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無意味な「振幅」か「力感」かの議論


我家から見える富士山にも雪が確認できる季節になりました。

本格的な秋の訪れです

 
昨今、YoutubeやSNSで多くの方がレッスン動画を上げています。

その中で良くあるのが、アプローチ距離を「振幅」で調整するのか「力感」で調整するのかの議論です。
 

「振幅」というのは文字通り、ハーフスイングで時計の文字盤に例えると9時から3時で何ヤードを打つというやり方ですね。

「力感」というのは、スイングスピード(ヘッドスピード)とインパクト時の力の入れ方で距離をコントールするやり方です。

振幅のイメージ図

 
この2つの異なる流派ですが(笑)、皆さん良~くそのレッスン動画を見てみてください。

「振幅」派の人も距離が変われば、「振幅」だけでなく「力感」も変わっていますし、「力感」派の人も当然ながら「振幅」も変わっている事に気が付きます。
 
何だか笑っちゃいますが、それが現実です。

 
普通に考えると当たり前の事だと思います。

例えば車を運転する時に、アクセルを踏む量なんて考えない訳です。

でも前の車との車間距離が縮まればアクセルを無意識に緩めますし、前の車がまた前に行けばアクセルを少し踏み込む。

そして少し踏み込む時には、早さもゆっくり踏み込みますよね?
 
人間の能力を考えると不思議な事では無く、当たり前の事だと思います。
 
だからゴルフの距離感も「振幅」「力感」かなんて議論は全く意味がありません。
 
50ydを打つ距離感は、実際に50ydを打つ練習をする時に、「こんな感じで打つと50ydなんだな」という、自分なりの感覚を持つしかありません。
 
その感覚は「振幅」を意識した方が上手く行く人もいれば、「力感」を意識した方が上手く行く人もいると思いますが、客観的に見れば自然に両方を実行しているはずです。
 
ですから個人的には「振幅」でも「力感」でもどっちでも関係ないと思っています。

アマチュアゴルファーはアプローチが命です!


ただし、フルスイングでインパクトだけ緩めて距離をコントロールするなんて事は凡人にはできませんので、インパクトだけでコントロールする事はやめた方がいいでしょうね。
 
 
 
今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございます。

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