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閑話休題~顧問先のブログから

 顧問先の保育園でブログに記事を頼まれて、「黒一点の戸惑い」と題して以下の内容で書きました。

 「去年の6月から当園の運営のお手伝いをしています。最初は月1回お邪魔していましたが、10月以降は週1回お邪魔しています。私が初めて勤めた職場はかなり女性の多い職場でしたが、それでも今回女性ばかりの職場に黒一点でいるのは初めての経験で、戸惑いがいくつかあります。具体的な事例はというと、園にお邪魔して、仕事をしていた時に、飛び込みの営業訪問があり、その営業の方が私に最初にあいさつに来られたのには大いに戸惑いました。近くに理事長がいたので、すぐにご案内しましたが、責任者は男性といった感覚がやはりまだまだ一般的なのだなと思いました。
 もう一つの戸惑いはトイレです。園の方々が女性ばかりだと、トイレは女性用と勝手に判断して、週1回でもあり、とりあえず園のトイレは使わず、訪問直前と昼食の時にコンビニでコーヒーを買って済ませるようにしています。前の職場で男性ばかりの中で女性が一人の職場があって、トイレが男女兼用という事務所があったのですが、流石に女性に社員の方から改善要望がでて、会社として対応していたのを思い出しました。
 戸惑いのもう一つは、保育園の事業・組織の柔軟性や多様性です。これについては次回書きたいと思います。
初回の最後はお手伝いをすることになってよかったことを一言。週1回であっても、園児さんが私の顔を少しずつ覚えてくれているなと感じることが多くなってきたのがよかったなと思います。毎回お邪魔するときに、園児さんの顔を見るのが楽しみになっています。」

 ここからが今回の本題です。

 この保育園は、「保育園に落ちた日本死ね」のブログが発端となった待機児童問題で規制緩和されてできた保育園で、慢性疾患をお持ちの園児さんの受け入れなどもされていて、基本的人権にかかわる諸問題や、それに関わる行政や広い意味でのNPO活動の在り方など様々なことを考える機会を与えてもらいました。代表からは園の母体のNPO法人の理事になってほしいと言われており、さらにNPO活動に関して、行政サイドのお手伝いをすることになったので、改めていろいろ考え、何かしらのお役に立てればと思っております。

 ブログの記事の話に戻りますが、この記事を出す前に、たまたま代表や数人の職員の方にブログにあるトイレの話をする機会があったのですが、ある職員の方は僕がトイレを使っていないことを気がついておられたとのお聞きしました。口に出さなければ気づかないこと、口に出してこそ、コミュニケーションが深まるのだということに改めて気づかされました。

 

 

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