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健康管理と健康寿命 ~1年2か月で5歳若返った話~

3年近く前に運動不足を解消しようと、久しぶりにジムで運動を再開したところ、股関節を痛めてしまいました。一時は歩くこともつらく、その後良くはなったものの、やはり痛みが気になり、ぎこちない歩き方になっていました。そこでリハビリ病院を探して通い始め、自宅でも教わった体操をした結果、全く気にならないところまで改善しました。ちょうどその頃、太り気味で手持ちの服がきつくなったので、ダイエットをしようと、スマホのアプリで、食事の栄養管理を始めました。目標の体重を設定して、朝一番に計測した体重と体脂肪を毎日入力するのです。さらに、食事や間食で食べたものを全て記録すると、エネルギー、タンパク質、脂質、糖質だけでなく、12種類の栄養素の摂取量が示され、バランスのとれた栄養管理ができるのです。過剰に摂取した栄養素や不足している栄養素が分かり、その後の食事で調節することができるシステムです。そのアプリには、あらゆる運動も記録できるので総合的な健康度が毎日、点数で示されます。一日だけでなく、一週間やひと月単位の数値も表示されるので、今日食べ過ぎても、1週間単位で調整が可能です。良い点が取れると嬉しいもので、つい頑張っていると、週に1回ぐらいは100点満点が取れるようになり、体重は順調に減っていきました。

ただ、食事による減量だけだと身体に悪いので、リハビリで理学療法士の先生に教わった体操を毎日、自宅で続けました。過激な筋トレをするとまた、どこかを痛めそうだったので、ストレッチと軽い筋トレが中心です。その後、コロナで外出がままならなくなりましたが、ウオーキングと自宅でのトレーニングは続けていました。
昨年夏、オープンエアならコロナ感染の心配もないと思い、ゴルフの練習を再開したのですが、この時、また、やらかしてしまったのです。飛距離を伸ばそうとスイングを変えたところ、今度は、背中と脇腹を痛めてしまったのです。これは、かなりきつかったです。身体を捻ると痛むのです。これではゴルフがつらくなります。そこで今度は、近所のリハビリに通い始めました。

最初のリハビリと今回のリハビリで教わった体操に加え、発声を良くしようとボイストレーニングで教わったメニュー、さらに自分で追加したメニューを含めると20~30種類になりましたが、これらを何回かに分けて毎日自宅で、合計1時間くらいかけて行いました。
もちろん、栄養管理も継続です。野菜や果物、大豆、海藻類ばかりではなく、牛肉や豚肉、乳製品もしっかりいただきますし、スイーツも控えめながら食べています。ただ、加工食品やバターなどを摂取することは少なくなりました。

そうしたところ、先日のメディカルチェックで、なんと前回(1年2か月前)には標準範囲にはなかった細胞内水分量、タンパク質量、骨格筋量、体脂肪等がすべて標準の範囲になり、結果、5歳くらい若返ったとかかりつけ医に褒めていただきました。骨密度も、同じか、箇所によっては大幅に改善している所もありました。数値は1年3か月間の差ですが、その1年前から続けていた栄養管理と運動の成果だと思います。体重を減らすとどうしても筋肉量などが減ってしまうので、逆に増やすのは普通はかなり大変なのだそうです。頑張った結果が数値に現れると嬉しいものですし、処分するしかないと思っていた洋服が余裕で着られるようになったのも感激です。ちなみに体重は2年で10㎏減りましたが、もう少し戻した方が良いと指導されました。やりすぎは良くないですね。

さすがに今後の一年でまた5歳若返ることはないとは思いますが(笑)、せっかくですので、健康管理、運動管理は継続していきたいと考えています。人間ドックの値も今のところ問題ないので、残りの心配は怪我くらいです。明るく元気に健康寿命が長くいられるように、これからも頑張りたいと思っています。

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2021年8月11日
岩本 郁子 Kimmy Ikuko Iwamoto
Office Kimmy代表
https://www.officekimmy.com

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