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創造主は自分自身

メタフィジカルな話になると「現実は自分が作っている」とよく言います。スピリチュアルな世界ではいわばそれは常識というくらい、基本の考え方。形而上的な事に関わる今の仕事を始めてからこの手のタイトルや内容では、何度文章を書いて来たかしれません。100回以上かも。。

けれども後にも先にもやはり、それがリアルな真実。私たちが生きている世界の法則ということになります。ただ感情が邪魔をして、なかなか変えていくこと、自分が望む方へと現実を変えていくことが出来ない。という、冷静に考えてみるととても不思議な、まるでマジックに掛かっているような状態で生きているのが、私たち人間。まあ、要するに、ある意味で、マジックに掛かってしまっているのですよね。。

けれども「神」なる世界(それは私たち自身でもあるのですが)は、理由があって私たちにそんな状況を与えている。感情とは悪いことばかりでなく、それが齎す豊かで奇跡に満ちたメカニズムも隠されている。例えば、愛や喜びを人と共有することで、ミラクルは本当に起きる。人が2人以上居ればそこには量子的な「場」が生まれて、エネルギーが動く力が増します。

怒りや憎しみなど、よくない感情が人を動かすと、そこには負のエネルギーの連鎖が生まれ、また、悲しみも生まれる。それは来世や、肉体的な子孫にさえ受け継がれて、今世や、自分ひとりでは済まないネガティブな創造のもとになります。そう、そんな情報をシステムの中に持っているから、最初に書いたように、「自分が現実をつくる」にあたって、ネガティブなものが生み出されてしまうのです。

自分で現実を作っている、と言われると人は、特に苦しい思いや悔しい思いをしている人は、かえって落ち込んだり怒ったりすることもあります。でも、それが宇宙的な物理の法則、エネルギーと物質の量子的な法則であるということは、私たちに変えることは出来ないので、冷静にその仕組みを知り、「自分」に含まれている多くの(過去生や家系や人類の遺伝子から受け継いでいるもの)情報を、変えていくことで、現実を望むように、変えていくしかない。「神なる世界」(=本当は私たち自身の神の部分)はそんなことを私たちに体験させ、ネガティビティに塗れた人間界から抜けていくという学びを望んでいる。

ひとりひとりが、愛や優しさ、感謝や、純粋さ、地球に対する敬意、などの利他のフィーリングに満たされていくこと。それが、私たちが与えられている宿題。生まれ変わってずっとこれをやっているのですが、最初に書いたように沢山の嘘やまやかし、マジックが仕掛けられているので、なかなかそこに辿り着けない。今はまだそんな時代の中に私たちは存在しています。

古代と言われる時代、人はおそらくもっと純粋で、情報や知識というのではなく、自然界と近かったという意味で賢く、謙虚で、それゆえに幸福を感じていたのではないでしょうか。古代の初期は、まだ祝福が多く人間界に降りてきていたのでは、と個人的には思っています。「神々」の気配がひいていき、いわゆる中世「暗黒時代」を迎え、そこからまた浮上しつつある。

今は、いろいろなエネルギーや情報や技術・知識が交錯し、その中で、さあどう生きるのか、何を選んで毎日の時間を過ごすのか、と、突きつけられている時のように思います。そこで鍵になるのはやはり感情で、「今この瞬間」に、どのような感情を抱いて、感じているか。その積み重ねが自分を作っていく。自分を、というのは、明日、未来の現実の創造の流れも。健康や、運などのエネルギーの設計図も。

現実と、感情は、それゆえに、とても密接に結びついていて、無意識の部分も含めて、思考回路や感じ方・受け止め方などの情報処理のパターンが、自分の現実を創造する文字通りパターン(型紙)になっているのです。自分の過去生の無数の体験や、家系や民族性・国民性もあるので、自覚がない部分がほとんどですが、その結果出来上がった「自分」がやはり、「自分の現実」の創造主、ということになります。

感情や、思い癖、思考癖、偏りなどを見直していくことで、よりよい現実を生み出していける。もうそうとして言いようがなく、一人一人がその問題をクリアしていくと、国や、社会、世界が、よりよくなるという仕組みは、変えようがない。気づいた人から、創造主として自分の人生を良いほうへ。良い、というのは思い通りになる願望成就という意味ではなく。人や世界と調和し、自分らしい魂の輝きを自己表現や創造に繋げていくこと。

100回以上書いて来たような気がすることですが、今日もまた書いてみました。読んでいただきありがとうございます。

Love and Grace
Amari

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