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遺族年金は廃止されるのか?

こんにちは、沖縄で社労士してます松本です。

SNSで

「遺族年金廃止」

という言葉が話題になっています

「えっ?そんな大事なこといつの間に決まったの??」

と思ってしまいますが、実はまだ具体的なことは何も決まっていません。

ただ、2025年度の制度改正に向けて、議論は続いています。
そのなかでも働くサラリーマンが関係する遺族厚生年金に、要注目です。

実は遺族厚生年金は、昭和の時代の考え方が根強く残っていて、

  • 男は仕事

  • 女は家庭

というような制度になっているんですね。
夫が亡くなったあとの妻には手厚いですが、「働く妻」が亡くなったときの 夫に対する給付というは要件が厳しいんです。

  • 遺族女性に手厚い現行の給付部分を見直すのではないか?という懸念から、「遺族年金廃止」という言葉がひとり歩きしていると思われます。

現状でも、家族が亡くなった後のライフプランニングを考えるとき、遺族厚生年金の額を見積もって行っている人も多いでしょうから、厚生労働省の審議会に大いに注目するべきです。

隠れた増税として「社会保険料」というワードもよくトレンドに上がっていますよね。
年金問題をきっかけに、政治に関心を持つ人が増えるといいですね。

みんなで選挙に行きましょう。

本日も最後までご覧いただき、ありがとうございました。


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