プロデューサーの役割

名古屋の動画プロデューサー、クリエイター向けシェアハウスを運営しているOFFICE空(くう)の内海です。

プロデューサーという仕事は、よく分からないと言われます。

撮影現場や編集では、後ろで見ているだけみたいに見えますし、イベント、プロジェクトでも同じです。

私が仕事で意識しているのは、「ここは集中して力を入れよう」というポイントです。
撮影や編集前、このまとめの資料だけは、絶対に作ってみんなに共有しようとか。それをしておけば、全員の認識がひとつになるので、現場が回りやすい。事故、トラブルも起きにくい。
知らない分野、不得意な分野などの仕事の時は、最初に「これとこれは時間をかけて学んだ方がいい」などというところをおさえます。

正直、仕事によっては、上記の事をしなくても、進む仕事、現場もあります。
その時は、本当に「何してるか分からない人」「いらない人」になります。(逆の立場で「何してるか分からない」って思う人、います)

でも、多くの場合、プロデューサーという立場は、現場を混乱させない、無駄な仕事を増やさない防波堤になっています。防波堤を作り、うまく水が流れていく一本の川を作っているようなイメージでしょうか。

だから、普段、穏やかに仕事が進んでいれば、防波堤は何の役にも立たない。自分の仕事は、そんなものかなと思っています。

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