AsakaFumitaka(あさかふみたか)@Office_ASAKA

お酒にまつわる仕事をしています。日々の暮らしの中に息づくお酒に関する雑感を、書き留めま…

AsakaFumitaka(あさかふみたか)@Office_ASAKA

お酒にまつわる仕事をしています。日々の暮らしの中に息づくお酒に関する雑感を、書き留めます。

最近の記事

お酒の特別な貯蔵法(手続きの話)

 10月1日は日本酒の日。この間までは新たな酒造年度の始まりの日だった。今年の収穫米での仕込が始まる。  造りが始まることで、新酒への期待が高まるが、この時期に出荷される日本酒は、夏を越して最も飲み頃の品質となる。全国の国税局による鑑評会の対象酒でもある。  日本酒にとって、夏の間の貯蔵方法は重要であり、各蔵元では熟成のさせ方を工夫し、中でも特別なものはニュースとしても取り上げられる。  暑い夏の間貯蔵する場所は、風穴や鍾乳洞内、湖底など自然を生かした、消費者が涼しさをイメ

    • 禁酒令の「酒」って①

      【禁酒令下の酒】  現代版の禁酒令では、飲食店が、「酒類」を提供することを終日自粛するよう要請しているほか、客の持ち込みもだめだということらしい。  飲酒によって、気が大きくなったり、大声を出したりするので、お酒を飲むこと自体が「悪」なのだ。 【飲食店の対応】  お酒の提供を主としてる飲食店にとっては死活問題。自粛要請を無視し、罰金を払ってまでも、営業時間の短縮をせず、また、お酒の提供も続けているお店もある。  要請に従いつつ、知恵を出して営業を続けるお店もあるが、お酒に関