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ガジェットヲタク的PC選びの心-開業する人に向けてのアラート④-


 私が小川真広です。がんばっていかななぁ〜言うてるんですが・・・・
 この記事、ウマぴょい伝説聞きながら書いてるのは公然の秘密です()
しかし、このワードセンスは異常ですよね。そりゃ、保育所でも使われるわ。
 一度耳についたら離れないというかなんというか・・・
 ちなみに私は「ウマ娘」ならライスシャワーとトウカイテイオーとグラスワンダー・・・グラスは育てやすく、テイオーは結構強い、ライスはまぁありゃ好きになるやろ。(マヒロサンワケワカンナイヨ−)

 話変わって前回までの話でこの界隈のある種の怖さを書きました。
まぁ、正直、若輩者な私が実務を語るのはあまりにも諸先輩に失礼であるし、本格的な補助金とか実務の話は少ししてから別に記事にしたほうがいいかなと。(ただ、ここ最近界隈あれてるから別途なんか記事起こすかも…)
 まぁ、きちんと行政書士とはなんぞやを知り、経営計画を立て、その上でカルト()に注意すればいいって話です。これは行政書士限らず同じ話ですよね。
 さて、今回からは少し具体的な話をできたらと思います。前回が結構重い話なので今回は気分転換も兼ねてガジェット中心に話できたらと思います。何気にガジェットヲタクなのでその観点から楽しんでもらってもいいかもしれませんね。


必須ガジェットであるPCをどうするか?

まずは自分の構成から

 自分自身のPC環境は次のようになります。

  • メインPC

自作改デスクトップPC(Corei5-9400F/16GBメモリ/500GBSSD×2と2TBのGoogleドライブ/ グラボはmsiのよくわからんヤツ()/win10Pro)
モニタ 27インチ(LG製)
キーボード ThinkPadトラックポイントキーボードにワイヤレステンキー
マウス エレコムEX-Gのワイヤレストラックボール
プリンター NECのレーザープリンタとEPSONのインクジェットプリンター

・サブ機
 GooglePixelSlate(ChromeBook)

以上・・・
こんな感じで運用しています。
基本的には書類作成などは大抵メインPCで行いますがそれ以外の軽微な作業や出先で行う作業、webで完結する作業に関してはサブ機で運用している感じです。

 一応現状にはかなり不満は無いですが細々とは変えたいものはあります。
ただ、これから開業する人に向けてPCのスペックや周辺機器類に関して述べると大体こんな感じになりますね。

  • メインプリンタはレーザーになると心得よ

  • スキャンも相当使うのでスキャナー付き複合機が望ましい

  • PCそのものは格安のモノはやめた方が身のため

  • 後々でも良いのでキーボード・マウスは凝ったほうが幸せになれます()

  • モニタはツインでの運用か大画面での運用がいいかも

  • 自身の仕事のスタイルをイメージすることで変わる機器

そんなところと思います。

まずはどのOSを選ぼうか?−業務の発展性思うとWindows一択

 結論を述べるとOSはWindowsを選んだほうが業務的な面とコスパの面ではいいというか無難です。
 つい、イキってMacとかに手を出したいって気持ちもわからないでもない。事実PCのスペック面のみで考えたら逆にMacの方がコスパがいいのではないかと思うくらいですから。
 でも、Macを選ぶと業務によっては本当に大変な目にあいますよ。特に建設業関係されてる方でMacは本当に私の知る限り聞いたことが無い。というのも「日本行政」に掲載の専門ソフトはほぼ100%Windowしか対応していないという事実があります。
 例えばこれ・・・・

 ね。本格的に業務をするとなるとやはりこの手のソフトは欲しくなるところです。泣こうが喚こうがWindowsしか駄目なんです。
 まだ業務が絞り込めていないならば、後々の発展性などを考えると素直にWindows機を導入した方がいいという根拠はここです。
 無論補助金業務といったところなどではそれでなくても大丈夫でしょうし、極論風営許可ならWindowsでなくMacでも対応できましょう。(事実昔、Mac持ってた時、Macで申請書作って持参した思い出)CADソフトもMacにもありますし。ただし、行政書士の扱う業務の幅広さから思うとここは素直にWindowsにしましょ!

他OSでも救いの道はあるが・・・・

 「いやいや手元にあるのイキリマック用のMacbookProなんだよ、今更変えれるかよ」という人もいると思います。救いはないのですか?

