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オーストラリアの荒れた学校で働いて、考えが変わったこと

オーストラリアで学校の先生です。

勤務校は・・・荒れている!

日豪を通して、6校目で初めて「荒れ」を体験しました。

これまで、授業がやりにくいということはありました。でも、ここはなんか違う。

誰が教えようとも変わらない、「荒れた地域」のようです。

15年の教員経験で、荒れた学校の話はこれまで何度も耳にしましたが、実際に体験するのは初めて。

自分自身も決して、みんなが羨むような地域出身ではなく、どちらかと言えば、大阪人ならわかる「ええとこ住んでんなー」な場所。
※完全に揶揄ですよ!

という訳で、これまでは「家庭がしっかりしていればいい」という考えでした。

住んでいる地域の公立に行って、大学に行きたければ行って・・・

この私の考えがこの度、覆りました。

住む地域って大事!

なんだな。

勤務校に来る前は、人気ナンバーワン(生徒指導面、学力面)の公立でSchool Support Officerをしていました。

今は、なぜあの学校に入れようとする親が必死になって、億もする家を買うのかが理解できます。

オーストラリアのハイスクールは、中高一貫で6年と長い。

長く通う学校の環境は、真剣に選ぶ必要があるんです。

今は、子どもがいない私も実際に荒れた学校の教壇に立って、子どもの教育に良い地域を見極めることの大切さを痛感しています。

何が怖いって、私が勤務する荒れた学校は、まだまだ序の口ということ。

そこから田舎に行くにつれ、どんどんと生徒指導が大変になるそうです。



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