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『望郷のとき』数百年前に日本を発ち、メキシコに残った日本人たちは何処へ行ったのか。

人々よ。

慶長18年、伊達政宗の使節支倉常長を団長とする仙台藩士百余名がメキシコを目指し、仙台を出帆。

しかしそこで、待ち受けていたの失望の日々であった。

日本ではキリシタン禁制令が出され、帰国の途は絶たれる。

使節団の中には、町人商人などもいたが、歴史の中に葬り去られる。

日系二世三世と、移民国家の中では曽祖父より前の代については、もはや他人事。

数百年前に日本を発ち、メキシコに残った日本人たちは何処へ行ったのか。

その末裔は...

良い意味で穏やかな一冊でした。

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