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当時、Macは電気屋じゃなくて、画材屋で扱われていた

人々よ。

平成の御世が終わり、令和になった現在。

戦後、好景気と呼ばれた時代はいくつかあったが、その中でも崩壊とついた好景気はバブル景気だけ。

さて、そんな時代をイラストレーターの二次元から、立体造形の三次元、マルチメディアの四次元を経て、小説家としても活躍するヒキタクニオ氏のドキュメンタリーノベル。

氏の著書の元ネタはこの熱きバブル期の実体験から生まれていたんだと、フリークとしては嬉しい内容。

日本グラフィック展、日本オブジェ展、日比野克彦、谷口広樹、タナカノリユキ、芸術関係に疎い自分としては、ネット環境がまだ発達してないバブル当時のイラストレーター達の仕事環境、食っていくための挑戦段階が実に新鮮でした。

当時、Macは電気屋じゃなくて、画材屋で扱われてたんだそうで。

文化の熟成って、やはりこういう時代に発展しますね。

中世の世だって、パトロンがいて、潤沢な資金が唸って回って。

世に回るチラシ一枚の見方も少し変わるかな。

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