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冬の初めの雑記

そろそろ始まる雪景色

樹海を見下ろす三国峠へ行ってきました

夏を感じさせるように立ち昇る雲の写真をtwitterに投稿したのがちょうど一週間前でした。

あれよあれよという間に季節は進みます。一度まとまった雪が降るとあっという間に雪景色。

2022年12月14日

2005年に北海道へと移り住んで20年弱。冬の経験値がだいぶ上がってきたとはいえ、やはり初冬のアイスバーンを走る時には毎回緊張を強いられます。それでもこの時期に山へ向かってしまうのは、こんな景色が見られる予感があるからです。

北海道の国道最高所・三国峠

紅葉の時期には多くの人たちがカメラを構えるスポットですが、冬ともなると何時訪れても撮影目当ての人の気配はありません。

十勝三股盆地の樹海に架かる松見大橋


水面からわずかにのぞくタウシュベツ川橋梁

タウシュベツ川橋梁はこの一週間で少しだけ水面に顔を出し始めました。

2022年12月9日のタウシュベツ川橋梁

糠平湖の水位が1日10センチ弱ほどのゆっくりとした速さで低下しています。

2022年12月14日のタウシュベツ川橋梁


YouTube『タウシュベツChannel』より

YouTubeの『タウシュベツChannel』はタウシュベツ川橋梁の映像アーカイブです。先日、この1年間を5分にまとめたダイジェスト映像を制作しました。公開は年末頃までの予定です。

『タウシュベツChannel』には、「Weeklyタウシュベツ」として直近1週間のタウシュベツ川橋梁の映像を週に一度投稿しています。


シリーズ「一冬一会」も続けています

Photo Quartet会場の様子

今年2月に北海道帯広市のギャラリー・廊-KOHBUNDOで開催されたグループ展「Photo Quartet」に出品した冬の作品群「一冬一会(ひとふゆいちえ)」。文字通り、北海道の長い冬のうちでも限られた場所・時期にしか見ることができない光景を撮りためています。

今年もその時期がやってきました。

シリーズ「一冬一会」より
シリーズ「一冬一会」より「華氏0度」までもう少し


「華氏0度」までもう少し

6年前の『日経 National Geographic』

外気温が氷点下20℃近くまで冷え込む土地ならではの写真を、と撮り続けているのが「華氏0度」の写真シリーズです。こちらの作品は『日経 National Geographic』誌の2016年1月号に掲載されました。

この冬も、もうすぐ華氏0度の冷え込みがやって来そうです。

今週初め。この時はまだ-15℃


年末セールのお知らせ

年に2度、タウシュベツ川橋梁の記録写真集『タウシュベツ日誌』シリーズを制作しているタウシュベツ日誌編集室では、12月17日(土)までオンラインショップをオープンしています。

オンラインショップ取り扱い商品の一部

こちらのショップでは数量限定で取り扱っている商品が多いため、どれも売り切れ次第販売終了となります。ご了承ください。


いただいたサポートは、引き続きタウシュベツ川橋梁を記録していくために活用させていただきます。