 まぁ、救いの道はないわけではない。
いわゆる仮想空間でWinを動かすって話です。

 まぁ、これ導入したらWin専用ソフトも動かせないことはないでしょうか。ただ、ソフトが完全に動くかどうかに関しては疑義があります。先のwiseのソフトではx86系チップセットいわゆるインテルやAMD製CPUを前提としてますがMacM1以降はスマホやタブレットのCPUと同じような構成になっていますので完全に動くかどうかの保証はできないといったところです。
 ただ、これからは技術も進み対応する出来そうな気はしないでも無いです。(WindowsPCでもタブレット型はArm系というスマホと同じCPUを搭載しているのがかなり多くなりましたしね。)
 人柱になってもいいのでしょうがさすがそこまで体を張れません。あとはそれするならサブでwindows買うのも一手とも思います…(第8世代intelcore-i5のThinkPadあたりなら五万程で買えるので…)

ベストバイは何?

 以上が小理屈でしたが、まとめるとMacでもやれないことは無いがWin機の方が発展性とコスパという観点ではいいということでした。もちろん行政書士業を主として考えた場合の話です。映像処理もゴリゴリするしそっちがメインで行書業はサブだというならMacという選択肢もありです。
 その中でベストバイを選ぶとなると業務のスタイル、事務所の空間によものが大きいと思います。出先でも積極的に作業するならノートでしかもモバイル型、室内でそこまで空間無いならミニPCといったふうに・・・
ただ、言うならば、せめてCPUはCore‐iシリーズかRyzenシリーズの方がいいということくらいですね。一昔前ならcore-i5以上でなければイケないといてましたでしょうが、純粋に業務のみなら今、新品を買うならばCore-i3でも大丈夫かなと思います。(長く使うこと思うとcorei5くらいが一番バランスいいかもしれません!)
 ただ、お金が無いといった理由で中古にせざる負えない方は注意してください。世代によってはwin11に対応できないのと廉価モデルでも性能が急激に良くなったのはここ最近のことだからです。
 もし中古機のWin機を検討されているならインテルならば通称第8世代以降(例:corei5-8400というように8000番からスタートしているもの)、AMDならRyzen5 3400Gといったようなモデルですかね。(ずっとインテルしか使っていないのでIntelのことしか知らない)
 ここらの確認についてはネットでいくらでも情報が転がっているのでそこをご覧ください。
 あとはメモリは個人的な意見として16GB以上はほしいところです。実際、使えばわかりますがエクセルは立ち上げ、Adobe Acrobatも立ち上げ、ついでにChromeも複数タブ立ち上げ挙句CADも立ち上げているとなると8GBではしんどさがあります。特にノートパソコンは最近のモデルだとメモリ増設が不可能なモデルもありますのでそこは要注意点です。(Macは案外8GBでもイケると言うがそれは設計がまるきり別故でしょうがiPhone、iPadでの磨き込みの成果ですよね。)
 自分にとってはPCは本当に文房具であるので気安く使えて、肌に馴染む、そして耐久力があるといったことを重視したいです。その意味で考えるとBTOでのデスクトップかそこそこの拡張性と機動性あるノートPCがいいかもしれませんね…(これきっかけに自作野郎増えてもいいなと思ったりもしています。)

ノートで新品縛りでコスパよくなら僕ならHPの245かidea padFlexあたり選びますかね…あとは定番のサーフェスかhinkpadかなぁ・・・中学以降から異様なまでのIBM信仰ありますが何か()

(本当に予算無制限なら別のモノがいいといいますが新規開業者で予算をかけないテーマで選定しています。)



