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廃墟寸前の外観、客が廊下で小便。『ロックンロール・ストリップ』

人々よ。

木下半太氏の半自伝的小説。

大阪のとある寂れた街の場末のストリップ劇場で、映画監督を目指す売れない劇団「チームKGB」が前座をすることに。

廃墟寸前の外観、客が廊下で小便をするためアンモニア臭が立ち込め、ガラガラの客、年齢不詳の踊り子...

この状況で何をすれば”ウケる”のか?

夢追人の物語。

読了後の爽やかさは間違いない。

テンポよし。

ここのところの木下氏はちょいとシリアスよりだったので、悪夢初期の木下節が戻って来たかな。

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