オーストラリアで7年生のキャンプを引率した思い出
元学校の先生、アラフォーでオーストラリアにやってきました。
現在は、オーストラリアのハイスクール(中高一貫)で、学習支援の仕事をしています。
新入生をキャンプに引率した思い出を簡単にまとめていきます。
キャンプとは?
今回のキャンプは、新入生が学校に慣れるための1泊の行事でした。
行き先:近所の山
交通手段:貸し切りバス
宿泊:少年自然の家のようなところ
食事:食堂で提供される
内容:カヌーやアスレチックなどの野外体験
ホームルームクラス単位でバスや食事は行う。
野外体験は4クラスを6グループに分けて行う。
生徒が約100人に対して、
引率の数は5人。
現地に常時いる教員(学校のサポートスタッフ含む、インストラクター除く)が約3人。
先輩メンターが6人
日本と違う点
体操服ではなく、私服で参加
バス座席も食事の座席も決まっていない
ベジタリアンなどに配慮した食事
先生は見守り役
先輩メンターが夜のアクティビティを仕切る
職員打ち合わせが簡潔
私が一番驚いたのは、バスと食事の座席が決まっていないのに全然もめないこと。
楽ですね。
日本では、座席を決める時点で泣き出す子とかいてたんですよ・・・。
分業が当たり前だからか、メンターはこの学校の伝統なのか、先生って本当に見守り役なんですよ。
野外活動は、インストラクターさんに全てお任せでした。素人の引率教員が出しゃばると、危険というのもあると思います。
日本の泊行事あるあるの深夜の職員打ち合わせがないのが正直、サイコーでした。
日本と同じ/似てる点
食事会場の準備と片づけは生徒
アクティビティーに参加しない生徒は先生が励ます
夜に先輩メンター主催のダンスがあったのですが、やらない子いますね。
こっちの先生は、「それも本人の自由」って感じなのかな?と見ていたのですが、何度か「一緒にしようよ!」って明るく誘ってました。
あと、極めつけはこれ!
感想
先生という立場として行っていないというのもあるかもしれませんが、日本の宿泊行事の何倍も楽でした。
大人の数が圧倒的に違う。
日本の倍は人があてがわれている印象を受けました。
それでも今回は少し、人手不足だったようです。
そして、ルールが少ないのと破ったときの対応が明確。
わかりやすくていいですね。
日本の経験と照らし合わせながらのキャンプは非常に思い出深いものになりました。
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