実は結構重要なソフト問題


 本体はわかった。でもソフトはどうなのかという問題がありますよね。
自分の場合はこれがないと話にならないもあります。
具体的いえば以下の通りです。
➀AdobeAcrobatDC
➁Office(特にエクセル)
 様々業務行うにしてもこれがないと本当に話にならないのが雑感です。
確かに上記の代替ソフトはありますができないことが多いのも実情です。
 Office系統のソフトは特にGoogleworkプレイスでweb上で使えることもあり、「そんなんええやん」という人もいます。事実、スプレッドシート、スライドなども活用はしている私ですが・・・・
 どうしてもファイルにマクロ関数使われているものについては正規のExcelの方がいいです。スプレッドシート最大の弱点はマクロが使えないという点んです。例えば、簡易的に経営状況見るにおいてロカベン(ローカルベンチマーク 現在はウェブでできるが登録なども必須のためファイル形式でも持っています。)を見るときにそこで形成されているExcelファイルがマクロで構成されているとくスプレッドシートではどうしようもありません。おそらく既存で提供されるファイルにマクロも組まれるなんて言うことはいくらでもありますのでその点から正規のMicrosoftOfficeはあった方がよいかと思います。(補助金メイン業務のくせにスプレッドシートで十分言うてるやつ仕事してない説)
 また、AcrobatDCは本当になくては仕事できません。というのも電子定款認証等のいわゆる行政書士業務として法人に関する業務の中で電子証明書などの添付でこれでないと受け付けてくれません。それゆえにこれへのサブスク課金はしなければなりません。あと実際に使うと書類整理などには本当にこれがなくては始まりません。
 あとは業務業務に応じて専門化してきたときに入れるのがいいかもしれませんね。
 開業当初はホンマにオープンにいろんなことをやるぞくらいの腹でないとチャンスを逃しますしね。(このことは別記事で少し掘り下げて話しできたらと思います。)
 あと自分の使うwebサービス含めたソフト関係ではまとめると以下の通りですかね。

  • wise 行政書士事件簿作成システム(見積・請求は全てこれを使用し事件簿管理もこれで行っています。)

  • Jw-CAD(これは定番中の定番ですよね)

  • Zoom(無いと話にならないです。有料課金した方が本当にいいです)

  • ラベル屋さん(ラベル作成ソフト)

  • GoogleWorkspace(メール筆頭にクラウド及び写真管理、プレゼン文書作成、データ共有、メモ、サイト作成、ドメイン管理はすべてここに集約しています)

  • クラウド円簿(無料で使える会計ソフトですが初心者には難しいかも(;^ω^)あと電帳法の絡みからFreeeかMFクラウドへの乗り換えを検討中)

本体以上に周辺機器に凝る愉しみ

 実際、これはマジです。
特にプリンター、キーボード、マウス、モニタ類は本当に重要なところです。
実際、ノートPC1台でもできるーという人もいます。でも作業効率など考えたら必要だと思いますよ。実際、オンライン申請がまだできない分野はどうするのですか?コンビニでプリントできると言ってもそれは一部のファイル形式なの見落としていませんか?そしてコスト的にはコンビニでやる方が高くつくのわかりませんか?
それ故、ここら周辺機器は比較的こだわってゆくのがいいと思います。

レーザー複合機しか勝たん

 実際、これはマジです。レーザーでないと人様や申請書が滲んだり、インクがきれいに出なかったりのトラブルはあったりします。
 顧客、そして関係者に出す書類がそのような形では印象悪いですし、汚れたりかすれた請求書送付するのって失礼に当たりますよね。
 その意味において私としてはレーザープリンタをお勧めします。開業間もない状況でお金もそこまでかけれないならすぐにすぐ買えとは言いませんがこのクラスあたりならいいのではと思います。そして実際業務も増えてきて初めて格上のものを使ってもいいのですから。
 またスキャナもよく使います。書類をデジタルベースで残すといった作業にはこれがなくてはなりません。その意味ではADF機能付きは必須ですし、本やノートなどもスキャンする必要あるのでここらの機種が一番バランス取れているかなと思います。

なお、これを書いてる2月22日の今日、事務所で使っているレーザープリンタが昇天いたしました。たちまちは手持ちのインクジェットでいいけどこれかこれより格上のモノで私は考えています。(ホンマにお金が飛ぶ飛ぶ( ;∀;))

キーボード・マウス沼への誘い

 いや、PCですることってゲームでなくて文書を打つことでしょ。そして作図することですよね。そうなると結構、ここは凝った方が本当にいいです。
 私自身、色々やって今の構成に落ち着いています。多分よほどのことがない限りこの構成は変えないかなw
 使うキーボードそしてマウス・トラックボールは個々人の机の大きさ、そしてフィーリングによってかわりますので色々試した方が本当にいいですよ。
 自分の変遷をたどると、不明メカニカルキーボード(赤軸)+エレコムEX-Gマウス→ロジクールの廉価版キーボードとマウスセット→thinkpad trackpoint keybordⅡ(ワイヤレス)+ワイヤレステンキー+エレコムEX-GPROトラックボールという変遷です。
 スペースをコンパクトにしたいそして手を動かすのを少なくしたいという観点からこういう構成にしました。
 実際導入したマヒロおじさんは語る・・・・

