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「愛or恐れ」の二元論と創造のしくみ

何かに迷った時。大きなことでも、ささいなことでも。
「恐れ」か「愛」そのどちらかしか、世界には存在しないと考えてみると、迷っている、あるいは苦しんでいる要素の本当の意味を感じることが出来て、答えが引き出せたりします。

この世を構成している「陰と陽」として、その二元の法則(恐れか愛か)を感じて、考えてみても良いです。感情をなるべく鎮めるようにして分析してみると、あるいはそうでなくても、必ずどちらかに当てはまるはず。そして「愛」のほうを選択するようにしていく。

すると、人生は少しずつ、時に格段と、明るく、創造的なほうへと好転していきます。

もう少し掘り下げてみると、「恐れ」とは、言い方を変えると「嫌悪」であること、または密接につながっていることが多い。恐れているなと自覚がある場合、それをどんどん掘っていくと、実は相手(やその物事)への蔑みや、嫌悪感、軽蔑が深く埋まっていたりする。

それを見ていたくなくて、自覚しているのがいやで、魂は(輪廻で持ち越した場合)、あるいは人格は(今世の過去の場合)嫌悪を恐れという別の感情に変換して、本来の嫌悪感を深いところに隠していたりする。

これは、女性や優しいタイプの人格や、魂の古い、人間以前の層の場合に起こり易い。自分は「憎んでいる」のではなく「恐れている」のだという変換。被害者意識をパターン化してしまい、実際に恐れてしまうような現実を呼び入れてしまう、又はいつも恐れているような人格に。

一方で、男性や強い立場の人、権力や地位ゆえに自分の弱さを認めにくい、認めたくない人格や、その性癖があてはまる魂の場合、「恐れている」ことを隠すために、憎しみ、怒りを相手や、対象の物事に向けたりする。

それぞれ情報の変換が起きていますが、憎しみ・嫌悪はイコール恐れ、であり、それらは「愛とは真逆」である。宇宙の創造の力、調和の仕組みは「愛」なので、憎しみ(嫌悪)も恐れも、それらが形を変えた何か別の感情や思考癖、行動の選択なども、

冷静に分析出来れば、「愛じゃない」ことが分かって、それが自分の創造や調和や(利己的でない、人や世界と分かち合う)喜びの流れを阻害している、真の幸せ感を得られないようにしている、ということに気付けたりします。

また、ささいな事をひとつひとつ、ポジティブに捉えて上記の法則で選択していくと、そのささいな「愛」の積み重ねが、より大きな現実を創造するエネルギーになって動いて行きます。

足りないものに目を向けてストレスを感じるのではなく、目の前にある選択肢、ひとつひとつをポジティブな愛に変えていく。そうすると、次第に、後から色々な要素が付いてきて、大きな幸せ感、充足感につながっていきます。

ただ… 自分も、うまく行っていて何でもうまく運べた時と、そうでない時、どちらも経験しているので分かるのですが、どうしても、足りないもの、や、自分の現実から排除したいもの、についてばかり、意識が向いてしまう時もあります。

なぜ?? 奪われたから。壊されたから。それがショックで、悲しかったから。… そうすると人は、その時の自分の感情に固執し、奪われたものや壊されたものに関する喪失の記憶を自分にインプットし、それを取り戻そうとしてしまう。ある意味、囚われてしまう。

なのできっと、家系的に、ポジティブになりにくい、物事を否定的にみがち、感傷的、悲観的、などの人々は、きっとご先祖様が、大変な思いをしたのかもしれません。不当に壊され、奪われたのかも。世界の複数の研究で、そのような記憶は深く刻まれ、子孫に遺伝子で伝達されることが、近年分かってきているそうです。

あなたが執着してしまうもの(感情や事象)は、あなたが過去生で、あるいはご先祖の誰かが、不当に奪われたもの、なのかもしれません。

だから…「先祖供養しましょう」という意味ではなくて。悲しみや恐れに執着してしまう家系や自分自身のことを、理解してあげて、それでも、宇宙の創造の法則は上に書いたように出来ているので、どこかで切り替えて、少しずつでも、創造的になれる、自分自身を人生を通して磨いていける、周囲と真の喜びや調和を共同創造できる人になっていけるように、していきましょう。

ヒーリングでは、自分自身にアプローチし、遺伝情報さえ変えていくことが出来ると考えます。それにより、時空を超えてその情報を共有している家系にも、魂でいえば、ソウルグループにも、その癒しの光が、伝わっていくと考えています。

恐れと愛は、正反対のこの世界の二元。善と悪というよりも、本来は愛か恐れかということになります。

そして、愛でないものは、一見「恐れ」のようには見えなくても、掘り下げていくとやはりそれである、ということになる。

足りていないものに執着したり、現実から消したいものに意識を向けてストレスを感じるのではなく、

ひとつひとつ、些細なことに、愛の響きを注いでいくことで、必要なもの、必要なこと、あるべき幸せや創造の力は、あとから付いてくる。必要なもの、場所、人、知識、などを通じて、現実が愛に満ちたものへと、育まれていきます。

愛か、恐れか。

感じてみてください。時々思い出して、自分の抱えている問題や、ストレス、感情を、掘り下げることに役立ててみてくださいね。

Love and Grace
Amari