってみたり、伝えたいことを書き残したり、行きたいところに行ってみたり、いろいろやってます。

まあ、たしかにお金は使えばなくなりますが、お金があっても病気で動けなかったり、体力がなくなったり、時間がなかったりしたら結局好きなようには使えないわけです。好きなことに使えないなら、ないのと一緒じゃね?と思うんですよね。

それではつまらないので、しっかり使って、しっかり稼ぐほうに頭を切り替えることにしたんです。

やりたいことには使うし、興味にないことにはびた一文使わない!とう言う感じ。

自分へのお土産「陀羅尼助丸(だらにすけがん)」

役小角が後鬼に教えたのが元祖といわれる。元祖胃腸薬みたいなお薬。

私と同世代の人ならきっとおなじみの『真・女神転生』で、東京崩壊後に飛ばされる金剛神界(こんごうしんかい)に役小角と前鬼・後鬼が登場するのは社会常識ですよね?(そんなはずはない、笑)

ざっくりいうと、修験道の開祖とされるのが役小角という神通力の持ち主が、使役していた鬼が前鬼と後鬼です。この鬼は夫婦で、前鬼が夫で後鬼が妻という関係。

それで、その後鬼が役小角から作り方を教わったとされるのがこの陀羅尼助丸というわけです。

奈良の薬の元祖と呼ばれているらしいです。役小角は7世紀末の人物のようですから確かにかなり古い薬といえそう。この薬が修験者にも愛用され、作り継がれて現代に至っています。

私はかなり胃腸が弱い。なので、昔から飲まれている薬で材料も漢方にようにた陀羅尼助丸をお土産に買ってみました。最近は、それでも調子が良くなってきたの方ですがストレスがかかるととたんに胃腸に来るので、少しでも改善したらいいなあと思っております。

明日は再度、天河神社に参拝して、岐阜に戻ります。

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