実際、これは本当にそうです。自分は意図的にポインタスピードを遅くし、指に追従することを重視しましたが本当に腕を動かす必要が少なくなることは本当に快適ですね。
 また、ほんのわずかなことならば、thinkpadのトラックポイントでそのまま対応できるので本当に楽です。なによりコンパクトで、独立した方向キー、Fキーがあり、打鍵感も自分には好みでした。軽快かつ静か・・・そりゃ腐ってもビジネスシーンでの名機thinkpadの系譜、記事も長文になると大抵これで書きます。実際、出先にも持ち運べるコンパクトさは気に入ってます。
 もちろんこれは好き好きによりわかれるところです。これは本当に記事や文書を書き始めて色々探してみるのも楽しみかもしれませんよ。奮発してHHKBやリアルフォースもいいかもしれませんねw 
  僕が次変えるとしたらこの系譜でしょうかね・・・・

 なお、僕と同じ仕様は以下のようになります。

  なお、有線タイプなら安価に手に入ります。

モニタも自分にあったものを探してゆく

 ノートPCを前提にして話してますが小さな画面では複数の画面を並べたりすることは多々あります。小さな画面だとその限界を感じます。
 そこでモニタに関しては24インチ以上のものを僕はお勧めします。そしてゆくゆくはツインディスプレイまたは大型なタイプへの乗り換えもいいですね。
 実際、当初私は21.5インチモニタでしたがそれでも小さく感じました。現状は27インチモニタ1枚で運用してますがかなり作業はしやすくなりました。データを記載している文書を立ち上げつつ、ワード・Excelがすぐ入力できますから。
 ただモニタ類もこれも使用環境に合わせて構成していってくださいね。

サブ機としてのタブレットPC

 以上がメインPCについての話でしたが今度はサブマシンについて。
ただ、これは14インチ程度のノートPCで頑張るよという人にはいらないかな。事実そのくらいのクラスだと大抵持ち運びも容易なモデルになるでしょうから。
 ただ、自宅の据え置きパソコンを活かしてたい人にはサブ機としてのタブレットはいいと思います。
 出先で資料の提示、簡易な文書作成、メールへの返信といったのが実際だと思います。
 その意味ではタブレットで十分といえましょう。もちろん選ぶべきは何かというと、iPhone使いならiPadが一番だと思いますし性能は図抜けています。さすがにiPadproまではいらないとしてもiPadAirいや無印iPadでも十分じゃないかなと思います。
 問題はandroid使い、タブレットのためだけにiPadというのも何か片手に落ちるし、どうしてもandroidタブレットはどうしてもandroidスマホをただ大きくしただけだけどandroid特有のGoogleサービスとの親和性を失いたくないとなると・・・・
 そこでchromebookという提案です。実際これが自分にはフィットした。そして許すことならchromebookで全作業を完結させたいという野望もあります。メインマシンとするにはまだまだ克服すべき課題が多いですがサブマシンとしてならこれは本当にいい。タブレットでは足りないところ、そしてPCまでは必要ないところをちょうどよく補ってくれる感覚です。
 実際これ自身がPC用OSという建付けなのですが本当に作りはほぼandroidのそれ・・・そして何よりも動作が軽い。ヘビーなことはできないにしてもこういうタブレットで想定される使い方はchromebookで十分みたします。
 自分が使っているのがGooglepixelslateというiPadProにぼろ負けした過去を持つGoogleの黒歴史なタブレットPCですがもう買えません。もし自分が更新するならこれにするかな・・・

仕事してゆく中で改善するーこのことが愉しみに

 以上御託ならべましたが開業3年の実感としてはこんな感じかな。
 ただ、周辺機器などいきなりドンとお金をかけることは難しいでしょう。
そして、業務自体も実際やり始めると当初自分が考えていたこととは違うことになったという人もたくさんいます。
 その意味では少しづつ整えてゆく愉しみを味わってみませんか?
ある意味これも業務の醍醐味です。
 記事を書くことが多くなったからいいキーボードにするとか相当処理することが増えたからPCを性能アップするといった具合に。
 こういう愉しみも仕事の一環と思えば電気屋さんとかそういう見るのも楽しくなりますし、何より機器がアップデートされることは自身の成長でもあるわけですからね。
 普通、必要がなければモノを欲しがらないわけでこういうものが欲しいといったっている時点で成長だと考えていいと思います。
 まずはWindows11対応できるPCとレーザープリンタからはじめませんか?
そこから徐々に成長してゆきましょう。私もまだまだガジェットの旅は終わっていません。
 そんなこんなでもう7000字オーバー、ヲタク特有の早口でお送りしました。また次の記事でお会いしましょう。

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