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個人が動画編集で仕事を取っていくために必要な考え方とは?

こんにちは、山﨑です。

『これから動画編集のスキルは稼げる!』と言われてます。

この記事では、個人がこれから動画編集のスキルを身につけて、収入を増やし続けて行くための基本的なポイントや、

僕が現行の編集マンとして仕事を依頼されている上で気をつけていることなどをシェアします。

今から動画編集を覚えていきたい方や、フリーランスの動画クリエーターとして活躍したい人の参考になれば幸いです。

どんな映像にしたいかヒアリング

僕は動画編集する時に

見ている視聴者(ユーザー)にどんな印象を与えたいか?

これを必ず意識しています。→依頼者に聞いています。

動画の印象は編集次第でかなり変わって来ますよね。

・BGM
・文字テロップの大きさ
・文字テロップのフォント、色
・カット割り(youtubeならジャンプカットなど)

どんなにオシャレに撮影していた動画でも、BGM次第でかなり印象が変わってきます。

例えば、結婚式のプロフィールムービー。

一般的には懐かしい写真や家族写真などが多く、どちらかと言えばしっとり系や、明るくてポップな曲の方が、写真と文字を引き立ててくれます。

ヒヤァウィ〜ゴォ〜〜〜!!みたいな楽曲だと写真より音楽が気になりますよねw

ちなみにこの動画は2016年のものです。

YouTubeを見て撮影依頼などもあるのでYouTubeはありがたい。

参考:結婚式プロフィールムービーの相場
安い個人で受ける人は8,000円~1万円(ココナラなど)
一般的な販売価格:2万〜4万
僕の場合:撮影なし3.5万円、撮影あり6万円〜

上映されるシーン(目的)に合わせて最適化する

YouTubeの動画であればスマホで再生されることを前提に、テロップの大きさや、音声とBGMのバランスを調整します。

一方、イベントなどのスクリーンで上映されたり、PR広告であれば、
見ている人にどんな行動をして欲しいとか、どんな印象を持ってもらいたいか?

と言う部分が重要になってくるので、そのためにどんな編集や見せ方をすれば良いかを考える必要があります。

この部分をくみ取って編集するスキルが身につくと、依頼者の満足度が上がると思います。

動画を作る"本来の目的"も考える

動画マーケティング会社や広告代理店などから依頼される案件の中には、

”作りたい動画を作る”ことが目的になってることもあります。

誤解が無いように補足しますが、クライアント・依頼者が希望している内容を作るのは大前提の話です。編集者として考えるのは、その動画を何のために作るのかという目的や理由を意識するということ。動画はその目的を達成するための手段であること。

動画のジャンルによってそれぞれ目的は違うと思っていて、

ビジネス系の場合だと・・
広告・PR動画=視聴者がこちらの意図する行動を取ってくれること
セミナーダイジェスト=本編映像を見たくなる・興味を持ってもらう

というように、”依頼者(請負会社)が作りたい動画”が着地点になると言う、少しズレている進め方をされたこともありました。
(結局やり直しになる・・みたいなことは多いです)

これが現行のYouTubeの編集レベルだと、

・テロップ(あったほうがよいレベル)
・BGM(なくてもよいレベル)
・「あの〜」などの部分をカット
・オープニングやエンディング

このくらいの編集内容です。

(僕の動画ですみません)

真剣に取り組んでいけば、どんな編集ソフトを使ったとしても、1ヶ月あれば十分慣れてくると思います。

参考:YouTubeの動画編集の単価は1本5千円〜1万円が多いです。動画の長さにもよりますがクラウドワークスなどでも見かけますね。(成人男性向け動画の編集案件もたまに見かけますが超安いです・・)

編集のやり方は『真似』して覚える

最初は見よう見まねで再現させてみることから練習すればよいと思います。

テロップの大きさや表示させるタイミング。効果音など。

ビジネス系の動画の場合、すでにモデリングしたい参考動画などクライアント側で提示されることもあるので、同じように再現してみるのも練習になります。

編集力をあげていけば、ある程度の動画の質であれば編集でどうにかなったりすることもあります。

例:音楽と合わせたダンスや振り付けがある前提の動画
・微妙にタイミングが早かったりずれている→その部分だけ速度調整をかける(部分的に再生速度を80%など)

具体的な方法はYouTubeで検索すると出てきます(便利ですね)

自身の作品撮りなどの場合、おそらく・・

「この動画みたいにカッコいい編集ができるようになりたい」

みたいなモデルにしたい・目標にしたい動画を普段から見たりしていると思います。

撮影を自分で行う場合は、

・なぜこのアングル?
・どんな機材やレンズ?
・なぜここで映像を切り替えてるの?
・どんなストーリー性で見せたい?

という撮影者・編集者の目線に立って「なぜ?」を考えていくと、

こういう風に撮影してるんだろうな。と自然と再現性を高くすることもできます。

そうして最初は真似をしていくことで「センスと引き出し」を習得していきます。

そのあと、自分だったらこうするなど、オリジナリティを追加していけばよいと僕は思います。

最初の段階は同じように編集することができるスキル。
そのあとに自分の感性やセンスを付け加えて提供する。

センスを磨くには「良い作品」「最先端」を肌で感じ、映像を見続けることも1つの方法だと僕は思います。

僕自身もアップデートしていきたいと思いながらこの記事は終わりにします。




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