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ゴルフレッスンに過剰品質はあるのか?

 
食欲の秋ですね。御飯が美味しい❤
 
先日、初めて一緒にラウンドされた男性が、100切りを目指しプレーをしますと言ってました。
その為に週一回、ゴルフスクールに1年以上通っているそうです。

ゴルフスクールのイメージ


ところが、クラブにボールがまともに当たらない!

スイングのリズムはそんなに悪くないと思うのですが、とにかくアドレスが酷いのです。

ボールの位置、ボールとの距離があり得ない感じで、そりゃ~まともに当たる訳がないよ!という感じでした。

とにかく当たらない!


私はラウンド中、相手から言われない限りアドバイスはしない主義なので、この日の前半も静かに彼のプレーを見守っていました。(正確なスコアは不明ですが、恐らくハーフで60~70)
 
お昼休憩中、彼に少しスクールとかコーチの話を聞いているうちに、頭に浮かんだ事が今日の内容です。
 
 

話は変わって、メーカーとかでお仕事をしている方だと知っていると思うのですが、過剰品質(0ver Quality)と言う言葉があります。

学問的には、「例えば必要以上に高品質の部品を使ってコストや時間を無駄にしてしまう事」を言うのですが、製造現場では「いつまでも壊れない製品を作ると次が売れない!」というニュアンスで使われる事も結構あります。 

現代の工場イメージ


メーカーとしては、保証期間中は問題無く、それを過ぎてある程度経過したら壊れる製品が、品質保証的にもクレームにもならず、営業的にも物が売れるので良い訳ですね。
 

これをゴルフスクールに当てはめてみると

①   多くの製品を売る≒多くの生徒を獲得しそれを維持する
②   保証期間中は壊れない≒クレームや退会しない様に面白く、飽きないレッスンする
③   ある程度経過したら壊れる≒上達して満足したら退会する

こんな感じでしょうか?
 

ところがメーカーと違いゴルフスクールは、➂が頻繁に発生すると①が成り立たない訳です。

ですから➁に力を入れる。
もしくは➂に移行しない様にレッスン内容が過剰品質にならない様にセーブしている疑惑が浮かびます。
 

簡単に言えば上達を早めないレッスンというか、ずっと会費を払ってもらう為のレッスンというか。

もはやレッスンとは言えませんが、「ゴルフは上達まで時間が掛るスポーツです」とか言って引き延ばしていたりして。
 

私自身もスポーツを指導していた経験がありますが、退会希望者は必死に引き留めをしました。
新規入会希望者が退会希望者を大きく上回ることなんてあまり無いですからね。
 
ですが、ゴルフレッスンはモノを生産している訳では無いですし、ゴルフは技術的な事に関してもレベルによって必要な事や考え方が違うから、上手くなっても悩みは尽きないと思いませんか?
 
それなのに万が一、上達をセーブするようなゴルフレッスンが何処かで行われていると考えると、とても怖い気がします。
 
もしゴルフスクールに長く通っているのにイマイチ上達しないと思っている方がいましたら、セカンドオピニオンを試してみるとか、コーチとちゃんとお話をした方が良いでしょうね。
 

ちなみに先ほどの同伴プレーヤーの男性は、最初の頃のレッスンでグリップとアドレスを教えてもらったが、ここ最近はそれについて注意やアドバイスを受けていないと言ってました😲
 

さてさて、件のこの男性に後半でアドレスをちょっとアドバイスさせて頂きました。

少なくともティーショットやボールのライの良い所からはちゃんとクラブに当たる様になりました。
恐らく少し練習して自分の物に出来れば、100切りも出来るでしょうね。 

練習して下さいね


ゴルフは「スクールに通ってレッスンを受けるだけで上手くなる」方は余りいないかもしれません。

スクール以外でも習った事を復習したり、自宅で素振りをしたり、イメージトレーニングしたりしないとね。
 


最後に、世間にはちゃんとしたゴルフレッスンをされているコーチも沢山いますし、ちゃんとしたゴルフスクールもいっぱいあると思います。
 
でも初心者がそれを見極めるのは90切り位の難しさかもしれませが(笑)、上手くなる為に頑張って探しましょう!

もしよければ以前に書いた記事も、合わせてお読み下さい。 



今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございます。



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