クリエイターに丸投げ禁止

「プロにお任せする」と言っても、全ての仕事を完全に丸投げすることは適切ではありません。依頼する仕事の内容や目的によっては、依頼する人が一部の作業や管理的な仕事を担当することが必要です。また、仕事を依頼する前に、依頼する人とのコミュニケーションを取り、依頼内容や進捗状況について定期的に確認することも重要です。

先日、「撮影してきたので、あとはプロの内海さんにお任せします」と、スマホで1時間半も撮影した素材をそのまま送られてきました。
「これを15分くらいに」と言われても、何をどうまとめていいのか。そもそも1時間半、まず全てを見て、構成考えて、無駄な部分をカットしなければいけない。

丸投げは絶対にいけないという前提で、人にお任せする際に大切なことをまとめたいと思います。

①どこまでやるのか、範囲を明確にして伝える
何をどこまでするのが受けて側の仕事なのか。「とりあえずこんな感じで動画作っておいて」は絶対にダメです。前述のケースの場合は、1時間半の中で、前半はどんな話をしていたか、後半はどうだったか、ここはいらない、ここは良いこと言ったから使って欲しいなどということが明確であるべきです。
箇条書きでも良いので、「全体的にこんな話で15分くらいにまとめて欲しい」という指示書でもあれば分かりやすいです。

②報酬、期限をはっきり決める
私もたまにあるんですが、期限がないものは忘れがちです。いつでも良いからと言われたが最後、もう手を付けてません。
「成功報酬で」「儲かったらみんなで分ける」なんていうのは、絶対に受けるのをやめましょう。本当にやりたいこと、自分もその想いに共感して、成長させる手助けをしたいなら別ですが。

③依頼側が確認を怠らない
私も依頼側になることが多く、ここは大切です。
途中経過でも見せてもらう。時間を決めて会って編集の時間を作る。Zoomなどでたまに打ち合わせをしたり、悩みなどを聞くこともします。


「プロにお任せする」という言葉は、プロの専門性を活かし、より高品質な成果物を得るための意味合いがありますが、完全に丸投げするわけではありません。依頼する人とプロの間で適切な役割分担を行い、コミュニケーションを密に取ることが、良好な関係を築くために重要です。



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