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徒然なるままにタウシュベツ

3連休初日は朝から快晴となった糠平湖。タウシュベツ川橋梁の上の空も冬らしい色になった。ここ十勝では冬の晴天率が90%を超える。冬と青空とは、この季節の風物詩のひとつだ。

雲のない空模様は昼夜を問わない。タウシュベツ川橋梁が架かる糠平湖は大雪山国立公園に位置し、周辺の人口灯はほんのわずか。月明りですら眩しいほどの満天の星空が頭上に広がる。

昨夜はこの時期としては冷え込みが緩く、月もまだ細い星空観望日和だった。一周34キロ、東京の山手線一周とほぼ同じサイズの糠平湖上には僕ひとり。
寂しいのか、贅沢なのか。北海道の田舎暮らしを楽しめるかどうかは、こんなちょっとしたことの感じ方で分かれるのかもしれない。

さて、タウシュベツ川橋梁はといえば、

コンクリート片の崩落は止まらず、すでに今シーズンの湖結氷後に欠け落ちたものが橋梁下に散らばっている。

11のアーチが連なる形状を見られるのはもう残り短いかもしれない。
ということをもう5,6年言い続けているけれど、今年はいよいよという様相だ。

氷上で見られるアイスバブルは変わらずに見事だった。
まだ雪が降りそうにないので、糠平湖ではこの連休中タウシュベツとアイスバブルを楽しめそうだ。

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