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こんな札幌に住んでいるワケ

2月20日。

札幌は朝から深々と雪が積もり、

夜には暴風雪警報レベルになる予報です。

もう立春も過ぎたというのに、なんてことでしょう。

各地の梅や桜の話題をテレビで見ながら、

いつまでも寒い寒いと言っているのはなんとも切ないことです。

寒いだけでなく、雪の量によっては、

車も、J Rも、完全に麻痺するという事態になります。

(ちなみに明日、J R北海道はいくつもの運休を決定しています。)

すると出張の予定をキャンセルしたり、

出勤やアポイント時間を守れくなったりと、不測の事態に陥ります。

分刻みの仕事をしている我々働く者にとって、

雪と寒さは、大きな損失とストレスの元。

そんな面倒くさい札幌に、なぜ住み続けているのか・・・。

吹雪の中を歩いて出てきた答えは、「そうは言っても雪が好き!」でした。

簡単ですみません!

札幌に生まれ育った我々は、子どもの頃から、なんのストレスもなく当たり前に、目の前の雪と付き合ってきました。

ズボズボと踏みしめる雪の深さ、

握っても雪玉にならないパウダースノー、

無心に転げ回って暑くて暑くて、倒れ込んだ時の雪の冷たさ、心地よさ。

スキーを履けば凄いスピードを味わえる、そんな快感も身に染みています。

雪が好きなんです。

雪は友達であり、心地良い天からの贈り物、

あえて言えば、ツンデレの友達!?

おお、今も暴風雪が家の壁をたたいています。こんな夜に外になんて出られません。

文句言って、嫌いよと言い放ち、もう引っ越す!と叫んで、

それなのに、きっとここに住んでいるんだろうと思います。

これからも、この街、札幌に。

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