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悲観主義者の幸福と楽観主義者の不幸【これはビジネス論】

幸福のあとに不幸が訪れたときに「やっぱりこうなるのか」と落ち込むのが悲観主義である。
不幸のあとに幸福が訪れたときに「やっぱりこうなった」と盛り上がるのが楽観主義である。

人に幸福と不幸が訪れる確率は同じであり、幸福のあとに不幸が訪れて、不幸のあとに幸福が訪れる現象も同じである。
だから悲観主義者と楽観主義者に訪れる幸福の量と不幸の量は同じである。

それなのになぜ、悲観主義者と楽観主義者が存在するのか。

答えは、「知らん」。

では、悲観主義者は損をしているのか。

否。
不幸中に悲観することで「この落ち込んだ雰囲気は嫌だから立ち上がろう」と思うことがで、人生に積極的になることができる。
幸福中に悲観することで「不幸になるに決まっているから、そうならないように注意しよう」と思うことができ、人生に警戒することができる。

では、楽観主義者は得をしているのか。

否。
幸福中に楽観することで「これが私の実力」と油断するから、落とし穴に落ちやすくなる。
不幸中に楽観することで「なんとかなるさ」と思っているから、何もせず状況は好転しない。

では悲観主義者は得をして、欄干主義者は損をしているのか。
否。
なぜなら両者とも安定しているからだ。

悲観主義者は落ち込んでいるときに安定感が得られ、楽観主義者は上がっているときに安定している。

要するにどっちでもいいんだよ、仕事をするうえでは。

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